2014年12月31日
静音化 5 (遮音材)
100Hzから遮音できる遮音材を探します。
そもそも遮音性能はなにに依存して決まるのか?
それは、面密度 (`・ω・´)b。
つまり単位面積あたりの重さに依存すると言うことです。
より遮音性能を高めるには、素材の厚さを増すことにより面密度を高めます。比重は決まってますから、厚さを増やすしかないと言うことです。
面密度の観点から、遮音には金属板が高性能と言うことになります。
格金属の比重は、鉛 11.34、鉄 7.85、アルミ 2.7
面密度だけでざっくり計算すると、鉄板 10mmの遮音性能をアルミ板で出すには、アルミ板 29mm必要と言うことになります。
まあ、価格や入手しやすさから、鉄がだとうでしょうね。
実際、YouTubeで0.27mmトタン平板(亜鉛めっき鋼板のこと)をフロアやドアの遮音材として施工されている動画がアップされています。この方はすごいです。目からうろこです。おそらく独学?経験?からこうなったのだろうと思いますが、すべて理にかなっています。
次は、建築素材で使われる、遮音シート。
有名ところは、シャオンスター(三菱樹脂)や、遮音シートJシリーズ(日東紡マテリアル)ですかね。
これらの製品は、ほぼ同等性能です。
遮音シートJ700は、幅940mmで、1メーターあたりだいたい1000円です。面密度 2.1Kg/m^2。
トタンのメーター単価はもっと安いです。
シャオンスターも遮音シートJシリーズも、100Hzあたりから遮音性能をもってます。
しかし、やはり100Hzという低音域の遮音性能は低いです。
というか、100Hz付近から効率よく遮音、制振できる素材は存在しないようです。
そりゃそーですよね。あったらみんな使ってます(笑
調べた結果、遮音材として用いることができる素材は、
金属板か、建築用遮音シート(特殊ゴムシート)だけのようです。
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Posted at
2014/12/31 01:17:18
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