エンジン修理(その1)
1
通勤運用で1か月ほど様子を見たところ、エンジン回転に同調したカチャンカチャンという異音以外、始動性や吹け上がり、エンジン出力に特段の問題はなさそうという結論に達しました。
とは言え異音が出てるのは大問題な訳で…
2
タペット調整をしても効果は見られず(そもそもそんなレベルの音量じゃない)、となると症状的にカムチェーンくらいしか音が出る場所ないよね…
という訳で腹をくくってバラしてみます。
3
んで、行程2の状態にするには自動車のオルタネーターにあたるゼネレーター(要は発電機)のローターとステーターコイルを取らなければなりません。
ステーターコイルはともかくローターはクランクのテーパー軸にがっちり喰いついてるのでプーラーで引っ張らなくちゃならんのですが、ローターの縁に爪をひっかけるタイプではまず抜けないどころか最悪ローターが割れます。
素直に画像のようなボルトで引っ張るタイプを買いましょう。
ちなみに画像の物は廃材で作った自作品、特殊工具なんて久々に作ったよ…(^^;
4
ローターとステーターコイルを外して状態で観察したところ、オートテンショナーがあるにもかかわらずカムチェーンに弛みがあることが判明、一応テンショナー確認してみるとすでに目一杯伸びていました。こりゃ音も出るはずだわ…┐(´д`)┌ヤレヤレ
5
チェーンガイドを引っこ抜いて確認したところ、素直に抜けた上側には明らかな摩耗が確認できたのですが、下側がさっぱり抜ける気配がない。
もしやと思いシリンダヘッドを外してみたところ、矢印で示した突起がシリンダに設けられた窪みにハマり、シリンダヘッドとの間に挟み込むことで固定する作りになってました。(#`Д´)ノノ┻┻;:'、・゙
6
つまりあれだ、カムチェーン周りを直そうと思ったらシリンダヘッドを抜かなきゃいけなくて、シリンダヘッドを抜くということはスタッドボルトを共用してる都合上、シリンダの付け根のガスケットを交換しなきゃいかんからシリンダも抜かなきゃならないと…酷ぇ作りだ…orz
7
そんな訳でシリンダを抜いてみたんですが…
うん、上面はスラッジで真っ黒、ピストンリングも溝がスラッジで詰まってまったく動かない状態でした。
…まあ元々カムチェーンがズレてた不調エンジンだし、そもそも20年物で恐らく10万㎞超のエンジンって事を考えるとまだマシな方なのかもしれません…(^^;
カムチェーンガイドの構造も、異音が出るまで摩耗する状況なら腰上をオーバーホールするくらいには消耗してるはずだからバラしてよって設計側のメッセージなのかも…。
8
そんな訳でお掃除しました。
掃除して始めてピストン上面の形状がわかったんですが、ちゃんとバルブリセスが切られてたんすね。
カムタイミングがズレてたにもかかわらずピストンとバルブがごっつんこしなかったのはこれのお陰かも…(^^;
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