ぱぐは昨年2022年1月に脳内出血してしまい、幸いにも搬送された病院に着いたら脳外科医が夜の当番で居てくださったことですぐに手術となりました。
翌2月までに延べ3回行ったとのことですが、脳内に出血した血液を放置してしまうと障害が発生してしまうため、脳内に出血した血液を取り去ること。この手術をしました。
頭に電磁弁を埋め込んでポンプ代わりにして血液を吸出します。ポンプは頭皮の下に埋め込んでます。
そのポンプにチューブを繋いで脳があるギリギリのところまでチューブを持ってきて吸出します。
そのチューブは、頭蓋骨からこめかみを通り、首を通ってあばら骨のところをつたい、胃袋に当初繋いでました。胃袋から体外に出血した血液を出すわけです。
当初はそれだけでは出血がおさまらなかったらしいので更にへその上あたりに穴を開けてチューブをそこからも体外に出して出血した血液を放出していたそうです。
今どきは、そんな手術をおこなってでも人の命を助けるんですね(。>д<)
手術した医療センターには翌月2月まで居てリハビリしてました。
ただ、その時点で知能指数が当初の1/3まで下がってしまったんだそうです。たちまちそこでのリハビリは、身体を動くようにする為のリハビリでした。
翌3月からリハビリ専門の病院に移って、身体を動かすリハビリと頭を使うリハビリを徹底的に行いました。
そこの病院は、リハビリ専門で治療は基本行うことはないんです。
リハビリ機材が所狭しと揃っていて、基本リハビリは1日3時間レベルなのですが、ぱぐは復職するためには労働時間並にリハビリしなきゃ復職できない。と思い、主治医とリハビリ師にお願いしリハビリ機材が空いてるときには自由に使わせてもらい、また機材が空いてないときには院内廊下をウォーキングして1日8時間以上身体を動かすことをしました。
あと頭を使うリハビリ機材も使わせてもらってましたが、それだけでは足りないと判断し本屋さんでクロスワードやら頭を使う本を述べ30冊以上やって頭を使いまくりました。
……おかげで退院するときには、知能指数が1/3まで落ちてしまっていた状態から元の状態まで戻ることが出来ました。
これには主治医もビックリされてました。
脳は使われてない部分の方が沢山有るというので、そこが動いてくれて元々使われていた脳の部分に繋がってくれたのでは?と言ってました。
どちらにしろ、元の状態まで戻せましたので感謝しかありません。
その後、そのリハビリ施設から紹介を受けて自宅の有る東広島の病院に移りました。
その病院は、更に上のレベルのリハビリをしてくださるとのことで、特に私は脳内出血しましたので国内では基本、運転免許証を剥奪されてしまいます。
しかし、その病院は広島県で唯一、自動車学校と提携を結んでおり治療の一環として通わせてくれるんです。
医師が認めてくださった患者(大丈夫だろうと)であるなら病院のリハビリ師と同行して通わせてくれるとのことで、一所懸命30年ぶりくらいになる自動車学校のコースで学びました。その後、屋外に出て問題なければ免許証が戻るとのことで、ぱぐは問題なく合格頂き免許証は戻ってきました。
脳の病気をすると、こういった大変な事案になるんだよということを知っておいた方が良いかと思います(^^;
ちなみに、ポンプ代わりに身体に埋め込んだバルブや血液を吸い取るためのチューブは身体に一生残ったまんまです(。>д<)……まぁ、身体に害の無い成分で出来てるとは言いますが(^^;
ぱぐは幸運でした。
障がい者手帳を持つことになってしまいましたが、免許証も戻り、仕事も元の職場に戻らせて頂き今は日々感謝の思いで通勤の毎日です(*´∇`*)
Posted at 2023/07/14 05:16:35 | |
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