2006年10月26日
ラジコンドリフト練習方法とセッティングについて少々・・・
動画の載せ方を習得するまでしばらく時間がかかりそうなのでテキスト掲載に徹しようかと。
*”特訓”という言葉が多用されていますが、”時間も日焼けも忘れ熱中し楽しむ”と翻訳しながら読んでください。
ラジドリを始めたばかりの頃。
セッティングは適当、キャンバーゲージも持たず。
→今思えば最初のうちから必須でした。
ここで、順番は違うけどセッティングのせいで迷宮入りしないための基本を記します。
最初はフロントもリアもキャンバー2度から始めてとりあえず走行。
練習しているうちに回り込み過ぎる場合はフロント2度、リア3度としてみる。
それでもスピンに悩まされるなら、フロントのキャンバーを減らすかフロントに約70~100gのオモリを載せてみる。
**ただし、アンダー傾向でなかなかテールスライドが始まらないくせに、一旦テールスライドが始まると即スピンしてしまうという怪現象が存在します。
そんなときは、リアグリップが強いという判断となります。
慣れてくればこんな状態でも許容範囲内となるのですが、そうでないうちは樹脂リングだけ新品に替えて、ゴム部分が接地しないような低グリップのタイヤを試してみましょう。11月5日と26日のブログを参照してみてください。
アンダーが強い場合は、フロント3度、リア2度としてみる。
それでもアンダーが強い場合はリアのキャンバーを減らすかリアデフをデフロック(スプール)にしてみる。
いろいろ楽しみながら試してみてください。
雑誌に載っている有名人のセッティングを真似てもいいと思います。
*最初からベストセッティングはできないものと割り切りましょう。
(ベテランドライバーがマンツーマン指導できればラッキー)
*自分自身の練習とセッティング試行を交互にやっていくうちに身についてきます。
オススメのセッティングをここで紹介。
フロントもリアもデフロックとし、センターシャフトのみワンウェイにしてみる。
ワンウェイ特有の過敏なスピンもマイルドな特性となり、それでいてサイドブレーキのような効果もしっかりあります。
S字で回頭を始めるまでの約0.5秒の待ち時間が不要となるので振り返しも早くなり、D1クラスの追走ドリでも有効かと思われます。
キャンバーは、リアよりもフロントが負けるくらい(弱アンダー)の設定を実走行で探し出します
迷ったらフロント3~4度、リア2~1度がおすすめ。
セッティングについて効果の強い順に並べると、
1.フロントとリアのグリップバランス。
2.デフの選定
3.フロントに載せるオモリ
・・・それ以上にドライバーの精神状態も大きな影響を及ぼします。
話は戻り。
定常円旋回もできず、8の字なんかできやしない。
とりあえずUターンから始めたよ。
この頃はドアンダーに悩まされていました。
でもコツをつかんだのです。
アンダーでも車体が回頭を始めるまでの約0.5秒を待ってアクセルonでドリフト状態へ遷移。これでドアンダーの悩みは解消。
ここでアンダーとは、旋回しているがフロントのグリップがリヤよりも負けている状態。
ドアンダーとは、ステアリングが切れているのに車体が真っ直ぐ突進する状態。
とにかく特訓です。
車体の回頭を見てすばやく意識せずに反射的にカウンターで修正できるようになるまで。。。
いよいよ定常円旋回。
が、、、まったくできず。
これもひたすら特訓でした。
最初は180度旋回する間に次の360度旋回のための進入姿勢を整えるといったカンジで楕円旋回から始めます(Uターンが2つ繋がったようなもの)。
慣れてくると90度旋回するとき既に180度旋回のための進入姿勢を整えることができ、真円に近い動きを連続して行なうことができます。
車体の動きを予測するってやつです。
大きな円も小さな円もできるようになるまで特訓あるのみ。
定常円旋回ばかりだと飽きてくるので、S字ターンも少しづつ特訓開始です。
定常円旋回がある程度できるようになるとS字も感覚的に操作できるようになっているはず。定常円旋回ができるということは、進入姿勢を常に整えられるつまりスライド量と回頭のコントロールが身に付いているということになるのです。
ここまで約2ヶ月かかりました。
次は8の字です。
S字ができても8の字は段違いに難しく感じると思います。
でも成功率が低いながらもできるはず。
8の字が美しく安定して連続してできるようになるまでさらに2ヶ月くらい要しました。徐々に成功率が上がってくるカンジです。
成功したときの車速をしっかり記憶し、思い出すようにしましょう。
回頭するタイミングとアクセルのタイミングも記憶し、思い出します。
うまく説明できなくてごめんなさい。
動画の掲載方法がわかったら動画を載せるのと同時にもっと詳しく説明しようと思います。
・・・しばらくお待ちを。
この頃からサーキットデビューです。
YATABEアリーナには常にドリフトファン達が集まっているので、話しかけてセッティングのことや操作法など訊いてみましょう。アドバイス全てが正しいとは限りませんがみんな手探り(僕も手探り)なので矛盾があっても恨まないように。
ベテランドライバーが走らせている様子を見学してもためになります。
次は最も難しいと思われる3発振りとスラロームについて紹介します。
・・・しばらくお待ちを。
ドリ特訓中に集中力を維持するにはチョコレートですよー。
でわ。
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Posted at
2006/10/26 16:25:53
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