
今日の画像は仲睦まじい2匹。
仲良きことは良きことかな。
さて、今日の日記は、ねおたまのオタク?と言いますか、好きなもの全開の日記です。
全くクルマとは関係ありませんので、悪しからず。
さて皆様、「光る君へ」を観ていますか?
私はなんとな〜く観ております。
学生時代ワタクシの周囲では、「あさきゆめみし」と言う漫画が大人気でして。
ハイ、源氏物語です。
皆様うっとりしながらどハマりしてたのですよ😄
大和和紀さんの漫画です。
大和さんは好きな漫画家さんで、ワタクシは結構作品を持っています。
中でも「はいからさんが通る」とても好きです。
伊集院少尉に憧れ、編集長のお耽美ぶりに惚れ、でも1番好きなキャラは、紅緒の親友の環とくっつく鬼島さんだったり😄
そんな私でも、何故かあさきゆめみしには食いつかなかったのですよねー。
まず、主人公の光源氏が大嫌い。
私からすると、マザコンで、ただの女たらしとしか思えず、こんな野郎は滅べと言わんばかりに苦手な種類なのです😅
まあ、時代考証を入れても、どーしても苦手なんです。
どこか甘えん坊のダメンズに見えてしまうのですよね。
なのに周囲は、なんでこんな野郎の好色一代記に萌えてたのだろ?
いやぁ、あの頃には分からなかったよ。
皆、源氏に愛される女性達の儚さや切なさに共感してたのね。
源氏物語では、女性一人一人の性格境遇など、本当に事細かく描かれています。
男から見たら、嫌よ嫌よも好きのうちで片付けられる部分に、女性としての性がたっぷり秘められていて、その部分に共感してキュンキュン来てたのかな、と思えるのです。
これは吉高由里子さんの演技の素晴らしさのお陰かもしれませんけど😅
ワタクシ、女子力は今だに底辺の人間なのですが、些か人生経験を積んだ今の方が、源氏物語が面白いと思えるようになってきましたよ。
きっとあの頃私は、皆よりお子ちゃまだったのでしょうね。
源氏物語の中に流れているのは、女性の不自由さや息苦しさだ。
男の身勝手に泣く姿の中にそれを感じます。
色々な登場人物の中で誰が1番好きかと言うと、ワタクシは末摘花さんですかね。
色々ズレてるし、大体不美人だけれど、とても純粋で可愛いと思ってしまうのです。
そしていちばん理解できるのは、六条の御息所さんかな。
出家してしまう彼女の気持ち、本当に分かるわ〜と思いますよ。
そして一番割を食ったのは、紫の上だと思います。
最も寵愛されていたと言いますが、それは男側の勝手な視点でしょう。
どちらにしろ、源氏はひらひらの、能天気な甘ちゃん僕ちゃんの蝶々ですね。(酷評)
…と、毎週雅な気分になるワタクシでした。
大和さんと同時代の漫画家さんは、とても力のある方が多く、特に時代物を描かれている方は本当に素敵です。
ベルサイユのばらにせよ、日出処の天子にせよ、ファラオの墓にせよ、ワタクシの大好物だったりします。
さあ光る君へ、待て次回だ。
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徒然
Posted at
2024/09/30 23:10:43