
新しい国民の祝日を祝い,山の日記念事業として北アルプス入門の山とされる燕岳に登ってきました。
本当は・・・北岳に登りたかったのだけれど,家内や子供の体力・筋力不足でダウングレード。とは言っても,高低差1300mはあるので,なかなか食べごたえ満点の山なのです。
実はこの山,わたくしがまだ学生だった20年以上前に登っているのですが・・・その頃は団塊の世代は労働するのに忙しく,あくせく働いている時代です。登山道も山小屋もひっそりした雰囲気だったのですが・・・今はどうでしょう? 下手な繁華街より人がいますよw しかも若いおねーさんも山に登ってますww 昔は一人で山を歩くねーちゃんなんていたら,「どーしちゃったの,なんでこんなところに紛れているの?」って心配されてしまう,そういう時代でした・・・--;) とにかく,汗臭く血なまぐさいスポーツ?というか,スポーツに分類していいの?という雰囲気だったような。。。
『時代は変わりました!!』
7月が海なら,8月は山です!!(爆)
老若男女,山さ登らにゃ~~って感じです。
ついに,登山も一般国民に広く認知される時代となったわけです。
長男が何を思い立ったか,『槍ヶ岳に登ってみたい』(Rクライミング始めようよと同僚に誘われて何十年ぶりかに『ヤマケイ』何ぞを買ったのだけれど,その中の写真に魅せられたのだろう。確かに槍は見るもの登るものに強力なインスパイアを与える山だ)という訳で,槍ヶ岳に登るためのトレーニング登山を兼ねた山の日記念事業なわけである。
予想通り?すごい人だ。
穂高駐車場発0448のバスに乗りたかったが,我が家からだと順当に4時間以上の道のり。寝坊して出発は0130,朝食を済ませて0600頃に穂高駐車場につくが,奥に4台くらいしか止まれない状態。70ちゃんで行ったので,心配だったが端の良い場所に止められた。次のバスを待っていたら,出発も遅れるのでタクる事にしたが・・・トイレいきたいだなんだで結局,登山開始は0830。第2便のバスが到着し,追いつかれる前に燕山荘の天場に設営してしまいたいが,問題は家族の足の遅さ・・・--;)
急がせれば,バテるのでペースメーカーの家内をコントロールして極低速で歩かせるが,オラには遅すぎる・・・もっと早く次の足を出したいところだが,行動不能になるのが怖いので仕方ない。1200合戦小屋到着,いや時間かかりすぎ。昼食をとりながら「早く燕山荘に上がらないと天場無くなってしまうよ」と言っていたら,隣りのオジサンが「1130に燕山荘の天場はすでに一杯になったそうですよ」と教えてくれたので,飯も早々に急きょ合戦小屋の天場に幕営することに・・・。案外,テントもって山に来る人も多いという事か。ああ,稜線上での幕営ならず,無念。
先客が2組いて,当社は3組目。家内はダウン,よんでも返事がない・・・ただの屍の様だって状態になっている・・・^^;)
息子たちは割と元気なので,この日のうちにライト&ファストで燕岳アタック。コースタイムでは往復3時間,ほぼ空荷だから余裕でしょ。と思ったが・・・ほかの登山者が遅い(これは仕方無いことですけれどね・・・),追い抜けない(登っている人の数が多すぎ)&子供たちの足が空荷なのに思ったより遅い,というか荷物背負っている速度と変わらんw 燕山荘まで到着したが,今までのペースと山頂の往復時間,帰りの時間を鑑みると行動限界時間をオーバーしてしまうので下山することとした。明日はどうなるかわかりませんが,明日もありますしね。
ハードなアクティビティのお楽しみはやはりビールと食事!!
合戦小屋は松本名物のスイカを提供していますので,スイカを喰いながらビール。
普段なら絶対ありえない組み合わせですが,乾いた体に染み渡る。
そして食事はお待ちかねのハンバーグカレー! ハンバーグは要冷蔵品ですが,凍らせ新聞紙にくるみ保温シートに包み運んでまいりました。温キャベツの味噌汁に我が家で獲れたトマト。アルファ化米は普段なら食えたもんじゃないですが,山で喰うと全然OKですわ。
合戦小屋の天場もいっぱい・・・出るのがもっと遅かったらどうなってたか。。。
Posted at 2016/08/14 23:06:45 | |
トラックバック(0) |
山 | 日記