996 か 997 か！？ （1） 996カレラのスペック編

さて、996か997のカレラだなと絞ってはきましたが、、、

996は後期型末期モデルでも10年選手なので流石に不安もあります。
ところが先日「おぎやはぎの愛車遍歴」で松任谷正隆氏の現在の愛車の1台である996 GT3が元気に走り、かつ本人のこれまでのベスト3に入るお気に入りということで、やはりこれは996も候補に入れるべきと再認識した次第。何と言っても997より当然中古車価格も有利ですからね。
（GT3はまだ高いけどｗ）

まずは996 カレラのスペックについて、概要をまとめておきます。（Wikipediaを思い切り参考にしています）

前期モデル


後期モデル



■ 996カレラのスペック　　（）は後期。

- 水冷6気筒 DOHC 3387cc　(3,596cc)
- 300PS（320PS）/6,800rpm、35.7kgm（37.6kgm）/4,600rpm（4,250rpm）
- 全長 4,430mm
　全幅 1,765（1,770）mm
　全高 1,305mm
　ホイールベース　2,350mm
- 車両重量 1,320kg

911の5代目モデルで、1998年〜2002年まで生産されたのが前期型、2004年までが後期型。
初めての水冷エンジン。

コスト削減と言われていますが、車体前方部分がボクスターと共通部分が非常に多く、いわゆる涙目と呼ばれたヘッドライトは賛否ありますね。因みに自分は別に嫌いではありませんが。2001年に発売された911ターボと後期型ではヘッドライトの形状が変更されています。

トランスミッションは、
前期は、6速MTは2ベアリング。ティプトロニックSはZF製。
後期型では増大したパワーに対応して6速MTが3ベアリングにグレードアップしたほか、5速ティプトロニックSはメルセデス・ベンツ製に変更された。


後期型シャシーはフロアとルーフ中心に補強され、前期モデルより捻り剛性および曲げ剛性で25%向上しているが、重量は25kg増加。

後期では、サスペンションのセッティングも変更され、フロントの伸び側が硬くされた。ブレーキサイズは変更なし。PSM(姿勢安定制御装置）は標準装備となった。


ということで、勿論スペック的に何の不満も無い訳で、やはりあとはその個体の状態次第ということですね。また、ボディ幅は997よりも4cm狭く（996後期）、機械駐車場の自分には小さ目のサイズが好感持てます。

あとは、、、
色々調べているうちに、996と997前期モデルでは悪名高い「インターミディエイトシャフト破損」（所謂インタミ問題）という致命的トラブルが、僅かな確率ながら発生しているそうで…
本件は最新情報を集めて、別途記事にしたいと思います。

うーん、不安材料ですねぇ。