１台で済ませたい方にオススメ！

フロントはほとんどカイエンと同じに見えます。個人的にはカイエンも大好きなのでこの点は◎です。リアはテールランプ以外の造形があまりなくてツルっとしたデザインなので、好みの分かれるところだと思います。全体的にまるーいイメージですので、どことなくかわいらしさが残っていると思います。

ノーマルでは物足りないですが、少し手を加えると本来のエンジン性能を発揮します。

私の車両はエアサス仕様でタイヤは２０インチですが、コンフォートモードで走っていると路面の凹凸をうまくいなしてくれますし、スポーツプラスモードで車高も下げると、高速道路では路面にすいつくような乗り心地になります。モード切替に応じた乗り心地はとても満足しています。

トランクの積載量は、普段の買い物や遠出の旅行で不足を感じることはありません。時にはベビーカーも積んで荷物もガシガシ載せることもあります。

トランクの積載で唯一不足を感じるのはキャンプに出掛けるときです。クーラーボックス、テント、寝袋、椅子など４人分のキャンプ道具を載せるのはキビシイです。よって、私はキャンプの時にはＣＵＲＴ製のヒッチキャリアを付けて積載スペースを追加しています。

乗員キャビンの方は、マカンの車両サイズに対して狭いです。全長はさほど長くないので後席のひざ元に余裕がないのは仕方ないですが、全幅はしっかりあるのでキャビンの幅にももう少し余裕がほしかったです。

私の乗り方では街中では６～７Ｋｍ／Ｌ、高速では９Ｋｍ／Ｌ前後です。一般的には決してよろしいと言えない数値ですが、これだけのパワーと重量のある車両ですので、個人的には不満のない燃費です。

車両価格は前期型で約１，０００万、後期型で約１，２００万、これにオプションを加えるとさらに１００万～２００万します。

正直なところこの価格レンジだと他にもいろいろな車両が選択肢に入ってきます。ただ、運転する楽しさと家族の同乗を両立させる必要がある場合、個人的にはっピッタリの車であり、そのバランスを高いレベルで保っているマカンは素晴らしいと思います。