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イイね!
2020年12月05日

DPF洗浄@オートサプライ鈴木

DPF洗浄@オートサプライ鈴木 11月のDPF再生スパンの平均値が64kmと過去最低を記録しましたので、DPF洗浄をしていただきました。
と言っても唐突に依頼したわけではなく、ここ半年の再生スパンの状況からして、いずれDPF洗浄はせにゃならんなぁ・・・と考えておりまして、ドライアイス洗浄とATF交換でお世話になったオートサプライ鈴木さん@上尾に施工予約して施工していただきました。(忙しい中予定を組んでいただきましてありがとうございます!!)

直近のPMの堆積状況は以下の通りで、DPF再生直後で既にPM_ACC_DSDが3g/L程度あり、僅か44kmで再生という過去最低の記録となっておりました。
(グレーがPM_ACC_DSD、赤がPM_ACCで、再生直後、PM_ACCは一旦0になるものの、PM_ACC_DSDは3g/L程度残り、再生後少し経過するとACCの値がDSDの値に合わせるように急激に増加する傾向がありました。黄色がPM_GENで1g/Lにも達しない状態で再生に入ってしまう(笑))

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さて、洗浄ですが、作業時間は2日と少し、車両の状態によるトラブルもあったようで、なかなか大変だったようで、ご迷惑をおかけしました。

取り外し前に車両状況の確認、ECUからのデータを確認しDPF取り外しとなります。

これが取り外したDPF。
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右下に見えるのがDPFの差圧パイプで、上がDPF後、下がDPF前ですね。
(DIESEL2の添加はこの下のDPF前からとなります)

車両の下から覗くとこんな感じで取りついているようで、取り外すのは知恵の輪状態という事みたいです。(作業費用の金額に納得・・・、邪魔になりそうなストラットタワーバーは事前に取り外しておきました)
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取り外し後、洗浄液に浸漬、水洗い、エアブローなどを繰り返して、PMとアッシュを洗い流します。アッシュは溶かすことはできない(溶かすしDPFそのものも破損してしまう)ため、水分でふやかして洗い流すしかないとの事。

洗浄液に浸漬した後で水で洗い流しているところか以下の写真。
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DPFの下流側から水を注入して、差圧パイプの上流側及び触媒の上流側他から、アッシュ、煤が流れ出しているのが解ります。

回収できた一部が下の写真(トップ画像にも使用)でして、茶色がアッシュ、黒がPMですかね。こんなんがごっそり詰まったいたようで・・・。
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浸漬後にエアで吹いた直後は以下の画像で、剥離して飛び出したアッシュの塊が確認できます。(ここに出たものはDPFと触媒の間にあるセンサーの穴から排出されます)
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洗浄後に綺麗になったDPF(DPFと触媒の間からスコープ入れて確認されてます)
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組み付ける際にパッキン類は新品を使用し、暖気して水分除去、データをモニター、強制再生を処理、テスト運転などして完了となりました。
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受け取り後から約110km走行しまして、PM堆積のデータが以下の通り。

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PM_ACC,ACC_DSDとも0.4g/L程度からスタートして、110kmで4.7g/L程度と洗浄前からかなり改善されています。
途中まではACC<GENでしたが、途中からACC>GENとなり、徐々に乖離が大きくなってきます。これであれは120~150km程度まで伸びるかも知れません。

エンジンのフィーリングも改善しており、2,000r/minあたりで発生していたくぐもったような音が無くなり、かなり軽く回るようになりました。

施工後に再生が入ってませんので、これからどうなるか期待と不安が半々といった状態ですが、毎回60kmという状況からは脱せたように思います。
現状が素の状態で、それがどう変化するかがポイントなので、EGR制限プレートやスートルなどの添加剤、オイル交換などは暫くせずに、経過観察していきます。

*直近の再生の影響でオイル希釈が進み、あっという間にHとXレベルの間まで上昇しましたが、施工の影響を確認するためにオイルの量を調整するのみとしています。
こんだけ希釈されてもエンジンのフィーリングは絶好調、パワークラスターのエンジンオイル、私にとっては最高です。

ところで施工前のPM堆積状況のグラフですが、販社のサービス部門本部に問い合わせをお願いしておりますが、だいぶ時間が経過しましたが回答はありません。
元々回答は期待してませんでしたが、販売店にこのあたりの情報はないんでしょうね。
再生スパンが短くなったら、強制再生、それでもダメならDPF交換。それで直らなきゃ車買い替えてね~!!  が商売的には一番良いのでしょうが・・・。

自分としては保証とかリコール対応とかはどうでも良くて、こういった現象を生じるメカニズムが知りたいんですよね。
クリーンディーゼル自体、色々と爆弾を抱えているエンジンだという事は解ってますし、何もしないで10万km以上乗ろうとは考えてません。
理屈が解りそれに対する適切な対策が明確になっていれば、それに対しての費用はきちんとかけて維持したいと思ってるだけなんですよね。

まあ、それが通用しない顧客もいるでしょぅから、情報公開しない方が適切なのかもしれませんね・・・・。
初期型の外れのSHエンジンを買ってしまった人は、座して死を待つしかないのかな。

私はしぶといですよ~諦めませんからね(笑)
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Posted at 2020/12/05 16:20:52

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この記事へのコメント

2020年12月5日 17:41
ども、ご無沙汰しています。
遂にやったんですねぇ。
銀六号はまだ8万キロに届いていませんが、10万キロを目途にドライアイスクリーニング、DPF洗浄とダンパーマウントブッシュ類の交換を考えています。
差支えなければ前回今回の費用を教えていただけないでしょうか。
ここでの公表が憚られるのであれば、メッセージでお願いします。
コメントへの返答
2020年12月5日 18:16
銀六さま
ご無沙汰です。
ついにやりました。
銀六さんのご指摘の通りインジェクターもグレーゾーンなのですが、どのみちやらざるを得ないと思ってたので、まずはDPF洗浄してみました。
見積もりはメッセージでお送りしますね。
2020年12月5日 20:59
こんばんは!
色々試行錯誤してますね。

蝉の次の愛車(いつになるか分かりませんが)にはスカイDもいいかなぁ〜と思っていましたが、なかなか維持するのに手間と費用がかかりますねぇ(汗)

世界の不自然なまでの内燃機関撲滅圧力でスカイDに乗れなくなる(売れなくなる)前に、一度はオーナーになってみたいエンジンなので、先人達の試行錯誤などを参考にして、GかDか決めたいと思います。
コメントへの返答
2020年12月5日 21:43
ご無沙汰です!
私のはド初期の外れエンジンですし、最近のディーゼルはここまで酷くないですよ😅
テイクさんとかの記録見ても全く問題無さそうですし。
年齢的にこのクラスの車は最後になると思うので、出切るだけ長く乗れるよう頑張っております。
i-DMs的にはガソリンの方が、適してるかと思うのですが、ディーゼルのトルク感は捨てがたい😄

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