ご存知のみん友さんも多いと思いますが、2016年10月に、道路運送車両の保安基準等が改正されて、昼間走行灯に関する国際基準が導入されました。よって、日本でも「デイタイムランニングライト/DRL」が使用可能になりましたよね。
少し調べてみたところ、日本でも「デイライト」という名前でこれまでも昼間走行灯はあり、保安基準では「その他灯火等の制限」にあたりますが、300cd以下となっていました。しかし、欧州車の本国仕様などに装備されているDRLは400cd以上となっており、DRLが装備されている車両は日本では違法となってしまいます。そのため、日本向けの車両はわざわざ光度を落としたり、DRLを点灯しないようにするなどと安全装備にも関わらず、輸入車各メーカーは日本の基準のために変更を行っていたんですよね。
でも、今回の保安基準改正によりその必要が無くなったため、今後国産車・輸入車問わずDRLが搭載された車両が増えていくでしょう。
そういえば、街中で見かけるVW/Audiはもちろんのこと、メルセデスやBMWの中には、昼間にかなり明るいDRLを点灯している車両があることに時々気づきます。厳密にいえば国内の保安基準に合致していないDRLを、ソフトウェアを書き換える(コーディングという改造!?)ことで有効化している車両なのでしょうね。
懇意にしているアウディDの営業マンから先日聞いた話によると、これから発注し秋以降に輸入されるMY2018の車両から順次DRLが搭載されたものになるとのことです。
アウディはどのモデルも美しいライティングにこだわっていますから、DRLが最初から有効化されているのは、デザイン性・視認性向上の両面からこれからアウディの新車を購入される人には嬉しいですよね。
ちなみに、S6 アヴァントのLEDポジションライトのデザインは素晴らしく美しいです!
専門ショップに依頼したり自分自身でコーディングすれば、比較的簡単にDRLは有効化出来ることは知っていましたが、コーディングによるプログラム変更は、ディーラー入庫が拒否されたり、メーカー保証が受けられなったりするリスクがありますので、正規輸入される車両にDRLが標準搭載されることは素直に喜ばしいことです。
確か、日本仕様のMY2016とMY2017のTT 8Sは、エンジンを始動させるとフロントとリアのポジションライト(及び、ナンバー灯)が点灯するのがデフォルト設定なので、DRLが搭載されれば、高輝度のフロントポジションライトが点灯するDRLが作動し、リアのポジションライトは点かない設定になるはずです。
TT 8SのポジションライトとDRLの輝度の違いは一目瞭然です。
●通常のポジションライト点灯
●DRL点灯
ところで、アウディTTでMY2018からアームレストがOPで装着出来る様になるとD営業マンから聞きました!
2015年の販売開始から、なぜかアームレストの設定がなかったTTですが、ようやく日本モデルにも装着出来ることになりましたね。
メーカーOPの価格は3万円くらいになるみたいですが、これからMY2018のTTを購入する人はほぼ間違いなく選択したいOPだと思いますし、私なら絶対にアームレストは付けますよ!
確か英国仕様のTTでは、アームレストのOP価格は175ポンドでしたから、少し割高だけどアウディにしてはまあ妥当な価格でしょうか。ある専門ショップでパーツをドイツ本国から輸入して取付工賃を含めた費用が10万円くらいするそうなので、3万円のOPなら付けるべきですよね。左肘の置き場所と同時にカップホルダーがもう一つ増えるという利点は大きいでしょう(^-^)
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2017/04/28 18:30:38