
先週ふと、映画「カサブランカ」のことを思い出しました。アフリカ大陸北西にあるモロッコの首都でのちょっぴり政治的ラブロマンスで、主演はハンフリー・ボガートとイングリット・バーグマンです。
挿入歌は有名な”As time goes by”(邦題は「時の過ぎゆくままに」)です。字幕版のセリフも有名です。
「君の瞳に乾杯」 Here's looking at you, kid.
「昨夜はどこにいたの?」 Where were you last night?
「そんな昔のことは忘れたさ」 That’s so long ago. I don't remember.
「今夜は一緒にいてくれるんでしょ?」 Will I see you tonight?
「そんな先のことはわからないよ」 I never make plans that far ahead.
ボギー(ハンフリー・ボガート)がとてもカッコいい映画です。映画「カサブランカ」にまつわる様々な言葉は沢田研二のヒット曲を思い出させますね。
Google Mapをみるとモロッコの南には「西サハラ(Western Sahara)」と書いてあって、国境が破線になっています。少し調べてみると「西サハラ」は国名ではなく地名で、1976年にスペインが領有権を放棄した旧スペイン領サハラなのだそうです。西サハラの西側4分3はモロッコが実効支配していますが、サハラ・アラブ民主共和国が領有権を主張していて、国際社会的にはこちらの方が受け入れられているようです。そうだったんですねー。
さて、モロッコと西サハラの沖にはカナリア諸島があります。カナリアという鳥の原産地ですね。この島々は今でもスペインの自治州なのだそうです。ちょっとびっくりします。
西サハラをさらに南に下るとモーリタニアです。私自身はモーリタニアに全くの親近感はありませんでしたが、この国にタコ漁を根付かせたのは日本人で、日本に流通している外国産のタコの3分の1はモーリタニア産なのだそうです。たこ焼き好きの私もお世話になっているかも知れません。
モーリタニアの南にはセネガルがあります。セネガルの首都はパリ=ダカール・ラリーで有名なダカールです。そうですか、ダカールはこんなところにあったんですね。地理に疎い私はこれまで全く知りませんでした。ダカールにはアフリカ最西端のヴェルデ岬(Cape Verde/Cabo Verde)があります。この沖にあるのがカーボベルデ共和国(旧ポルトガル領)。これまた「ヘェ〜」な感じです。そしてこれが911ダカールです。
とまぁ、今日はこのくらいにしておきますが、当然、西アフリカに興味を持っているのには理由があります。そうです、毎日THOR HIGHWAYを追跡していて、現在はダカール沖を航行中だからなのです。
これからもまだまだ楽しめそうです。
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911 | 日記
Posted at
2024/10/18 21:28:45