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@たぁさんのブログ一覧

2024年11月12日 イイね!

豊橋港に着いてから何をするのでしょうか?

豊橋港に着いてから何をするのでしょうか?THOR HIGHWAYは現在、インドシナ半島を過ぎてルソン島(マニラ)の西を航行中です。豊橋明海埠頭への到着予想日は11月16日ですが、そこに着いてから一体何をするのでしょうか?

気になって散々調べたのですが、実は他のみんカラユーザーさんがすでにブログにアップ済みでした。当然ですよね。
同じ情報だとしても、どなたかの助けになればと気を取り直してブログに記すことにしました。

JAIA(日本自動車輸入組合)のホームページにフォルクスワーゲン・グループの陸上げから出荷までの作業が紹介されていました。
PDIセンターのご紹介 vol.1(日本自動車輸入組合)
PDIセンターのご紹介 vol.2(日本自動車輸入組合)
ポルシェブランドもほぼ同じだと想像します。

(1)陸揚げと通関
船が豊橋明海埠頭に到着する1〜2日前に船舶会社からの到着通知(Arrival Notice)があるそうです。
- 保税エリアに陸揚げ(1〜2日)
- 税関職員による一括通関(日数不明)
(2)出荷前検査
通関が完了した車両はVGJ(Volks Wagen Group Japan)インポートセンター内のTSC(Technical Sevice Center)に運び、出荷前検査(PDI:Pre-Delivery Inspection)を実施するのだそうです。

①フルボディカバー、サスペンションブロック等の取り外し、車載品準備
塗装保護のために以前はワックスが使用されていましたが、現在は環境に配慮して樹脂製のフルボディーカバーが使用されているそうです。
通常はPDIの初めにフルボディカバーを剥がす作業を行うのですが、ポルシェブランドの車両はTSCではなくディーラーで実施するという情報もありましたが真偽の程はわかりません。
ちなみにメルセデスベンツは出荷前検査が終わった後に再び白い保護フィルムを貼るのだそうです。


②型式指定完成検査
ここでは道路運送車両法に定める保安基準に適合しているかを検査し、検査が完了すると完成検査修了証が発行されます。ここで発行された完成検査修了証を提出することにより、運輸支局への車両の持ち込みを省略することができます。
なお、ドイツ本国では、日本専用の生産ラインを設けて出荷しているため、エンジンの打刻、車両打刻、マフラーの打刻に間違いがないか等の僅かな確認で検査を済ませることができるのだそうです。

③機能検査
検査員がクルマに乗り込んで機能チェックを行います。

④ロードテスト
TSCには専用のテストコースがあり、そこで「コンクリートの路面や悪路を想定した凹凸道などを走ることで運転性能を検査する」とあるのですが、ポルシェブランドの車両もそうしているのかは不明です。


VGJインポートセンターのここがテストコースだと思います。



⑤洗車、清掃、搭載品、ホイール等の検査
ロードテストの後は、洗車です。洗車機は洗剤等は使用せず、水だけで洗浄しています。これは、車両がフルボディカバーをしているのでホコリを落とせば十分、ということなのですが、ポルシェブランドの車両はどうしているのでしょうか?

⑥外観検査、フォルトチェック、下回り点検
外観だけでなく室内もキズが無いか、細かくチェックします。
また、検査ラインには、下から検査員が車両を確認できるようにスペースが設けられていて、ここから下回りの点検も行います。

⑦その他整備
必要に応じて外観整備、純正アクセサリーの装着やバッテリーの充電などを行うようです。

⑧カーサイロ保管
全ての検査が完了した車両は出荷指示があるまでカーサイロと呼ばれる立体駐車場に保管されます。


何をするのかは分かりましたが、どのくらいの日数がかかるのかは分かりませんでした。また、豊橋明海埠頭に10月16日に到着したのに納車が1月になるという、みん友さんからのご報告があったので、私の場合は1月も危ないのではないか、という気がしています。

一喜一憂の毎日を楽しんでおります。
Posted at 2024/11/12 20:23:37 | コメント(2) | トラックバック(0) | 992.2 | 日記
2024年11月10日 イイね!

航行スケジュールは変わるものなんですね

航行スケジュールは変わるものなんですねエムデン港からずっと川崎汽船のTHOR HIGHWAYを追いかけています。

昨日のブログでご報告しましたが予定通り11月9日にシンガポールに到達して沖で停泊していたのですが、シンガポール港が混雑しているために停泊してるものと解釈していました。
ところが11月10日の朝にShipInfoを見てみると、行先(Destination)が“EMDEN>SINGAPORE“から“SINGAPORE>TOYOHASHI“に変わっています。

まだシンガポール港には着岸してませんよね?THOR HIGHWAYは自動車専用船ですから海上トランシップは出来ません。

腑に落ちないまま、みん友さんのブログを見ていると川崎汽船のスケジュールがありました。THOR HIGHWAYがエムデン港を出発した時点に公開されていたスケジュールはこれですが、そのブログに掲載されていたスケジュールと違うのです。

慌てて川崎汽船のホームページで最新のスケジュールを確認すると、やっぱりです。THOR HIGHWAYの航行スケジュールが変更されていました。

当初はシンガポール港には11月15日に、豊橋明海埠頭には11月24日に到着する予定でしたが、最新のスケジュールではシンガポールの到着予定がなくなり、豊橋明海埠頭には11月19日に到着予定となっています。航行スケジュールって変更されるものなのですね。

そして今、THOR HIGHWAYは豊橋明海埠頭を目指して北東に進んでいます。


ちなみにタイトルの画像は先日、ポルシェセンターに展示してあった992.2です。想像していたよりもリアフェンダーのデザインが変わっていて、これはこれでカッコいいな、と思いました。
Posted at 2024/11/10 20:21:59 | コメント(1) | トラックバック(0) | 911 | 日記
2024年11月09日 イイね!

シンガポール港はとても混雑しているのです

シンガポール港はとても混雑しているのですエムデン港を出発した船は予定通り、本日(11月9日)シンガポールに到達しました。
シンガポール港で自動車の陸上げをするのはタンジョンパガール・ターミナルだと思っていました。シンガポールのここにあります。



さらにズームすると多くの自動車がプールされているのが分かります。

本当にGoogle Mapは便利なものです。

ところが船はシンガポールを一旦通り過ぎてから、回頭してエンジンを止めてしまいました。



「岸壁が混んでいて待たされているのかな?」と思いましたが、半日経っても停止したままです。
少し調べてみると、実は2024年になってからシンガポール港はとても混雑していて、接岸に2、3日待ちは当たり前で1週間待たされることもあると6月のニュースで報じられていました。その理由の一つとして、紛争中のスエズ運河を避けて喜望峰周りになったことで航行日数が延びたことが影響しているようです。航行日数が増えるということは船がなかなか空かないということなので、船舶不足となります。これを陸送で代替することになるので、結果的にハブ港であるシンガポール港に集中してしまい、混雑が悪化しているのだそうです。
そんな海運事情も知らず、呑気に船を眺めていた自分が恥ずかしいです。
しかし、そんな状況を放置するほど海運業界は呑気ではありませんでした。
新バース(岸壁)の稼働、休止していたバースおよびヤードスペースの再稼働、港湾人材の増強、近隣港との連携などといった様々な対策によって待ち日数を削減していいるとのことです。頼もしい限りです。

世界のいろいろなところでたくさんの人が頑張ってくれているのを感じて、そんな世界に深く感謝したのでした。
Posted at 2024/11/09 20:25:45 | コメント(1) | トラックバック(0) | 992.2 | 日記
2024年11月06日 イイね!

あれれ、My Porscheと航路が違うぞ

あれれ、My Porscheと航路が違うぞエムデン港を出発してからしばらくはアフリカの旅を堪能していましたが、マダガスカル、モーリシャスを過ぎたらあっという間に赤道を越えて北半球に戻って来ました。




「シンガポールはもうすぐ」なんてニヤついていたのですが、ここであることを思い出しました。My Porscheアプリに表示されている航路と違っているのです。


このようにアプリではインド洋からスマトラ島とジャワ島の間を抜けてカリマンタン島の西を通る航路が示されていますが、22:00時点の船の航跡はこれです。


どう見てもスエズ運河経由のルートと同様、マラッカ海峡を南下してシンガポールに向かっているようです。こういうこともあるのですね。

いずれにしても9日にはシンガポール港に到着する予定です。
Posted at 2024/11/06 22:20:17 | コメント(2) | トラックバック(0) | 992.2 | 日記
2024年11月03日 イイね!

アフリカの旅

アフリカの旅先日はアフリカ北西部(マグリブ)のモロッコからダカール(セネガル)に至るブログを書きましたが、その後もアフリカの旅は続いていたのです。

セネガルの南にはギニアビサウ、ギニア、リベリアといった国があります。そいえば「赤道ギニア」という国もありましたね。「ギニア」とはなんなのでしょうか、って気になります。

調べてわかったことはこの辺り一帯がギニアと呼ばれていて、ポルトガルやフランスそしてスペインなどが貿易拠点として植民地を建設していたということです。第二次世界大戦後にそれぞれが独立して、
- フランス領ギニア=>ギニア共和国(1958年)
- ポルトガル領ギニア=>ギニアビサウ共和国(1974年)
- スペイン領ギニア=>赤道ギニア共和国(1968年)
となっていました。
ギニアという名称はベルベル人がこの地を「黒人の地(aginaw)」と呼んだことに由来しているという説が最も支持されているようです。ちなみにベルベル人というのもローマ人がマグリブの民族を「訳のわからない言葉を話す人(バルバロイ)」と呼んだことに由来しているのですが、自称はアマジーグだそうです。
ところで赤道ギニアはちょっと変わっていて、5つの小さな島と大陸部(リオ・ムニ)で成り立っていてるのですが、ビオコ島とアノボン島の間にサントメ・プリンシペ民主共和国のサントメ島とプリンシペ島があるのです。

国境問題で揉めそうな気がします。

ちょっと寄り道してしまいましたが、旅はナミビア沖を過ぎて喜望峰に向かっていました。岬なのに「峰」になっているのは誤訳と言われていて、英語名は”Cape of Good Hope”です。この海域は荒れることが多く、ヨーロッパ人で初めてここに辿り着いたバルトロメウ・ディアスは”嵐の岬”と名付けたほどです。今年の7月にも荒天のためにコンテナ船から44本のコンテナが海に流されたそうです。本来であればジブラルタル海峡から地中海を抜けてスエズ運河経由の航路なのですが、2023年11月からイエメンの親イラン組織フーシ派がイスラエルに対する海上封鎖の一環として紅海やアデン湾(スエズ運河)で商船を攻撃するようになったために喜望峰ルートに変更されたのです。「よりによってこんな時に、、、」と恨めしく思いましたが、海が荒れないことを祈るしかありません。
幸いにも無事に喜望峰を過ぎることが出来ました。ところで喜望峰がアフリカ最南端ではありません。最南端はアグラス岬で、ここには大西洋(Atlantic Ocean)とインド洋(Indian Ocean)の境界が記されています。



私は全然知りませんでした。

アグラス岬を越えるとマダガスカルです。その先にはモーリシャスがあります。地図でモーリシャスの北に目を向けるとセーシェルがあるではないですか。私が好きだったアイドルが夕日の美しさを歌った憧れの島です。



<Designed by FreePik>
もちろん、モーリシャスの南からセーシェルは見えるはずがありませんが、とても近くまで来た気持ちになります。

そして、今はモーリシャスを越えてインド洋の真っ只中までやって来たのです。
Posted at 2024/11/03 01:08:07 | コメント(0) | トラックバック(0) | 911 | 日記

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