
クルマを注文してから納車までの間待ち遠しい気持ちでF10に関していろいろと調べているうちに、「デイライト」などコーディングというものがあることを知りました。どうやら、専用のソフトを使うといろいろと設定変更ができるらしいと。
納車されたらすぐにやってみようと思い、早速オークションでコーディングに必要なENETケーブルと諸々を手に入れました。売買はとてもスムーズで、すぐに手元に届きました。でも、この時点ではちゃんとできるかどうかはまだ半信半疑でしたけれど。
コーディングはPCにインストールした専用ソフト(E-Sys)で設定するのですが、手持ちのノートパソコンのバッテリーが壊れていて電源なしでは使えないことを思い出しました。シガーソケットから電源をとることも可能ですが、設定途中にPCが落ちて変なことになったら嫌なので、タブレットPCを使うことにしました。非力だし、タッチキーボードだし、コーディングには不向きだけどノートパソコンを買い替えるのは我慢しました。
E-Sysをインストールして、PSDZDATAをセットして・・・。この辺はすんなりできました。いよいよクルマとPCを接続します。入手した手順に従って・・・。ネットでは「エンジンはかけない」とか「エンジンはかける」とかいろいろありましたが、手元の手順書では
①ENETケーブルでクルマとPCを接続
②PCの電源をON
③エンジンをかける
となっていました。
その通りにやってみて、その後、「PCにIPアドレスが割り当てられる」はずだったのですが、これがうまくいかない。タブレットPCのLANアダプタはアクティブになりません。自宅のルーターにはちゃんのつながるので、クルマ側の問題です。
念のために用意しておいた拡張用のUSB-LANアダプタでやってみると、IPアドレスはPC自身が設定しています。
「IPアドレスが割り当てられる」という表現に対して、F10側にDHCPサーバー機能があって、それがPCにIPアドレスを割り当てるものと勝手に思い込んでいたので、コネクタの接触不良やケーブルの断線を疑いました。
ENETケーブルを接続するとPC側でBEEP音がするので、PCは接続を認識しているようだ。おかしい。うーん困った。
とりあえず今日のところは諦めて、せめてESYSを触ってみたかったので、手順書に従って接続後の操作をしてみました。
④E-Sysを起動
⑤Connectボタンをクリック(タブレットだからタップだけど)
F10とPCが接続されていればターゲット選択画面が表示される、・・・されました。VINには自分の車両番号が読み込まれています。繋がってるじゃない。
半信半疑で先に進んでみます。
⑥ターゲットを選択(F10を選びます)
すると、”Connection Established”。
やった!それでもまだ半信半疑のままその後の手順を慎重に進めていきます。
FAリスト、SVTリスト、CAFDファイルをバックアップして、コーディング準備完了。
いよいよ、コーディング本番です。
まずは「ナビリーガルディスクレーマー解除」をしてみました。とりあえず正常に手順が完了しました。次に「ナビ・スピードロック解除」をお約束のFFにすることも無事完了。
早速、実際に走ってみて確認してみると、走行中にナビが操作できるようになりました。出来た!
ひとまず満足して、その日はそこまでにしました。
別の日に、「ドアロック時ミラークローズ時間短縮」、「パワートランクリッド運転席ボタンで電動クローズ」、そして「デイライト有効化及びスモール点灯時減光」を設定し、無事動作することを確認できました。パワートランクリッド運転席ボタンでトランクを閉められるのはとても便利です。
E-Sysの操作にも慣れてきて、結構すいすいと設定できるようになりましたが、とりあえずやりたいことはできたと思います。
コーディング出来ることがわかって、とても嬉しいです。

Posted at 2015/02/14 23:16:06 | |
トラックバック(0) | クルマ