ぼんれすはむ

今日もいい夕焼けだ、

「さぁ、飲むかぁ」

「しかし今日も市内は暑かったね」

「ん。暑かった」

「まずは焼きホルモンでも」

「まだ飲んでないのにブレブレじゃん」


「とりあえず乾杯するか、乾杯！ってもうお好み頼んだの？」



「足がお世辞にも細いといえない娘が、超ミニをはいているのは何でだろう？」

「やっぱ、他人の視線のエネルギーで、痩せようとしてるんじゃない？」

「あ、なるほどね。この甘エビの唐揚げ、旨いな」


「げ、もうお好みきたぜ。誰だ頼んだの」

「あ、わたし」

「しかしあれだね、さっきの細くない超ミニの話だけど、
セックスアピールも別の方向にスライドすると、食欲になっちゃうね」

「ん？」

「見てたらイカのゲソが食いたくなった」

「わたしはトンソク。コラーゲンたっぷりの」

「それは直接的だろ（笑　」



「そういえば知人で、彼女から私のどこが好き？って聞かれて
おばあちゃん家の懐かしい匂いがするって言った奴がいたっけ（笑　」

「どうなったかな」

「笑いすぎてその先は聞いてなかった、おっ、ざる豆腐ステーキきたよ」


「唐揚げも食うの？もう腹ぱんぱん」



「たけちゃん、まだ何か作ってるよ？」


こんなたわいの無い会話で夜は更けていくのであった。

タイトルのぼんれすはむ？あれ？何だったっけ？忘れた。