正直言って、結果を見れば「当たり前か・・・・」という事なのでしょう。であるから、結果を書くのは迷った。
しかし当たり前かと思われる内容ではあっても、使用法と期待すべき効能の違いがハッキリ分かったわけで、それを報告してもいいかなと。
結果
お手軽洗車ついでガラス系は、放置系長期耐久性には向かない。やはりマメな洗車と頻繁な作業が必要と推測された。
それが好きな人にはピッタリの相性でしょう。
しかし、お手軽ガラス系でもスマートミストはかなりの耐久性がある事が判った。
去年の7月にガラス系、3Mポリマーをそれぞれ掛け、8月に工業用フッ素コート。
ガラス系は雪が降る前に何度か掛けるつもりであったが、その後洗車することもなく今年の春まで放置だった。
そして汚染物付着状況のチェックとなったわけですが、スマートミスト面以外のガラス系は鉄粉付着(フェンダー下部から前ドア下部に掛けて特に)が多く、ほぼ素塗装面と同じで、刺さりこみも認められた(紫変色部の爪引っ掛かりで分かる)。本来は写真があればいいのでしょうが、鉄粉付着の写真取りはそれなりの撮影機材が無い限り接写でしか判らず、全体像が判らないという問題もあり、恣意的情報操作も可能なのであえて撮らなかった。
積雪寒冷地において各自再現は可能なので、疑義があればぜひご自分で再現して欲しい。
以上の事からお手軽ガラス系は放置耐久性が無く保護性に乏しい事が判った。
3Mポリマー面は、洗車時に撥水が見られることからコーティング作用は残っていると考えられた。次に鉄粉除去液を掛け、フェンダー下部ドア下部にも鉄粉付着が極小で刺さりこみもなく保護性は継続中であると認められた。
以上は、洗車しない主義の塗装保護性においてどちらが良いか?又は低コストで保護するにはどれが良いか?の結果に過ぎなく、年中洗車する派には何の役にも立たない結果ではある。
番外工業用フッ素面は意外に耐久性が無かった。掛ける手間を考えると3Mポリマー圧勝です。
蛇足ながら、黒車で3Mポリマーの缶入りネリと
本品両方使ったことのある人の話を聞きましたが、耐久性と艶は缶入りネリのほうが上だそうです。その人も3Mには強い信頼感を持ってるそうです。価格は缶入りのほうが高く、成分も違うとの事。
今度は缶入り耐久性テストでもしようかと考えますが、今の3Mポリマーが残ってるうちは無理でしょう
たぶん数年後。
Posted at 2016/09/25 12:48:11 | |
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車両美装 | 日記