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田中好子さんが昨日亡くなられました。

私が音楽を聴いてきた中で、キャンディーズは数多く聴いていました。

キャンディーズは、解散まで18枚のシングルを発売しています。

そのシングルを全て紹介していきたいと思います。

キャンディーズ1stシングル。

あなたに夢中／なみだ草　

リードボーカル：田中好子

♪あなたが好き　とっても好き．．．

昭和48年9月1日発売　（株式会社CBSソニー　CBS SONYレーベル　SOLB-64　発売当時価格￥500）

デビューシングルですが、当時のプロフィールの順番は、田中好子、藤村美樹、伊藤蘭の順番でした。

初々しい姿が、印象的です。

  2ndシングル 　

そよ風のくちづけ／桜草のかなしみ　

リードボーカル：田中好子

♪あなたに盗まれた　小さなくちづけを．．．

昭和49年1月21日発売　（株式会社CBSソニー　CBS SONYレーベル SOLB-96　発売当時価格￥500）

10代のあどけなさが残るジャケットです。





　3rdシングル 　

危ない土曜日／青春の真中　

リードボーカル：田中好子、伊藤蘭、藤村美樹（ユニゾン）
　
♪二人きりになったら　どうしたらいいかしら．．．

昭和49年4月21日発売　（株式会社CBSソニー　CBS SONYレーベル　SOLB-131　発売当時価格￥500）

ミニスカートでキュートなジャケットです。
　
3人のコーラスが冴える曲です。



　4thシングル　

なみだの季節／迷える羊　

リードボーカル：田中好子

♪長い影を落として　ポプラの木がふるえてる．．．

昭和49年9月1日発売　（株式会社CBSソニー　CBS SONYレーベル　SOLB-179　発売当時価格￥500）

お淑やかな少女のイメージのジャケットですね～





  5thシングル　

年下の男の子／私だけの悲しみ　

リードボーカル：伊藤蘭

♪真っ赤なリンゴをほおばる　ネイビーブルーのTシャツ．．．

昭和50年2月21日発売　（株式会社CBSソニー　CBS SONYレーベル　SOLB-220　発売当時価格￥500）

初のオリコンTOP10入りしたヒット曲でした～

この曲以降からリードボーカルが伊藤蘭に替わりました。



（6th以降のシングルは次回アップします～）






　

（渚）♪ささやく冗談でいつも　つながりを信じていた．．．

（スカーレット）♪離さない このまま 時が流れても．．．

平成9年8月8日発売（ポリドール株式会社　ポリドールレーベル　POKH-1003　発売当時価格\1.223）

このレコードは、SPITZ GOLDEN HIT SERIESとして、3種類のレコードが限定生産で発売されました。

１stは、平成7年8月に「ロビンソン／涙がキラリ☆」、2ｎｄは、平成8年7月に「チェリー／空も飛べるはず」が既に発売されています。

平成3年にデビューしメンバーは、リーダーの田村明浩（ベース）、草野マサムネ（ボーカル、ギター） 、三輪テツヤ（ギター）、崎山龍男（ドラムス）4人組で大学時代からのメンバーで構成されています。

スピッツは、平成6年「空も飛べるはず」にを発表し、一躍認知されるようになりました。その後も、「ロビンソン」「涙がキラリ☆」「チェリー」など立て続けにヒットしました。

♪（Instrumental）

昭和52年頃発売　（ポリドールレコード　ポリドールレーベル　DI-1314　発売当時価格\600）

井上堯之バンドは、ロックバンド「PYG」の元メンバーで構成されています。

PYGも元々、ザ・スパイダース、ザ・タイガース、ザ・テンプターズの元メンバーで構成され、ロックバンドとしても定評がありました。沢田研二、萩原健一、二人のヴォーカルが脱退をきっかけにPYGは解散してしまいます。

解散後にヴォーカル以外のメンバーで、井上堯之（ギター）、大野克夫（オルガン）、岸部修三（後の岸部一徳）（ベース）、原田裕臣（ドラムス）の4人組で井上堯之バンドが結成されました。

井上堯之バンドは、「傷だらけの天使」レコード　コレクター！　No.97参照。「寺内貫太郎一家」「前略おふくろ様」など数々の映画やドラマのサウンドトラックを担当しています。

♪君たち女の子　僕たち男の子　ヘイヘイヘイ．．．

昭和47年8月1日発売（CBS・ソニーレコード株式会社　CBS SONYレーベル　SOLA-41　発売当時価格\400）

この曲は、デビュー曲ですが、郷ひろみとしてはデビューいきなりオリコン8位まで上昇し、30万枚のセールスを記録しました。

当時、西城秀樹、野口五郎と「新御三家」の中では初めての大ヒットでした。

郷ひろみは昭和46年にジャニーズに在籍し、当時のキャッチフレーズは「フォーリーブスの弟」でした。

デビュー前に、フォーリーブスのバックに出演して「ひろみです!」と紹介され、会場から「Go! Go! Let's Go Hiromi !」と声援を受け、そのまま芸名が郷ひろみとなったそうです。

中性的なキャラクターが親しまれ、歌手デビューよりも先に俳優としてデビューされ、NHK大河ドラマ「新・平家物語」に出演して認知されました。

♪Oh! je voudrais tant que tu te souviennes des jours

1958年頃発売　（東京芝浦電気株式会社　エンジェルレーベル　OM-5001　発売当時価格\350）

この曲は、フランスのシャンソン歌手　イヴ・モンタン（1921.10.13～1991.11.9）の枯葉です。

この曲は元々、1945年にこの曲の作曲者、ジョセフ・コスマが「ランデヴー」というバレエの舞台用に作られた曲でした。その後1946年にマルセル・カルネ監督の映画「夜の門」で挿入歌として用いられることになりました。

しかし当初は、映画主演のジャン・ギャバンが唄う予定でしたが、映画の主演を拒否してしまったため、代役としてイヴ・モンタンが主演となりこの曲の創唱者になりました。

しかし当初この曲はヒットせず、1950年頃にフランスの女性シャンソン歌手、ジュリエット・グレコがカヴァーしてヒットとなり枯葉が世界中で認知されるようになりました。

世界的にもシャンソンのジャンルでは代表的な曲でもあり、日本でも昭和26年に淡谷のり子が最初にカヴァーしてレコーディングされています。その後も越路吹雪、ペギー葉山など数多くのシャンソン歌手に歌われています。

この曲はすでにSP盤として発売されていましたが、EPレコードにメディアが移行された時期に初めてEP盤として再発売されました。

そのため、この時期特有のレコードジャケットがSP盤と同様の文字ジャケと2種類がEP盤として存在しています。

ちなみに、この当時のレコードは350円しますが、当時の物価は、タバコ40円、映画150円でした。現在の約12分の1の物価でした。現在の価格に換算すると、シングル盤1枚が4200円したことになります。

メディア移行された時期のEP盤には、大変高価だったようです。