RrL:212/RrR:205
走行後タイヤ温度(各部2回測定,左が1巡目、右が2巡目)プローブ突き出し5mm
FrL/ out / mid / in // FrR/ in / mid / out
40.9,35.4 / 37.2,34.5 / 37.7,34.4 // 31.4,31.3 / 29.6,30.2 / 29.7,30.0
RrL/ out / mid / in // RrR/ in / mid / out
34.6,31.4 / 33.7,31.9 / 34.6,32.3 // 32.1,29.0 / 29.2,27.9 / 29.8,27.5
エアクリナーBOX導風ダクト付き
換気ファン(最上段スイッチ)ON
冷却ファン(左側トグルがサイドファンsw / 右側プッシュswがリヤ側ファン)ON
排熱システム用ファン(大)を、冷却システムに転用
水冷オイルクーラー:ラジェーターOUTから分岐して、ヒーター回路に接続
排熱シュラウド:Ver 1.5
ICカバー:オリジナルダブルファン仕様/内部にフィンを追加
BRKホース/FR:STD//RR:メッシュホース(KTS)
今回は、前回の走行後に考えた、最終コーナーでのセッティングである、バンプラバーの加工をテスト。
今使っているTEINのFRサスは、全ストロークが74㎜、バンプラバー長が10㎜(共に実測値)なので、64㎜ストロークでバンプラバーにタッチする計算に。
前回の走行のデータを見ると、最終コーナーや、他のコーナーも、FRサスに関しては、63㎜でストロークが止まる為、ここでバンプタッチしていると考察。(ストロークセンサーが、サス直付けでなく、FRロアアーム付いている為)
そして、最終ではもう少しFR荷重が欲しい=ストロークをもう少し奥まで使う為に、バンプタッチの位置をもう少し奥に持って行きたい⇒バンプラバーをカットして、その結果をチェック。
こんな感じで、厚みをフライスで3mmカット(カット後の測定では厚みが10mm→7.5mmに変化)
その後、φ16㎜のエンドミルで+2mm深さで(t=5mm設定)で、外端から6mm、中心に向かって切り込みを4つ(90度回転で切り込んだが、加工時に外れて角度が適当に)
これで、ストロークアップ+バンプタッチ時のショックを低減させる予定だった。
走り始めた直後、2ヘアや最終でちょっとFRから曲がりやすい(インに付きやすい)と感じ、全体的に、曲がりやすくなった気がしたが、サスの動きを見る限り、殆ど変化は無く、ライン取りやスロットルの開け方に違いが有る程度。
また、RRの温間内圧が高かったせいか、RRの接地感が薄く、内圧が2.0を超えるとRRのブレークが早い感じがする。
コースイン直後にフィーリングが良かったのは、走り始めの内圧が高めだったせいかも知れない。(タイヤウォーマーでタイヤは暖まって、内圧も普段よりも高めなので)
全体の印象としては、最終の曲がる感じは出たが、RRのフィーリングが今一つで、余り攻め切れなかった感じで、タイヤ内圧的には、FR185/RR195位がやはり良い気がする(グリップが落ちたUSEDタイヤ比較で、+5~10位?)
あと、やはりRR冷間は、左右差10にしないと、温間が左右で揃わない。
恐らく、グリップが上がってる分、タイヤの発熱量が上がって、差が出やすくなってる。
最終ベストセクター比較。

サスの動きに大きな違いは無い。
その時の2画面比較
スロットル操作や、ステアの入れ方が違う
もし曲がりやすいと感じた事が本当だとしたら、それはサスセット(バンプラバーの違い)では無く、進入の走り方の違いから来ている部分が大きかった気がする。
(又は、前回走り終わり(Pinで内圧を170/180にAdj)に対して、内圧が高かった為?)
ただ、ブレーキを強く残した場合は、若干外輪のストロークが増えていた時があり、多少無理が効くようになっていたのかも知れない。
(走り方の違いの可能性の方が大きい)
しかし、全体的にストロークのデータを見る限り、FRサスのMAXストロークは、63㎜程度で止まっている傾向は変わらなかった。
つまり、バンプタッチしていたのでは無く、車体姿勢的に止まったいただけ。
多少曲がりやすく感じたのは、基本的にプラシーボであったと思われる。
(あえて言うなら、内圧が異なり、無意識にライン取りが変化していた?)
したがって、今回のバンプラバーセッティングに関しては、基本的に無意味(なにしろ、形状変更が効果を表すストロークまで使っていないので)だったと思われる。
ただ、実際にバンプタッチするストロークが、ロガー上で何㎜なのかを確認していないので、今度、実際にSPGを外してチェックする予定。
まあ、今回のセッションは、基本的に次のセッションの、RRタイヤ165を入れる前の、ベースフィーリング確認なので、よしとしましょう。
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