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2021年12月29日 イイね!

S660 筑波サーキット、コース2000 ファミリー走行9回目③

S660 筑波サーキット、コース2000 ファミリー走行9回目③走行記録メモ

TC2000 Y1 13:45~14:05


11.8℃/54%
路面温度:15~13℃(ホームST内側ハーフWET)
走行前、メーター読み外気温 13℃

車両スペック(前回走行と基本的に同じ)
タイヤ:AD08R(5年寝かした中古・左右逆履き)
サイズ:FR・165/55R15
     :RR・195/45R16
サス :TEIN FLEX Z/Fr:4kg RR:5kg/EDFC;ALL16
ブレーキ:STD
パッド:FR/700C (TC1000:60L+TC2k:57L) RR/ドリパ(TC1000:22L+TC2k:57L)
EXH:STD
タービン:STD
ECU:SEEKER OPDM
Oil:純正/205km
アライメント:
 12番pit(傾斜が強くて、半分車体を出さないと水平だし出来ない)
  水平レベル:ベース=0°
  各ベース間=0.2°以下レベル(ロッド延長)
  タイヤは純正ホイール+AD08で測定(1G 内圧170/180)
  アライメント自体は、前回のセットダウン時から弄ってない
トー/ Fr:LRトータル-0.5mm(前回-1.5mmなので、ちょっと数値差が大きい)
    RrL:+3.25mm/RrR:+0.75mm
キャンバー/FrL:-2.2°/FrR:-2.2°
      RrL:-2.1°/RrR:-2.2°
車高:ホール下~ライン(微妙な測定精度)
   FrL:26mm/FrR:24.5mm
         RrL:26.5mm/RrR:26mm

タイヤ内圧 Y1 af keep
 (FrL:167.5/FrR:170)
 (RrL:180 / RrR:180)

走行後内圧
 FrL:172/FrR:171
 RrL:185/RrR:181

走行後タイヤ温度(各部2回測定,左が1巡目、右が2巡目)プローブ突き出し5mm
FrL/ out   / mid           / in            // FrR/ in     / mid          / out
40.1,38.4 / 38.3,36.1 / 40.0,38.1 // 36.5,38.4 / 33.9,36.0 / 34.0,35.5
RrL /out   / mid          / in            // RrR/ in     / mid          / out
41.7,40.7 / 41.0,41.0 / 43.8,43.1 // 39.3,37.5 / 36.9,35.8 / 37.1,36.4


エアクリナーBOX導風ダクト付き
換気ファン(最上段スイッチ)OFF→L4でON→L7でOFF→L10でON
冷却ファン(左側トグルがサイドファンsw / 右側プッシュswがリヤ側ファン)
OFF→L4でON
排熱システム用ファン(大)を、冷却システムに転用

水冷オイルクーラー:ラジェーターOUTから分岐して、ヒーター回路に接続

排熱シュラウド:Ver 1.5

ICカバー:オリジナルダブルファン仕様(前側φ75mmダクトに後方ファン接続)
     
ICカバー内の温度センサーを後方ファン出口に移動
左ミラー下に外部温度センサー付き

走行画像で、TPMSの左側の黒液晶メーターが、Lミラー下部外気温
グローブボックスの一番左が、後方ファン出口温度(ICカバー後ろ側に接続)

BRKホース/FR:STD//RR:メッシュホース(KTS)

RRに4mmワイトレスペーサー装着

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Y1走行後に、やはり少しRRのスタビリティが欲しいと感じたので、4㎜スペーサー装備。

これに関しては、以前と同様なフィーリング差で、若干コーナー進入で安定性が増して、若干ブレーキを残しやすい。
1コーナーや最終コーナーでY1よりも攻めやすくなった。

Y1よりも、直線ブレーキングからステアを入れ始める時に抜く踏力が少なくても、RRが安定しているので、若干コーナーアプローチがイメージに近く出来そうな感じが出てる(出来ている訳では無い。出来そうなイメージが強くなっただけ)

ただ、前回も思ったが、この事が、タイムアップにつながっているかは微妙。
Y2はY1よりも混雑していて、攻めやすくなったがスピン直前まで攻め切っていない事も大きいが、安定性がやコントロール性が増すだけで、実際のタイムアップにつながる操作が出来る様にはなっていない。


走行後のタイヤ内圧は、Y1とそれ程大きな差は無かったが、走行中のTPMSの数値は、FRが1.8になっている時が有り、最終コーナー等ではタイヤのブロックが捩れている感じが有った。

ヘアピンも若干その傾向が有ったが、ここに関しては、ブロックが捩れているというよりも、タイヤが潰れすぎて、タイヤサイドが捩れている感じ。
FR外輪が倒れてしまっている感じなので、正直、もう少しタイヤの内側に仕事をさせないと駄目な気がする。

正直、このロール&ステア入れ時のFRのフィーリングに関しては、TC1000での2ヘア(LL)でも感じた事だが、タイヤ外側のサイドウォールが結構捩れてゴリゴリ言っている。
最終コーナーに関してもブロックが捩れているだけでなく、構造が負けている感じが有る。

恐らく内圧を上げる方が、この辺りのフィーリングは良くなると思うが、そうすると全体にネガが大きい。
しかし、タイヤを新品にする際は、内圧は若干上げた方が良いと思われる。

また、走らせ方に関しては、最終の感じからすると、もう少し早めに踏力を抜いて、その分旋回にタイヤのグリップを使った方が良さそう。
ただ、現状はブレーキを抜き気味でステアを入れても、FR外輪に荷重が残ったままでプッシュアンダーな感じになり、ブレーキを残すと縦方向にグリップを割かなくてはならずに旋回に入れない感じで、どちらも、イメージしてるアプローチラインに乗せられない。

Y1で感じた様に、基本、タイヤグリップで改善する部分はあると思うが、もう少しセッティングを変更して、前後左右の荷重移動のバランスを変えてやらないと厳しい感じがする。

1ヘア立ち上がりは、恐らく3速でも若干内輪を若干掻いている感じ。(2速だと確実に音がそうなってる)
そのせいで、左リヤのタイヤ温度が、内輪の方が高くなっているのだと思う。


タイヤ表面温度に関しては、キャンバーを付けた方が、特にフロントの温度バランスが良い感じなので、この点からも、キャンバーを付ける方向性は間違っていないと思う。
ただ、ある一定の舵角よりもステアを入れても反応しない点に関しては、タイヤの減り方からも、もう少し、タイヤが倒れない様にする必要があると思う。
(車体のロールを抑える方向性?)


走りの面では、最終コーナーが一番要改善。
ノーブレーキ進入自体はタイムアップになっているが、現状は、進入でインに寄っていくのが早いので(ブレーキングする走り方と同じタイミングでインに寄って行ってしまってる)、スロットルオフ直後に余り舵角を大きく取るとインに詰まってしまうが、その割に立ち上がりのラインがつらい。

もう少し、インを開けた状態でアプローチして、スロットルをもう少しゆっくり抜きながらステアを入れて行き、スロットルが全オフになった瞬間にもっと横Gが掛かって、舵角も多めな状態になっていた方が、ボトムスピードも立ち上がりスピードも上げる事が出来そう。
ただ、今のサスセットだと、それをいきなりやるとRRが巻き込んでスピンする可能性が高いので、慎重にトライする事。



今回、後方から追い上げてきた車両の車載映像に自分が写っていたので、自分の車載映像と合成して、車体がどんな動きをしているかを外からチェックする事が出来た(詳細に見られるのは2ヘアのみだが)

おまけ映像では、社外と社内の動きにずれがあったので、それを修正した2ヘアの映像がこれ。


動きが分かりやすい様に、合成した映像を、ズームアップ&スロー再生したものをキャプチャ。


これは、イメージ通りに走れていない状態だが、速度が落ちてグリップが回復して戻って来れている状態。


ここまで全開
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まず、ブレーキングでRRが浮き上がり、(ブレーキ開始から、RRが伸びきるまでにタイムラグが結構ある?)
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ブレーキング開始と同時にステアを入れ始めているので上の画像の直後で1Gに達する
alt
正直、この辺で1.2G位出る様にしたい。


そこからややブレーキを抜きながらステアをいれていくと
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リヤ内輪が浮き始める
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さらにブレーキを抜きながらステアをいれていくと、
RRの外輪が沈み、内輪が更に浮き上がる。
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本当は、イメージ通りの走りが出来れば、この辺の舵角になるにつれてブレーキを抜いてステアを入れたいが、現状は、止まれてい無いので、ブレーキが強く残ってる。

V700だと、この状態でFRがグリップしてて、RRを巻き込んでオーバーステアになるが、走りで調整できていないから、トーを付けて誤魔化してる感じかも。


alt
この辺で、FR内輪が若干伸び始めている


ブレーキを完全リリースでほぼ舵角がMAX。
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さらにFR/RR共にサスが伸びている。
基本的にアンダー傾向で、この時に追加でステアをいれても、全く車体は反応しないので、速度が落ちて曲がるのを待っている。

キャンバーを付けて一番変化が出たのがこの辺り。


舵角MAXの状態でスロットルを開け始める(一瞬で全開)
alt

alt
この辺は、スロットル全開でも殆ど加速していない。
加速しないが、失速させないためにスロットル開けている状態。

この辺のサスの動きは動画で見た方が分かりやすい。


ステアを戻し始めると、ロールも減少。やっと加速し始める。
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alt
加速態勢にはいっても、RRサス内輪は沈むどころか、むしろ伸びている様にも見られる。
恐らく、加速によってRRが沈むよりも、旋回横Gが増えて内輪が浮いてしまい、内輪がホイルスピン気味になる。
2ヘアでは殆どなっていない感じだが、恐らく1ヘアも同様の挙動でRR内輪がホイルスピンしてる。


この位ステアが戻っていても、RR内輪はそれ程沈んでいる様に見えない気が。
Gサークルを見ても、殆ど横G成分のみなので、こんなものかも。
alt


もう殆どサスの状態は見えないが、ロールはしている。
パワーがないので、ここからは、ステアを戻しながら自然に立ち上がるだけ。
alt



こうやって見てみると、RRの内輪はブレーキングから2次旋回中盤まで、殆ど接地して無い感じがする。

ロール初期から殆ど全伸びに近い状態で、外輪が旋回Gに比例して沈むことで車体がロールしていく。
FRに関しては、ブレーキをリリースしても内輪側は結構ボトムしていて、スロットルを開けて加速するまで、余り伸びて来ない様に見える

基本的にはFRは両輪とも沈み気味で、RRのみロールしてる感じなので、この辺りが、現在の問題点な気がする。


やはり、外から見た感じも、走っている感じも、車体の動きのイメージは一緒だったことは確認できた。

これらの事からは、FRのレートを上げるか、RRのロール剛性を上げる方向性な気がする。



これ以上細かくデータを見るには、ちゃんとストロークセンサーを付けないと厳しいのと、ストロークだけではなく、ステアリング舵角は必要で、出来れば旋回Gはロガー上で把握したい。

手持ちの2輪用ロガーだと、ちょっと欲しいデータを上手く活用できないので、やっぱり買うしか無いかも・・・。
まあ、とりあえず、次回の走行までに手持ちのロガーは取り付けたい。


Y2ALL
何か、Y1と同じメンバーが絡んで走ってる。



自分の場合、後ろに車両がいると、スピンした時のリスクを考えて、思い切り進入出来ないので、Y1も含めて、今回の走行は余り攻め切った走りが出来なかった。


Posted at 2021/12/30 17:20:03 | コメント(0) | トラックバック(0) | S660 | クルマ
2021年12月28日 イイね!

S660 筑波サーキット、コース2000 ファミリー走行9回目②

S660 筑波サーキット、コース2000 ファミリー走行9回目②走行記録メモ

TC2000 Y1 11:40~12:00


9.1℃/65%
路面温度:10~12℃(ハーフWET)
走行前、メーター読み外気温 12℃

車両スペック(前回走行と基本的に同じ)
タイヤ:AD08R(5年寝かした中古・左右逆履き)
サイズ:FR・165/55R15
    :RR・195/45R16
サス :TEIN FLEX Z/Fr:4kg RR:5kg/EDFC;ALL16
ブレーキ:STD
パッド:FR/700C (TC1000:60L+TC2k:41L) RR/ドリパ(TC1000:22L+TC2k:41L)
EXH:STD
タービン:STD
ECU:SEEKER OPDM
Oil:純正/169km
アライメント:
 12番pit(傾斜が強くて、半分車体を出さないと水平だし出来ない)
    水平レベル:ベース=0°
  各ベース間=0.2°以下レベル(ロッド延長)
  タイヤは純正ホイール+AD08で測定(1G 内圧170/180)
    アライメント自体は、前回のセットダウン時から弄ってない
トー/ Fr:LRトータル-0.5mm(前回-1.5mmなので、ちょっと数値差が大きい)
    RrL:+3.25mm/RrR:+0.75mm
キャンバー/FrL:-2.2°/FrR:-2.2°
      RrL:-2.1°/RrR:-2.2°
車高:ホール下~ライン(微妙な測定精度)
   FrL:26mm/FrR:24.5mm
         RrL:26.5mm/RrR:26mm

タイヤ内圧(冷間)
 FrL:130/FrR:135
 RrL:140/RrR:145
タイヤウォーマー(2輪用)使用

走行後内圧
 FrL:167.5/FrR:170
 RrL:185→180にAdj/RrR:180

走行後タイヤ温度(各部2回測定,左が1巡目、右が2巡目)プローブ突き出し5mm
 FrL/ out   / mid         / in             // FrR/ in     / mid          / out
29.9,32.3 / 29.5,32.4 / 31.5,33.1 // 30.0,33.7 / 28.1,32.1 / 27.3,31.9
 RrL /out  / mid          / in             // RrR/ in    / mid          / out
32.8,32.9 / 31.6,31.6 / 33.0,33.5 // 37.0,36.0 / 32.8,33.5 / 33.5,35.1


エアクリナーBOX導風ダクト付き
換気ファン(最上段スイッチ)OFF→L3でON→L7でOFF→L10でON
冷却ファン(左側トグルがサイドファンsw / 右側プッシュswがリヤ側ファン)
OFF→L2でON
排熱システム用ファン(大)を、冷却システムに転用

水冷オイルクーラー:ラジェーターOUTから分岐して、ヒーター回路に接続

排熱シュラウド:Ver 1.5に改修

ICカバー:純正改ダブルファン仕様
     カバー内に風速計を取り付け
ICカバー内の温度センサーを後方ファン出口に移動
左ミラー下に外部温度センサー付き

走行画像で、TPMSの左側の黒液晶メーターが、Lミラー下部外気温
グローブボックスの一番左が、後方ファン出口温度(ICカバー後ろ側に接続)

BRKホース/FR:STD//RR:メッシュホース(KTS)

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alt

ライン上はドライだが、路面温度が低いので、1時間ほどタイヤウォーマーで温めて走行20分前にマウント。

マウント直後に、TPMS表示で、内圧1.7/1.8位だったのが、ピットアウト時には1.5/1.6位だった筈。

ただ、ホイールもある程度暖まっているので、前回のY1ピットアウト時よりも、全然グリップして、早めにペースを上げられるので、次回も1走行目は使った方が良いかも。
(2本目は天日干しでOKな感じ?)


アライメントは前回走行後から無変更で、ブレーキバランスを変更する為に、RRのみブレーキラインをメッシュホースに変更。

一応、ブレーキローター温度を測定する為に、サーモペイント塗布。
走行後にチェックした感じでは、特に依然と変化なし。
(ちなみに、TC1000の走行後は、今回よりも、左リヤの温度が上がっていた)


ブレーキバランスの変更に関しては、前回よりも良い感じになって来た。
フィーリング的には、RRパッドを変えた時の変化よりも大幅な違いは感じられないが、ブレーキ初期からの体感の減速感が強いのと、以前よりも、FRブレーキのロック際のコントロールがやりやすい。

以前よりも、踏力が高い時に、RRが引っ張る感じが有り、その分、FRのABS介入が殆ど無い状態でFRのハーフロック状態をkeepしやすい。

少しジャダーみたいな感じでハーフロックしてるので、多分ABSが介入してる?or タイヤが負けてる。ペダルのキックバックは無いのでABSが介入してるか微妙な感じ。

以前はあそこまで踏力を上げると、FRのABSの介入が大きくブレーキングアンダーが出やすい感じだった。


正直、もう少しRRが効いて欲しい感じは有るのだが、走行画像をチェックすると、OBD車速(走行画面左側のアナログメータ表示の方)と、GPS車速(右側のデジタル表示)の差が、ブレーキング時に結構大きくなっている(OBD車速<GPS車速)。
つまり、ブレーキング時にFRよりもRRがハーフロック割合が大きい、又は、内輪が浮き気味で、デフが作動して、カウンターシャフトスピードを拾ってる筈のOBD車速が落ちてしまっている?
(ただ、OBDのデータは、どうしてもレスポンスが遅れるので、どの程度このデータを信用できるかは微妙)

したがって、これ以上はRRのブレーキ効力を上げても、恐らく大した効果は出ないと思われるので、これ以降は、サスセッティングで、もう少しRRが引っかかる様にするか、LSDを入れないと駄目。

ただ、既に購入済みのLSDは1WAYを買っているのと、それ以前に、メカニカルグリップを出す方向でセッティングを詰めるべきだと思うので、まずは、FRボトム高を上げる方向?
とりあえず、バンプラバー厚&形状を変えてみようかな・・・?



走りの面では、大きな変化となる最終ノーブレーキ進入は、やってみると簡単だった。

いままで、やろうとしていなかった部分もあったが、FRのキャンバーを付ける前は、恐らく無理だった。
キャンバーを付けた事で、最終コーナーでステアの切り足しが出来る(キャンバーを付ける以前は、切り足すとアンダーになってしまっていた)様になった為、走り方を変えようと考える事が出来た。

まだボトムスピードが低いので、もう少し上げられる様に、Y2で練習が必要。


現在ヘアピンでインに付けない(イメージ的には、今のブレーキの残し方でインに付けそうな感じが有るが、上手く出来ない)点も、正直、FRタイヤのグリップが上れば今のままでも曲がれそうな感じなので、近いうちに、新品タイヤを使ってみたいとは思っている。

現状だと、比較的インに付けているラップは、車速が落ちているラップ(ブレーキ開始が早い又は、低い車速からのブレーキング)なので、出来れば、直線ブレーキング時と、ステアを入れ始めた時にもう少し止まって欲しい。

正直、FRタイヤは外観的にはエッジ部分が完全に終わってるので、どの程度新品タイヤでその辺りが改善するかは不明だが、もう少しセッティングを詰めた状態で新品にした方が、効果は高そうな気がする。(まだタイヤのグリップを生かし切れていないので)


こんな感じで、FRのエッジ部分がスリックライクに・・・。
alt
↑左Frタイヤ(Y2走行後)


セッティングの方向としては、もう少しコーナーエントリーでRRの内輪が接地する様にする=前後のロール剛性バランスを変えるのだと思うが、色々調べてみても、今回のケースは前後どちらのロール剛性を上げれば良いか分からないので、両方やってみるしかないと思う。

ただ、前回のキャンバー付けした時から、2つのヘアピン進入でRRが出やすい傾向は変わっていないので、その辺を踏まえたセッティングを考えないと駄目。


今回、RRブレーキホースを変える前後で、走行期間が空いても、違いを判断出来たので、最初から変えて走り出しても違いは分かる?

単純にFRのプリロードかSPGレート不足な気もするし、どれを弄れば良いか、判断が難しいので、まずは、ストロークセンサーを付けるべきかとも・・・。

現状、2輪用のデータロガーしか持ってないので、4輪にストロークセンサーを付けても、データが非常に見にくい状態になってしまうのが悩み。


台数が多かった割に、意外と走りやすかったY1(といっても、いつもの土曜混雑だが)


Posted at 2021/12/29 03:03:06 | コメント(0) | トラックバック(0) | S660 | クルマ
2021年12月26日 イイね!

S660 筑波サーキット、コース2000 ファミリー走行9回目 おまけ映像

たまたま、昨日の走行を走っていた他の方の車載映像に、自分が写っていたので、許可を頂き、RaceChronoを使って、後方から見た自分の走りと、自分の車載映像をリンクさせてみました。

ちょっとタイミングがずれていますが、画面の各種データと、左上のインカー映像が自分の走行画像で、同じ時刻に後方から追い上げてきた車両の画像が、メイン画面。


自分の走っている映像を、外部から見る機会は滅多にない(というか、S660では初めて)なので、結構参考になります。

L12の最終コーナーでちょっとRRが滑って修正舵を入れている程度のつもりが、外部から見ると、意外に姿勢が乱れていました。
ということは、1コーナーは、はたから見ると結構、挙動不安定かもしれません。
(最終よりよほどRRが滑ってるので)

また、2ヘアでインに付けていないのは分かっていましたが、予想よりもアウトからコーナーに進入していたので、もう少し手前からステアを入れてブレーキを早めに抜いて旋回にタイヤグリップを使った方が良さそうです(最終コーナーの要領で、減速ではなく、旋回にタイヤグリップを使う)。


Y2 L12-13の映像(RaceChrono 画像エクスポート機能)


タブレットを縦にして、2画面表示/L12(画面キャプチャ)



タブレットを縦にして、2画面表示/L13


RaceChronoでなくても同じような事は出来ると思いますが、タブレットで気軽に簡単に編集できるので、自分には使いやすいです。

S660の走行会とかで、みんなで画像をシェアしあうと面白いかもしれませんね。


あと、N-ONEの方、抜く際にシフトミス(2速に入っておらず、ニュートラル)して膨らんでしまってすみませんでした。


Posted at 2021/12/26 17:38:27 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2021年12月26日 イイね!

S660 筑波サーキット、コース2000 ファミリー走行9回目①

S660 筑波サーキット、コース2000 ファミリー走行9回目①昨日、S660で筑波サーキットにてテスト走行を行いました。




今回は、以前のデータをチェックしている際に、インタークーラーカバーの違いで吸気温度が違った感じが有るので、オリジナルのダブルファン仕様と、純正改のダブルファン仕様の違いを確認する事が目的です。

また、その比較のついでに、排熱シュラウドのバージョンアップを行い、どの程度変化が出るかを確認。


あと、RRブレーキホースをSTDのゴムホースからメッシュホースに交換したので、前後のブレーキバランスの悪さを改善出来るかび確認と、走り方の面で、最終コーナーの進入をノーブレーキ進入が出来るかトライしてみようと考えていました。



さすがに年末にもなると、気温が下がって来ているので、前回とコンディションが異なり、正確な比較が出来ませんが、ざっくりとチェックした結果としまして、まず排熱シュラウドVer1.5は、結構違いが出ました。

Ver1.5 vs Ver1.2(前回の12/11 Y2) セッションベストラップ比較

走り方も、条件も違いますが、とりあえずベストラップ比較


Ver1.5 vs Ver1.2 同条件(平均スロットル開度、油温)比較

出来るだけ、平均スロットル開度や、油温等の条件をを揃えた状態の比較


外気温が2~3℃異なり、その分油温も低いので、実際の吸気温度差はもう少し少ないと思います。速度が高いほど差が出てます。

本当は、Ver1.5は作らずに、一気にVer.2まで飛ぶ予定だったのですが、勢いで改修していったら、意外に良さそうな感じに仕上がったので、この結果は納得です。


しかし、肝心のオリジナルICカバーに関しては、予想と異なり、純正改ダブルファン仕様よりも吸気温度が高くなってしまいました。

Y2(オリジナル)と、Y1(STD改)のベストラップ比較


気温差が2~3℃+平均スロットル開度67% vs 64%と、条件が違いますが、他のラップでも、傾向は一緒。


原因を考えてみると、今回のオリジナルICカバーに関しては、以前の仕様と異なり、前側の細いダクトの取り回しが、Engルーム後方のファンから強引にダクトを取り廻した為に、ダクトが潰れている部分が有り、十分な風量が供給出来ていなかったのでは無いかと考えています。
Y1とY2の間にシステムを付け替えた後の作動チェックの際に、どうも出てくる風量が少ない感じがしていたので、主にこの点が原因だと思います。

これが純正改ダブルファン仕様の取り回し
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後方のファンから比較的ダイレクトにICカバーに繋がっている。(少しトランクフードに潰されていますが)


こちらがオリジナルダブルファン仕様のICカバー
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写真を撮ってませんでしたが、右側のφ100のダクトの下から強引に左側のφ75のダクトが立ち上がっている

これを作成した時は、左側の細いダクトは、フェンダー左側のダクトから外気を取り込んでいましたが、今回は、後方のファンから、排熱シュラウドの下部脇を通り、ダクトを潰して上まで立ち上がっているので、結構抵抗が大きいと思われます。

また、これを作成した時は、各ダクト内の風速はどちらも殆ど一緒(測定済み)の前提で形状を作っていたので、前側のみ風量が減ると、内部の空気の流れが悪くなっていると思います。


今回はY1とY2のインターバルが余り無いのと、ダクトのサイズが純正改はφ100、オリジナルはφ75と異なるので、風速計は付けなかったので、正確なデータは比較出来なかった為、後日、風速計をセットして再確認してみたいと思います。


あと、前回は風速計の所に付けいていた温度計を、エンジンルーム後方のファン出口に取り付け、どの位の温度の風がICに供給されているかをチェックしましたが、(車載画像の一番左の青い温度表示)、結構高い温度でした。

ここのファンの給気は、右フェンダー後方から取っているのですが、どうも、ここはEngルームの温度上昇にリンクして温度が上がる様で、外気が届いていなかったみたいです。

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こんな感じで、右フェンダー後方からフレッシュエアを取り込んでいるつもりでした。

ちゃんとダクトの入口を外気が導入できる場所に取り付ければ、もっと吸気温度を下げら事は、以前の半内循環と外循環の比較でもわかるので、ここは要改善です。

まあ、換気システムを暫定的に取り付けた際から、冷却システムが暫定仕様になっていたので、この辺は、これから時間を掛けて改善していきます。


ここまでのテストで、結構色々なデータが揃ったので、それらのデータを上手くまとめて、次のステップへ進みたいと思ってます。


Posted at 2021/12/26 16:57:31 | コメント(0) | トラックバック(0) | S660 | クルマ
2021年12月24日 イイね!

S660 排熱シュラウドのバージョンアップ

S660 排熱シュラウドのバージョンアップ先日の、S660での筑波テストの結果を見ているうちに、以前のTC2000のデータと比較して、吸気温度が高い事に気付きました。


原因を考えると、ICカバーの純正改ダブルファン仕様にしてから、吸気温度が上がっている感じがするので、再度、ICカバーの比較を行おうと考えました。

せっかく走るのだから、さらに冷却効率が上がる様にと、排熱シュラウドを改修してみました。

以前のVer1.2がこの状態。alt

今回の改修でこんな感じに(Ver 1.5)
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単品
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前方から覗き込むと、
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とにかく、前側のシュラウドの抜けを良くするために、非常に複雑な形状に。

形状変化の効果が判り難くなるので、今回は、前側部分の形状変更のみに抑えておきました。

右側前方の穴がアルミテープ仕様なのは、この部分を成形すると、取り外しが出来ないからです。(ここはさらに改修したい気があるので、今回はアルミテープ仕様です)

前回の作動テスト結果

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今回は
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と、結構差がでました。
共に、ダブルファン、換気ファン作動状態で、しかも、今回は、換気ファンを作動させても風速が落ちるどころか、微妙に上がりました。


実走でも結構効果がある事を期待してますが、結果はどうなることやら・・・。

明日の筑波の走行でテストします。
Posted at 2021/12/24 16:13:32 | コメント(0) | トラックバック(0) | S660 | クルマ

プロフィール

「[整備] #S660 S660 電装系のアップデート番外編/ECUの純正戻し https://minkara.carview.co.jp/userid/2377114/car/2854125/8169673/note.aspx
何シテル?   04/01 12:28
@zawaです。よろしくお願いします。 N2Fという開店休業中の様な店をやりながら、2輪のレースメカニックをしてます。 一応仕事の筈ですが、趣味の世界でビ...
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ホンダ S660 ホンダ S660
S6602号機購入!! 初号機のS660(黄色)が全く動かせないので、乗る為の車両をオー ...
ホンダ ビート ホンダ ビート
タイヤが4つのオートバイ ビート。   いじって、走って、楽しんでます。
ホンダ S660 ホンダ S660
先日納車されました、3号機です。 これで、S660の発売初年度の初号機に始まり、最終エ ...
ホンダ S660 ホンダ S660
基本的に色々なパーツのテストや、開発を目的に購入。慣らしがようやく終って、多少乗りだした ...

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