
走行記録メモ
TC2000 Y1 13:45~14:05
11.8℃/54%
路面温度:15~13℃(ホームST内側ハーフWET)
走行前、メーター読み外気温 13℃
車両スペック(前回走行と基本的に同じ)
タイヤ:AD08R(5年寝かした中古・左右逆履き)
サイズ:FR・165/55R15
:RR・195/45R16
サス :TEIN FLEX Z/Fr:4kg RR:5kg/EDFC;ALL16
ブレーキ:STD
パッド:FR/700C (TC1000:60L+TC2k:57L) RR/ドリパ(TC1000:22L+TC2k:57L)
EXH:STD
タービン:STD
ECU:SEEKER OPDM
Oil:純正/205km
アライメント:
12番pit(傾斜が強くて、半分車体を出さないと水平だし出来ない)
水平レベル:ベース=0°
各ベース間=0.2°以下レベル(ロッド延長)
タイヤは純正ホイール+AD08で測定(1G 内圧170/180)
アライメント自体は、前回のセットダウン時から弄ってない
トー/ Fr:LRトータル-0.5mm(前回-1.5mmなので、ちょっと数値差が大きい)
RrL:+3.25mm/RrR:+0.75mm
キャンバー/FrL:-2.2°/FrR:-2.2°
RrL:-2.1°/RrR:-2.2°
車高:ホール下~ライン(微妙な測定精度)
FrL:26mm/FrR:24.5mm
RrL:26.5mm/RrR:26mm
タイヤ内圧 Y1 af keep
(FrL:167.5/FrR:170)
(RrL:180 / RrR:180)
走行後内圧
FrL:172/FrR:171
RrL:185/RrR:181
走行後タイヤ温度(各部2回測定,左が1巡目、右が2巡目)プローブ突き出し5mm
FrL/ out / mid / in // FrR/ in / mid / out
40.1,38.4 / 38.3,36.1 / 40.0,38.1 // 36.5,38.4 / 33.9,36.0 / 34.0,35.5
RrL /out / mid / in // RrR/ in / mid / out
41.7,40.7 / 41.0,41.0 / 43.8,43.1 // 39.3,37.5 / 36.9,35.8 / 37.1,36.4
エアクリナーBOX導風ダクト付き
換気ファン(最上段スイッチ)OFF→L4でON→L7でOFF→L10でON
冷却ファン(左側トグルがサイドファンsw / 右側プッシュswがリヤ側ファン)
OFF→L4でON
排熱システム用ファン(大)を、冷却システムに転用
水冷オイルクーラー:ラジェーターOUTから分岐して、ヒーター回路に接続
排熱シュラウド:Ver 1.5
ICカバー:オリジナルダブルファン仕様(前側φ75mmダクトに後方ファン接続)
ICカバー内の温度センサーを後方ファン出口に移動
左ミラー下に外部温度センサー付き
走行画像で、TPMSの左側の黒液晶メーターが、Lミラー下部外気温
グローブボックスの一番左が、後方ファン出口温度(ICカバー後ろ側に接続)
BRKホース/FR:STD//RR:メッシュホース(KTS)
RRに4mmワイトレスペーサー装着
Y1走行後に、やはり少しRRのスタビリティが欲しいと感じたので、4㎜スペーサー装備。
これに関しては、以前と同様なフィーリング差で、若干コーナー進入で安定性が増して、若干ブレーキを残しやすい。
1コーナーや最終コーナーでY1よりも攻めやすくなった。
Y1よりも、直線ブレーキングからステアを入れ始める時に抜く踏力が少なくても、RRが安定しているので、若干コーナーアプローチがイメージに近く出来そうな感じが出てる(出来ている訳では無い。出来そうなイメージが強くなっただけ)
ただ、前回も思ったが、この事が、タイムアップにつながっているかは微妙。
Y2はY1よりも混雑していて、攻めやすくなったがスピン直前まで攻め切っていない事も大きいが、安定性がやコントロール性が増すだけで、実際のタイムアップにつながる操作が出来る様にはなっていない。
走行後のタイヤ内圧は、Y1とそれ程大きな差は無かったが、走行中のTPMSの数値は、FRが1.8になっている時が有り、最終コーナー等ではタイヤのブロックが捩れている感じが有った。
ヘアピンも若干その傾向が有ったが、ここに関しては、ブロックが捩れているというよりも、タイヤが潰れすぎて、タイヤサイドが捩れている感じ。
FR外輪が倒れてしまっている感じなので、正直、もう少しタイヤの内側に仕事をさせないと駄目な気がする。
正直、このロール&ステア入れ時のFRのフィーリングに関しては、TC1000での2ヘア(LL)でも感じた事だが、タイヤ外側のサイドウォールが結構捩れてゴリゴリ言っている。
最終コーナーに関してもブロックが捩れているだけでなく、構造が負けている感じが有る。
恐らく内圧を上げる方が、この辺りのフィーリングは良くなると思うが、そうすると全体にネガが大きい。
しかし、タイヤを新品にする際は、内圧は若干上げた方が良いと思われる。
また、走らせ方に関しては、最終の感じからすると、もう少し早めに踏力を抜いて、その分旋回にタイヤのグリップを使った方が良さそう。
ただ、現状はブレーキを抜き気味でステアを入れても、FR外輪に荷重が残ったままでプッシュアンダーな感じになり、ブレーキを残すと縦方向にグリップを割かなくてはならずに旋回に入れない感じで、どちらも、イメージしてるアプローチラインに乗せられない。
Y1で感じた様に、基本、タイヤグリップで改善する部分はあると思うが、もう少しセッティングを変更して、前後左右の荷重移動のバランスを変えてやらないと厳しい感じがする。
1ヘア立ち上がりは、恐らく3速でも若干内輪を若干掻いている感じ。(2速だと確実に音がそうなってる)
そのせいで、左リヤのタイヤ温度が、内輪の方が高くなっているのだと思う。
タイヤ表面温度に関しては、キャンバーを付けた方が、特にフロントの温度バランスが良い感じなので、この点からも、キャンバーを付ける方向性は間違っていないと思う。
ただ、ある一定の舵角よりもステアを入れても反応しない点に関しては、タイヤの減り方からも、もう少し、タイヤが倒れない様にする必要があると思う。
(車体のロールを抑える方向性?)
走りの面では、最終コーナーが一番要改善。
ノーブレーキ進入自体はタイムアップになっているが、現状は、進入でインに寄っていくのが早いので(ブレーキングする走り方と同じタイミングでインに寄って行ってしまってる)、スロットルオフ直後に余り舵角を大きく取るとインに詰まってしまうが、その割に立ち上がりのラインがつらい。
もう少し、インを開けた状態でアプローチして、スロットルをもう少しゆっくり抜きながらステアを入れて行き、スロットルが全オフになった瞬間にもっと横Gが掛かって、舵角も多めな状態になっていた方が、ボトムスピードも立ち上がりスピードも上げる事が出来そう。
ただ、今のサスセットだと、それをいきなりやるとRRが巻き込んでスピンする可能性が高いので、慎重にトライする事。
今回、後方から追い上げてきた車両の車載映像に自分が写っていたので、自分の車載映像と合成して、車体がどんな動きをしているかを外からチェックする事が出来た(詳細に見られるのは2ヘアのみだが)
おまけ映像では、社外と社内の動きにずれがあったので、それを修正した2ヘアの映像がこれ。
動きが分かりやすい様に、合成した映像を、ズームアップ&スロー再生したものをキャプチャ。
これは、イメージ通りに走れていない状態だが、速度が落ちてグリップが回復して戻って来れている状態。
ここまで全開
まず、ブレーキングでRRが浮き上がり、(ブレーキ開始から、RRが伸びきるまでにタイムラグが結構ある?)
ブレーキング開始と同時にステアを入れ始めているので上の画像の直後で1Gに達する

正直、この辺で1.2G位出る様にしたい。
そこからややブレーキを抜きながらステアをいれていくと
リヤ内輪が浮き始める
さらにブレーキを抜きながらステアをいれていくと、
RRの外輪が沈み、内輪が更に浮き上がる。
本当は、イメージ通りの走りが出来れば、この辺の舵角になるにつれてブレーキを抜いてステアを入れたいが、現状は、止まれてい無いので、ブレーキが強く残ってる。
V700だと、この状態でFRがグリップしてて、RRを巻き込んでオーバーステアになるが、走りで調整できていないから、トーを付けて誤魔化してる感じかも。
この辺で、FR内輪が若干伸び始めている
ブレーキを完全リリースでほぼ舵角がMAX。

さらにFR/RR共にサスが伸びている。
基本的にアンダー傾向で、この時に追加でステアをいれても、全く車体は反応しないので、速度が落ちて曲がるのを待っている。
キャンバーを付けて一番変化が出たのがこの辺り。
舵角MAXの状態でスロットルを開け始める(一瞬で全開)

この辺は、スロットル全開でも殆ど加速していない。
加速しないが、失速させないためにスロットル開けている状態。
この辺のサスの動きは動画で見た方が分かりやすい。
ステアを戻し始めると、ロールも減少。やっと加速し始める。
加速態勢にはいっても、RRサス内輪は沈むどころか、むしろ伸びている様にも見られる。
恐らく、加速によってRRが沈むよりも、旋回横Gが増えて内輪が浮いてしまい、内輪がホイルスピン気味になる。
2ヘアでは殆どなっていない感じだが、恐らく1ヘアも同様の挙動でRR内輪がホイルスピンしてる。
この位ステアが戻っていても、RR内輪はそれ程沈んでいる様に見えない気が。
Gサークルを見ても、殆ど横G成分のみなので、こんなものかも。
もう殆どサスの状態は見えないが、ロールはしている。
パワーがないので、ここからは、ステアを戻しながら自然に立ち上がるだけ。
こうやって見てみると、RRの内輪はブレーキングから2次旋回中盤まで、殆ど接地して無い感じがする。
ロール初期から殆ど全伸びに近い状態で、外輪が旋回Gに比例して沈むことで車体がロールしていく。
FRに関しては、ブレーキをリリースしても内輪側は結構ボトムしていて、スロットルを開けて加速するまで、余り伸びて来ない様に見える
基本的にはFRは両輪とも沈み気味で、RRのみロールしてる感じなので、この辺りが、現在の問題点な気がする。
やはり、外から見た感じも、走っている感じも、車体の動きのイメージは一緒だったことは確認できた。
これらの事からは、FRのレートを上げるか、RRのロール剛性を上げる方向性な気がする。
これ以上細かくデータを見るには、ちゃんとストロークセンサーを付けないと厳しいのと、ストロークだけではなく、ステアリング舵角は必要で、出来れば旋回Gはロガー上で把握したい。
手持ちの2輪用ロガーだと、ちょっと欲しいデータを上手く活用できないので、やっぱり買うしか無いかも・・・。
まあ、とりあえず、次回の走行までに手持ちのロガーは取り付けたい。
Y2ALL
何か、Y1と同じメンバーが絡んで走ってる。
自分の場合、後ろに車両がいると、スピンした時のリスクを考えて、思い切り進入出来ないので、Y1も含めて、今回の走行は余り攻め切った走りが出来なかった。