2015年03月07日
フランス車には、フランスメーカーのスピーカーを。
フランスのフォーカル社のインテグレーションシリーズ、IFP 207という、ツイーターと16.5cmウーハーがセットになった207/307/旧308に適合するスピーカーセットを導入しました。
フォーカル社が提供している作業方法のチュートリアルビデオを見るとすごくカンタンに交換できそうに見えるのですが、やはり、素人だとそれなりに大変です。計4〜5時間はかかったと思います。
ツイーターの交換は10分もかからず、まるでプジョー純正のように取り付けできたのですが、16.5cmウーハーの交換はけっこう大変。内装をはがしたり、リベットをへし折ったり、ネジが合わなかったり、カバーをはぎ取ったりするのが大変で、しばらく左ドアだけ交換した状態が続いてました。
純正スピーカーを固定していた8つのリベットは、大きめのニッパーで細かく切り刻んでへし折って除去しました。新しいスピーカーの固定は、二転三転しつつ、直系6mm、長さ25mmのタッピングビスで固定しました。6mmのタッピングビスはIFP 207のねじ穴に干渉するので、手放しにオススメできません。リベットが一番妥当なのかもしれませんが、また外すことがありそうなのでネジ止めにしました。
ちなみにIFP 207のネジ固定枠は厚みがあるので、インナーバッフルが使えません(内張と干渉します)。
ドアのデッドニング処理は、車重をあまり重くしたくなかったので、スピーカー真裏に防振材や拡散材を貼る程度の簡易な処理にしました。
音質は、マイケルジャクソンが何を歌っているか全くわからないし、声が割れて聞こえて最悪、という状態から、ちゃんと何を歌っているかがわかるような状態まできました。
ただ以前よりはぜんぜん良いけど、純粋なオーディオとして考えた場合、中音域のハリや低音の深みが足りず、もう一声な感じ。今のプジョー純正のヘッドユニット(私のはパイオニアのOEM)だと、EQをどういじっても、もうほぼ限界。これ以上音を良くするなら、ドアなどのデッドニングをもっと頑張ったり、外付けアンプをつけたり、スピーカーケーブルを交換するといった泥沼コース入りかも。
なお、今のところリアスピーカーは鳴らしていません。余裕ができたら、リアもフォーカル社のものに交換してみたいと思っているのですが、リアスピーカーのサイズは直系13cmくらいのようなのですが、内張をはがしてみないと確証がありません。あと、フォーカル製品の国内在庫が異様に少なくなっているのが気になります。
タイヤ交換をしたりして金欠なので、しばらくこれで様子を見たいと思います。。。
ちなみにスピーカー交換よりも、タイヤをミシュラン(ミシュランもフランスのタイヤメーカー)のプライマシー3に交換したことの方が、音響環境へのインパクトが大きかったかもしれません。ボーカルの音域のロードノイズが上手く抑えられていて会話もしやすくなりました。
Posted at 2015/03/07 00:40:41 | |
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