新型レガシィについての独り言

新型レガシィについてあらためて思う事

その（1）
この車の成否は国内でなくワールド・ワイドでどれくらい
売れたかだと思うので、最終販売台数が国内で大きく落ち込んでも
ワールド・ワイドで現行車を上回ればスバルとしてはOKなのでしょう。
しかし、その時に思うのが国内ユーザーの惨めさと国産車を買う意義
の喪失でしょうか？ま、ユーザーが外車を選ぶようにメーカーも客を
選び始めたってことですかね。

その（2）
正直プラットフォームを増やしてでもレガシィと世界で売る車は別けた
方がいいと思うのだが、そこは￥の問題で出来ないんだろうね。
今回のレガシィのフルチェンは明らかに過去のフルチェンとは意味合いが
違うように思われる。おそらく富士重工業にもレガシィの大型化や
海外重視デザインの姿勢には断腸の思いがあるでしょう。しかし、そー
しないと生き残れないこのご時世。世の中の変動がある意味車の形
で体言された出来事に感じました。

　個人的には世界で売る車で稼いで、その一方で『国産レガシィ』を
用意して欲しかった。


その（3）
ネットで『没個性』『トヨタみたい』と言われていますが、個人的には
そーはあまり感じません。　自分が思うのは『格好よく見えない！』
の一点につきるので（＾＾；


その（4）
　たら・ればの話ですが、数年前スバルはハイブリッド・ターボを試作
していたようですが、もしその開発を続けていればたとえ国内向けに作った
車でも十分海外で戦えたと思います。その点、開発を中断させた人の
責任は大きいと思いますね。


その（5）
一番心配なのは、新型を見てもスポーツやプレミアムを感じない所です。
例えば、ポルシェのパナメーラなどは同じく北米を意識したポルシェ
初のセダンですが、デザインの好き嫌いは別として『ウチが考える
セダンはこれです』みたいな気持ちが感じられます、僕はね。

今回のレガシィにはそれが感じられない。例えばスバルの考える大排気量
な車はコレです。みたいなモノが感じられれば受ける印象も違うと
思うんですけどね（もちろんデザイン含めて）。


その（6）
まぁー今回の件は、スバルが生まれ変わるための苦しみに感じますね。
これを乗り越えて新しいスバルになって、カッコイイ車を世に送り出して
くれる事を祈っています(-人-)