
先週はスウェーデンに出張に行って来ました。
北欧といえば日本でも家具だったり生活スタイルだったり、特に女性から憧れられている地域ですが、個人的にあまり興味がなく旅行で目的地の候補になることもなく、今回が初めての訪問でした。
スウェーデンへは直行便がなく、今回の乗り継ぎはヘルシンキで。
長時間のフライトが嫌いなので、直行便があっても選べるなら乗り継ぎを挟んで行きたいですがf(^_^;
成田から離陸後およそ10時間でヘルシンキに到着。
ヘルシンキの空港には日本語での案内表示がありました。
フィンランドとしては、地理を活かしてアジアとヨーロッパの中継地点として機能することで、経済メリットを得ようとしていることが伺えます。
空港内には中国料理の店やラーメン店が。
日本のラーメンはフィンランドでも人気だそう。
普通のとんこつラーメンが15ユーロぐらい(2000円ほど)でした(;・∀・)
バーガーキングもスタンダードなハンバーガーのセットが10ユーロぐらい(およそ1300円)でしたので、空港価格だとしても物価は高いなぁと思いましたf(^_^;
フィンランドといえばムーミンの故郷でもあります。
空港内には至るところにムーミンが居ました(^^)
そして今回の目的地であるヨーテボリへ深夜に着き1日目は終了。
空港そばのホテルに泊まりましたzzz
2日目は時差もあり早く起きます(^^;
朝食が4時半からだったのでスマーガスボード(ビュッフェ)形式の朝食を。
ベーコンがおいしくて朝からトースト6枚と野菜やフルーツなどなどを食べて胃がもたれますw
そして朝6時くらいにタクシーで、今回の目的地である郊外の工業地帯へ向かいます。
朝6時だと真っ暗で、7時過ぎに空がしらみ始めてくる感じでした。
北欧って1日数時間しか日が浴びれなかったり、逆に白夜のイメージがあったりしたのですが、今回は時期的にどちらでもなかったです。
日本を出た時は26℃と暑かったですが、現地は氷点下と朝晩は寒かったですw
実際ちょっと雪が降っていましたねw
道路はハイウェイ以外は電灯がほとんどない感じでした。
そのためかどうか分かりませんが、ラリーのライトバーを付けているクルマをチラホラ見かけました。
ちなみにボルボ車率はやっぱり高かったです( TДT)
感覚的には4~5割がボルボかな?
日本のメーカーのSUVも一定の人気があるようでした。
この日のランチは、とある会社の食堂で典型的なスウェーデン料理をご馳走になりました。
ポテトと数種類の肉が炒めてあるスウェーデンの家庭料理ですが、これも量が多くて胃が…w
1日の仕事が終わりホテルに戻りますが、タクシーが高かったので(1時間、50kmぐらいで1万円以上)、別の交通手段を聞くと電車でヨーテボリまで行き空港までバスが利用できるという。
せっかくだからヨーテボリも色々観ていくと良いよということで、予定はなかったですがその気に。
車窓から見るスウェーデンのカントリーサイドの光景は、背の高い木が並ぶ森が途切れたと思うとポツンと一軒家が出てきたり、美しい湖湖畔に建つ家が見えたりといった感じでした。
ヨーテボリの中央駅構内の様子。
典型的なヨーロッパの駅でした。
ヨーテボリは人口50万人ほどのスウェーデン第2の都市。
街は石畳の通りにレストランやブティック、百貨店などが並んでなかなかの活気でした。
市電も走っていました。
レンタルの自転車的な物も駅前に置いてあり、環境に対する意識の高い北欧らしさを感じました。
1時間ほど街歩きし、そこそこ混んでいたカフェでケーキを食べ夕食にしました。
本当はスウェーデン料理を見つけて食べたかったのですが、朝、昼の食事で胃がもたれていたので…w
次の日は仕事が終わった後、現地の人とフランス人、日本人のお客さん2人を連れ、スウェーデン人からお勧めされた、ヨーテボリの港にあるレストランFiskekrogenへ。
ミシュランにも選ばれたみたいで、すごくお洒落な店内(^^)
このお店の売りである、Sea Platter(^o^)/
日本の蟹みたく専用の器具を使って殻を割り食べていく感じでした。
スウェーデン産のロブスター、今まで食べた物の中で5本の指に入るくらい超うまかったです(*´ー`*)
スウェーデンのロブスターは9月下旬からがシーズンらしいのですが、近年量が減ってきているようで、スウェーデン政府が漁師1人当たりの捕獲量を年10ケースまでと定めているようで、貴重になってきているとのことでした。
そんな感じで今回の出張は終了。
冒頭にも述べた通り北欧ってそんなに興味の引かれる地域じゃなかったのですが、今回行ってみて、スウェーデンの人たちの教育レベルの高さは分かりましたし、(単純労働者の人々も皆英語は喋れる)、仕事のことや時事問題、人生観とか話してみても、他の国の人たちよりも深みがあること言ってるなぁと感じました。
また、親切な国民性で、国際的にもうまくやっていると思いますし、GDPは高いのに就業時間も長くなく、日本が学べることは沢山あるなと感じました。
今まで海外には十数ヵ国に行きましたが、スウェーデン人の教養の高さということについて、一番カルチャーショックというか、今でも衝撃が覚めないままでいますね。
オーロラを人生で一回を見てみたいと思っているのですが、今まではなんとなくアラスカがいいかなぁと考えていたのですが、スウェーデンに見にいくのもいいかなぁなんて、考えるようになりした。
最後に…
スウェーデンで有名な世界一臭い料理「シュールストレミング」。
これを体験したくてスーパーに買いに行ったのですが、ネットを見ると
「機内で爆発し、他人の荷物に臭いが付着し損害賠償請求された」
「異臭騒ぎになり目的地に着く前に緊急着陸した」
との記述があり、本当かどうか分からなかったですが冷凍コーナーに置いてあったので持ち帰っても食べるのはキツイと思ったので、今回は諦めました。・゜゜(ノД`)
ですがこのシュールストレミング、本当に臭いらしく、スウェーデン人もこの話題を出すとすごくテンションがあがって色んな表現でどんなに臭いか説明してくれるて仲良くなれるので、ネタとして知識は持っておいて損はないと思いますw