
皆様、明けましておめでとうございます。本年も何卒、よろしくお願いいたします。
さて今回は以前からずっと書いてみたかった「Link ECU」に関して書いてみたいと思います。
自分はエンジン製作時よりRB26用Link G4+プラグインを使用しています。純正ECUのコネクターと箱を使い、中の基盤だけを入れ替えてそのまま使えるという素晴らしい物です。RB26GT-R以外にもいろいろな車種用がラインナップされています。
先に僕の意見から申し上げますと、使用したうえで、Linkはめっちゃくちゃオススメです!!手放しで推せます。マジで。
各種色々なECUがありますね。VproやパワーFC、MotecにHaltech、そして純正ロムチューン。
ではなぜその中でLinkがそんなにオススメなのか、具体的に書いていこうと思います。
まず何よりユーザーに対する間口の広さ!LinkECUのソフトウェアはフリーソフトなんです。そしてきちんと日本語版も用意されています。誰でもこの画面を出してあらゆる項目を設定する事が出来ます。
そしてLinkはVproなどとは違い、ECU内でブーストコントロールが可能です。
これはブーストコントローラーが不要になるだけでなく、ECU内部でフェイルセーフを初めあらゆる設定をする事が可能です。
例えば
・吸気温が高くなったらブーストをあえて下げる!
・水温上昇でブーストを下げる!
・ECU内でギア判定をし、特定のギアだけブーストを上げる!(実際やってます)
もちろんこれだけじゃなく、項目を見ると相当な数の設定が可能です。
そして何より燃料マップを含め表示がわかりやすい!
素人に1本毛が生えたような僕でもちょっとした修正は可能です。
「そんなん僕にはわからないしできないからいいや~~~」って思った人
ちょっと待った!!!!!!!!!!!!!!
フリーソフトなLinkにはこんな機能もあります。それは「ロギング」
セッティングしてもらったは良いけど、そのあと、気になりませんか?
エンジン何回転で実際ブーストは何barなのか。そして空燃比は?排気温度は?季節も変わったけどエンジン内部はどのような状態なのか。
ユーザー側で簡単に確認できます。
僕の場合はグラフで上から
・スロットル開度
・エンジン回転数
・ブースト圧
・空燃比
・ギア(その時何速だったのか)
・インジェクター開度(1000ccだから計算楽ちん)
・排気温度
に設定しています。グラフの部分をクリックすると、画面下部「ログ値のリスト」にすべて表示する事が出来ます。
私的に、、、これは本当に大きいし新たな発見にもつながると思います。
現に僕はログから気付いた部分をチューナーさんに手を加えてもらったり、自分で少し数値を触ったりしています。
そして何より、僕の知る限りLinkは正しい使い方をしていれば永久保証です(変わってたらごめんなさい。けど変わってないはず)
神様の言葉をお借りすれば、これはきっと「車という趣味を楽しんでくれ」というLink側の心意気なのでしょう。
もう日本のECUとは考え方から違うと思うのです。
例えば日本製フルコンの雄、HKSのF-CON Vpro
HKS側の鎖国が凄くて、ユーザー側では触れない。
あるバージョンまでは海賊版ソフトがあるみたいだけど、だいぶ古いバージョンのよう。
ログソフトもあった気がするけど、確か数万円したんじゃなかったっけかな。
で、お店は毎月いくらHKSに払ってるんだっけ。。。Vプロキー失くしたらいくらだったっけかな。
どうやらそんな鎖国政策をしている間に海外にサラッと抜かれてしまったようです(Vproユーザーを非難?しているわけじゃないですよ、念のため)
「今VproなんだけどLINKにしたいな~けど配線加工しちゃったな~~」というそこの貴方!
Vproすげ替えLinkも発売されてますよ!
まだまだ書きたいけど長くなったからこのへんで。
ご意見、ご指摘等ありましたら遠慮なくDM等でお願いします。
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GT-Rよもやま話 | 日記
Posted at
2022/01/03 21:23:22