最近、透明断熱フィルムが
車検に対応しているのか?
本当に大丈夫なのか?
店のホームページへの
問い合わせが
急増している。
これは使用するフィルム素材・車種によっても変わる事もあるのだが、自社では、ほぼ合格させている。
今更ながらご存知の方も多いと思うが、
前席ガラスにフィルムを貼り付けた場合には、安全視界確保の為に可視光線透過率が70%を超えなければならない。
と、道路運送車輌法で決められている。
自分がこの"みんカラ”でレガシィを取り上げる事が多いので、
過去に測定したレガシィ(全てBP)の一部を写真掲載してみよう。

以前自分が乗っていた 2003年式 A型レガシィ3.0R

運転席ドアガラスの可視光線測定
『可視光線透過率 75.2%』
合格
『使用フィルム FGR-300』

フロントガラスの可視光線測定
『可視光線透過率 78.0%』
合格
『使用フィルム IR25HD』(FGR300の姉妹品)

現在自身使用中の 2006年式 D型レガシィspecB

運転席ドアガラスの可視光線測定
『可視光線透過率 73.0%』
合格
『使用フィルム FGR-300』

フロントガラスの可視光線測定
『可視光線透過率 76.4%』
合格
『使用フィルム FGR-300スーパーフラット改』

某ユーザー様から入庫預かりした 2007年式 E型レガシィ3.0R

運転席ドアガラスの可視光線測定
『可視光線透過率 72.2%』
合格
『使用フィルム FGR-300』
以上の測定には、以下の違いはある。
・測定時期の違い
・測定環境の違い
・測定器の種類の違い
・フィルム素材の違い(製造時期も含む)
・ガラスの種類・品番の違い
にも関わらず、測定した
3台全てのレガシィは、
合格している。
車内空間の中で、快適性が最優先されるエリアは、フロント周り~(運転席、助手席、フロントガラス)を含めて、、
一番長くクルマに接する場所~
実は、 それは、
ドライバー席なのだ。
そのドライバー席(助手席含む)に降り注ぐ、強烈な紫外線と赤外線に対して最も有効な防御手段を合法性、安全性から考えると、、
フロントガラスと前席サイドガラスをフィルムで守るという事になる。
ただし、フィルムの視認性に少しでも問題があれば、安全レベルは不合格になってしまう。
自動車用の透明断熱フィルムは、過去数社から幾つもの製品が発売され、ほぼ全ての製品を試験採用してきた。
その実績に基づいた合格レベルの基準は、
1.最高の可視光線透過率(85~86%)
(この値が低い場合、ガラスに施工した合算での可視光線透過率が車検をパスできない。)
2.視界の歪み率を限りなくゼロに近づけた。
(常時ドライバーの運転視界に影響されるフロントガラスに使用する製品には、通常フィルム以上の製法レベルが要求されます。従来品では、視界の揺らぎが発生し運転に支障を来たす可能性がある。)
3.最高の赤外線吸収能力を保持する。
(同様に赤外線防御力を有するメタライズ系フィルムは、電波障害の原因になる為、ETC、GPS、ビーコン、レーダー探知機、TVアンテナ、リモコン等の車両搭載品に影響が出やすくなる。電波障害にならない素材の中で、最も高性能な”ITO”を使用した製品である事が重要。)
4.フィルム素材としての基本性能が高い。(ハードコート、粘着剤、セパレーター等の基本構成部の製品品質が優れている。
また加熱成型性にも優れている事が、3D曲面になったフロントガラスへの対応能力の高さとなる。)
以上これらの条件を、十分満たすものとしている。
私自身も、数年前から自己所有のクルマに関しては、全てフロント3面を施工した状態で使用している。
真冬を除く、春夏秋の3シーズンの快適性は、一度体験すると、
貼ってないクルマに戻るのが嫌になるくらい、
絶対的必要性を強く感じる製品である。
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ウィンドウフィルム | 日記
Posted at
2007/07/05 14:17:43