■更新履歴
−2017/04/15
自分が入手したST83031ST010の写真を追加。
BRZ/トレジア用でST83031ST021があるらしい。
GT/GKはST83031ST050しか使えない。
ラベルの認証について追記。
共通事項を纏める。
11極のピンアサインを追加
−2017/04/09
みんカラや某オクの落札相場などから単純に見て調べ上げただけの状態。
写真や新たな情報を追記していく予定。
-<sti>−<sti>−<sti>−<sti>−<sti>-
通称、
お父さんスイッ…やる気スイッチ
と言われている
STI謹製のプッシュスタートスイッチ
真っ赤なボタンと言われると、普通は
DANGER危険を彷彿させるものですが
なんのその。
性能が上がったと勘違いする
インテリアをスポーティに演出させるSTIのパフォーマンス(?)パーツです。
いや、ほんとに気分が高揚する、見る者をうっとりさせる...それが
やる気スイッチなんです。
(中毒とも言う
以前より購入を検討しているのですが、デザインが変わったようで現行モデルは好みではありません。
そんなやる気スイッチも、過去何度か仕様変更を経ているようです。
スバルで品番が代わるときは
仕様変更のほか、
製造工程変更や、
サプライヤ変更など
も含まれます。これは過去にサービススタッフから伺いました。
それらの変更点については、現場レベルまでは開示されないことも多く、このやる気スイッチも実際のところ何が変わっているのかわからないとのことでした。
したがって、
外観や性能は同じということも十分にありえます。
流用チューンをよくされている方は覚えがあると思います。
さて、どのぐらいの種類が生産されてきたのかというと…
ST83031ST000
ST83031ST010
ST83031ST011
ST83031ST012
ST83031ST040
ST83031ST050
さらに、BRZ/トレジア用として
ST83031ST020
ST83031ST021
ST83031ST030
これだけあるようです。
が!違いについて検証されている方は見当たりませんでした。
...夜中に
変なスイッチが入り調べ上げてまいりました。
細かい違いを見ていきましょう。
〜お断り〜
申し訳ございませんが、各車適合までは確認ができません。
重要保安部品かつ、動作保証に関わってくるため。
品番移行時期については明確な記録がなく、ネット上にあるオーナー様の購入実績を元に記載しています。
コンプリートカーの実績は写真から判別しています。
〜お願い〜
この品番のスイッチ持っているよ!と言う方。
大変厚かましいお願いになるのですが、写真の提供ご協力いただけると嬉しく思います。
欲しいのは①正面、②スイッチの球面状態、③夜間時の点灯状態、④ラベル部分などなど。
こんな違いがあるよ!と情報を持っている方はご教示いただけると助かります。
いやいやそれは違うよ、こうだよ!という御指摘もあればお願いします。
オフ会で全品番を並べられたら最高ですね!
バッテリー外しが生じますがw
-<sti>−<sti>−<sti>−<sti>−<sti>-
##共通事項
・株式会社東海理化電機製作所 製
・MADE IN JAPAN
・DC5V, 100mA
・シリアル?ロット?のNo及びバーコード
(掲載する場合にはモザイクかけたほうが良いと思います)
・EU加盟国の基準を満たす:CEマーキング
・中国無線規則(電波法):CMIIT型式認可
・AMPLIFIER, IMMOBILIZER
・イモビライザーの型式:SSPIMB**
・STI品と純正品の違いは外観のみであるため、認証は純正品と共用と思われる。
##2008年11月〜OP展開開始
【ST83031ST000】
http://www.sti.jp/news/2008/08022.html
2008年5月、BL/BP S402専用
2008年10月、WRX STI「STI 20th ANNIVERSARY」専用
━━━━━━━━━━━━
2009年11月、EXIGA 2.0GT tuned by STI標準
2010年6月、BR/BM レガシィts標準
2010年12月、SHフォレスターts標準
2011年1月、GVB/WRX STI ts、GVF/WRX STI A-Line tS標準
最初のモデル。
STI文字が黒で、その周りが赤く光る。
光る部分は文字に沿った形ではなく、文字間が繋がったままです。
エンジン始動後ライトオフの時は点灯しない。
ボタン部はチェリーレッドカラー。
作動表示灯)ACC動作可:オレンジ、エンジン始動可:グリーン
接続端子は11極。
2:赤、LED赤バックライト(+5V)
3:緑、LED緑バックライト(+5V)
4:黄、ボタン文字バックライト(+5V)
8:白、GND(ボタン押下検出用)
9:黒、GND(LEDとボタン)
あとは不明(多分イモビ関連とか?)
※ピン番号:配線色、用途
##2012年8月頃〜?
【ST83031ST010】
2011年11月、GVB S206標準
2012年7月、エクシーガts標準



黒文字が排除され、STI文字に沿って浮かび上がるように光る。
発売された期間からすると、ちょっとレアと思われる。
##2012年11月頃〜?
【ST83031ST011】
2012年11月、BR/BM レガシィts標準
2014年11月、SJフォレスターts標準(011 or 012)
!?…みんカラ上でトヨタ マークXへのポン付実績あり。
010との違いがわかりません…
##2015年1月頃〜?
【ST83031ST012】
2015年10月、VAB S207標準
パーツの一部が乳白色に変わりました。
(ラベルが貼り付けられている箇所)
ラベルの大きさも変わりました。
対応規格の認証が増えた。
・韓国安全認証:KC認証
・米国連邦通信委員会:FCC認証
・カナダ産業省:IC認証
ラベルにマとかロとかカタカナが記載されている。なんの暗号だろう…
##2016年11月頃〜?
【ST83031ST040】
2016年10月、WRX S4 ts標準
現行モデルその1。
これまでSTIロゴのみ赤色発光でしたが、新法規では文字発光が必須となり、2016年度のSUBARU年次改良車における法規対応に準じたもの。
ENGINE START STOPの文字が円周上に配置されていたのに対し中央に変更された。この文字が光るようになり、逆にSTIの文字は光らなくなった。
ラベルに記載されている情報量も多くなった。謎のカタカナ暗号?はなくなり、QRコードになった。ようやくSTIの品番記載がされる。
・ヨルダン 電気通信規制委員会:TRC認証
・セルビア:KVALITET認証
・モロッコ:ANRT認証
・南アフリカ独立通信庁:ICASA認証
・アルゼンチン 国家通信委員会:CNC認証
・インドネシア無線認証:SDPPI認証
・ブラジル無線規則(電波法):ANATEL認証
・台湾 国家通訊伝播委員会:NCC認証
・アラブ首長国連邦 電気通信規制当局:TRA認証
##2017年1月〜
【ST83031ST050】
http://www.sti.jp/news/2017/17006.html
現行モデルその2。
新型インプレッサ(GK/GT)だけは電装仕様の関係上、本品番以外のプッシュエンジンスイッチは使用できないそうです。
おそらく、今後展開されるSGP採用車種も同じような仕様になる可能性が高いです。
-<sti>−<sti>−<sti>−<sti>−<sti>-
■BRZ/トレジア用
BRZ/トレジア用についてはOEM生産しているトヨタ86に対して当然取り付け可能と思われます。
逆も然りで、TRDプッシュが取り付けられるものと推測します。
また、トヨタ86へシャア専用オーリスのプッシュが取り付けられている事例もあり(=BRZにもとりつけ可)
##2012年7月〜OP展開開始
【ST83031ST020】
http://www.sti.jp/news/2012/12015.html
2013年8月、BRZ ts標準
2015年6月、BRZ ts標準
作動表示灯が無い。メータ内に表示されるようです。
接続は3極
##201?年?月〜?
【ST83031ST021】
詳細不明。ユーザーによる取り付け事例ネット上に無い。
##2016年8月〜
【ST83031ST030】
現行モデル
作動表示灯以外は012,040と同じ変更
-<sti>−<sti>−<sti>−<sti>−<sti>-
ざっと自分なりに調べて見た限り、このような形でした。
新しい気付きはありましたか?
また、購入を検討している方の力になれば幸いです。
ブログ一覧 | 日記
Posted at
2017/04/09 14:10:37