
BMW 新型X1はこんなクルマ
納車から3か月、走行距離も2000キロオーバーで慣らしも終了
新型X1のイイところ、悪いところもわかってきたので
過去ブログをチェックしながら
あらためてのインプレッションをします。
BMW X1(F48) 2.0XDrive
⭐️まずは、エクステリアからチェック
外観は、初代Ⅹ1(F84)の面影を残しながら
Xシリーズのボリューム感あるマチョなSUVデザイン
一見X3かと見間違えるので、すれ違いでは新型のX1だと
気づかないたたずまいw
☞エクステリアの詳細についてはコチラ
車幅は1820mm ちょうど取り回しにいいサイズ
コンパクトSUVとしての見た目バランスはカッコイイの一言
目鼻立ちくっきりのハンサム顔
☞クーペからSUVに乗換えたワケはこちら
マッチョなボディは、いざという時には守ってくれそうな安心感
箱替えにあたってX1を選んだ理由には
個性的なデザインとカッコ良さ
見晴らしがよく、大人5名が乗れ、荷物がたくさん積めるなど
スピード走行より、
快適性と実用性と安全性を優先。
スキーに行くので、雪道や悪路にも強い4WDは必要。
⭐️続いて、インテリア
まずドアを開けて感じることは
広くって解放感があり、大幅な質感の向上を果たしている!
全体的に樹脂パーツむき出しの部分がほとんどなく
「BMWの内装の質感はチョット…」は過去のことw
クラストップクラスのインテリアに仕上がっていると思います。
☞BMW X1 インテリアはひとクラス上の質感
⭐️そして運転席に座ってみる
高いアイポイント
角度が立っている大きなフロントガラス
ピラーのないサイドガラス
シートの高さと、低いダッシュボードの為、
広々としていて室内が明るく感じます。
先読みがしやすく視界は良好!
取り回しなどで安全性は高まっています。
伝統のコンソール全体をドライバーに傾けた
ドライバー・オリエンテッドなコックピット
シンプルでありながら、ドライバーを包み込むコックピットは
ドアトリムまで一体となる立体的で広がりのあるデザイン
ダッシュボードから、ドアまで広がる木目パネルは質感を高めている
ステアリングホイール、
太さ革の手触りはまずまず
いろいろなマルチファンクションボタンが付いている
残念な事は、X1にはパドルシフトの設定がありません。
乗車して、シートに掛けてみる
セダンやクーぺに比べ、ちょと高めのシート位置は
腰を曲げずに乗り込めるので乗降性もいい
椅子に腰掛けるように座り込むので
これはこれで絶妙
座面が小さく感じるが、
座面は170cmの私にはちょうどいい。
運転をしてみて、
サイドサポートの張り出しは少ないが
ホールドはしっかりされるので、コーナーの踏ん張りはそこそこある。
クッションは硬めなので、長時間運転の疲労感は少ない。
残念な事に、ホールドがしっかりしてる スポーツシートはMSportの専用。
オプションの設定はないので選べるようにしてもらいたい
もう一つシートで残念なのは
前後調整するレバーは細いバーになっている、プレミアムカーとしてはちょとショボイです。
レバーを無くすにはメーカーオプションの、
電動フロントシート(128,000円)を付けないと‥
ランバーサポートも付かないのは残念。
☞BMW新型X1 XLineシートの乗り心地とポジョン
オプションのレザーシートとトリムは
ステッチが入った上質な肌触
目に見えるだけでなく、触れても分かる高級感
本杢目と金属のオーナメントパネルとレザートリムによって、
質感の高いワンクラス上のインテリアに仕上がっています。
☞BMW新型X1 納車しました インテリア編
コンソール部分を見てみると
8.8インチの液晶ワイドモニターが設置
その下にCDとオーディオ操作、空調関係ゾーン。
そしてセンターコンソールのゾーンには
開閉スライドカバー付きカップ・ホルダー。横に2つしっかり置ける。
これでふたの置き場に困ることはありません
センターレイヤーには、
直感的に操作できる場所に
大きいダイヤルのiDriveコントローラと
オーソドックスなシフトセレクターがある。
電子式でないのが残念。
パーキングブレーキは電子式
オートホールドはついていません。
⭐️iDriveはドンドン進化しており
ユーザビリティは非常にイイです。
もう国産ナビと遜色はありません。
ワイド2画面の連携もgood!
この進化した、iDriveは
AV・ナビ等、多くの機能が集約され、
簡単にコントロール出来
一旦覚えてしまうと非常に便利。
足元回りは
輸入車によくある、左足周辺の狭さは無い
フットレストは大型で、しっかりおける
ペダルはオルガン式。
⭐️では後席・リヤシートは
前後スライドとリクライニングも可能(オプション)
真中に大き目の、ドリンクホルダー付アームレスト。
前後上下、足元にも余裕があり、
後席2名の乗車では広く
ヘッドルームも余裕があり、
前席同様、後席の着座感は快適である。
新型はFFレイアウトとなったことで、
スペース効率が飛躍的に高まり、
高い居住性の充実という結果をもたらしている。
⭐️たくさんある収納ボックス
大き目のグローボックスの裏は起毛仕上げ。
2層のセンターコンソールボックス、
上段のアームレストの中にもコンソール
インパネ右端にあるドライバーズポケットや
リアのアームレスト内収納。
フロントシート下にもボックス
国産車顔負けかも
☞国産車顔負けの数多くの収納スペース
☞X1 のドアを閉めた時、高級な音がするのはワケがある
⭐️ラゲージルームの容量は
トノカバーの下だけで505L
フラットスペースにすれば1、505L。
これはCセグクラス最大の容量のようです。
オプションのスマートオープン機能
テールゲートは、リヤ・バ ンパーの下に足先をかざすだけで開けられる。
リモート・コントロール・キーまたは運転席ボタンの操作でも自動開閉。雨の日等、荷物の積み下ろしに非常に便利な機能です。
☞ラゲージルーム詳細
⭐️それでは、
ドライビングフィールインプレッション
私のグレードはxdrive20i xLine
エンジンをかけると運転席の近くに横置きエンジンが置かれている事もあり、
振動は少しあるものの、走り出してしまえば気にならない程度
エンジン音はうまく遮断されているので
室内は静か
アイドリングストップはギクシャク感はなし
ストップ時は一瞬間をおいてストップ
OFFからONもスムーズにエンジンがかかるので変なギクシャクはありません。
進化しているアイドリングストップはまったく違和感がないので、常にONでもOK。
取り回しに関しては、非常に楽。
アイポイントが高くてノーズが短いので、フロントの見切りがいい
「ECO PROモード」では1200〜1800回転の間でスムーズにこぎみよく
8速ATがシフトアップ。
低中速走行においてはエンジン音は静か。
ハンドリングも軽めなんで、発進から停止では至ってスムーズ。
軽くアクセルを踏んでも
スムーズに吹き上がる、
低速トルクのある、パワフルなエンジンは
そのまま運転の楽さに!
アクセルを踏みこむとすぐ流れに追いつき、トップギアからでもまだまだ余裕を感じる。
ブレーキングは
カックンブレーキではありません!
いきなりガツッと効かずにグーッっとスムーズに効いていきます。踏み込んだ分だけ効く感じです。
⭐️乗り心地については
冬タイヤから夏タイヤに交換した現在
19インチのランフラット
特有のゴツゴツした乗り心地とロードノイズはあります。
冬タイヤの時は、適度な硬さでありながら、静かでまあまあの心地よい乗り心地だったので
ラジアルにすればゴツゴツ感とロードノイズは改善されるでしょう。
👉乗り心地はタイヤが大きく影響
足回りは硬めですが、
SUV特有の横揺れ感は無く、
ボディ剛性が良いからか、荒れた路面でも
ガタピシいうこともはありません。
ワインディングロードも
何度か駆け抜けました。
積雪で連続した急傾斜の急カーブも体感済
足腰の良さと、しっかりしたシャーシー
ハイテクによる補助機能などにより
雪上走行も安心して走行ができました。
高い実力があることも実証済。
4駆の高いポテンシャルのおかげで
腰高感を感じさせず勾配の連続する急カーブも、安定・安心走行ができました。
👉日光鬼怒川の積雪山道
悪天候でコンデションの悪いカープでは
FFベースでみられるアンダーステアも
搭載されているハイテク技術により抑えられており
無難にハンドリング操作が出来てます。
IT技術を屈指したXDriveは
走行性と操縦性を両立させ
高いレベルで見事な仕上げになっている。
☞x1のXDriveはなんちゃって四駆ではありません
干し総評、
BMWX1はその開発において、相当入念に煮詰められたようだ。
燃費・走破性と居住性を両立させ、高いレベルで見事な仕上げになっている。
新プラットフォームにおいても
BMWクオリティーは実現されていると思う。
装備について、
コネクテッドドライブサービス
ACC、ヘッドアップディスプレイ等
のインプレはまた、あらためて。