
銅版画家と言えば 小松美羽 (27歳)
彼女の個展 信州からの覚醒と神秘~原点~ を観て来ました。
場所は長野市北野美術館別館 とても12月とは思えぬ陽気 14度超えの汗ばむ長野だったぞな

彼女は信州を愛し、生まれ故郷の坂城町を愛し、長野県や坂城町にまつわる伝説や民話、そして風景を作品のモチーフにして制作しています。
その実力は今や多くの美術関係社から評価され、世界を視野に入れたアーティストナンデス。

この金の屏風は、善光寺をイメージし金屏風に「秘仏・宇宙」を表現したらしい
その目らしきものには

立体感すら感じる繊細さ、これが小松美羽の世界な野田~!
ここで疑問に思った事があった
どこを見回しても撮影禁止のマークが無い
美術館と言えば 撮影はご遠慮下さい。 もしくは禁止のはず
ダメもとで聞いてみたところ
どんどん撮影してブログなりフェイスブックなりにUPして下さいとの事。
そんな事とは知らないお客さんが 一斉にカメラを出したのはここだけの話な野田~!
今回は本人による作品解説付き
滅多にない機会に興奮気味だったぞな~

この絵は穂高神社をイメージしたらしい
左の狛犬と雷に打たれた御神木
題名は「愛された御神木」 とても女性が書いた絵には見えない力強さ
各人から人気ナンバー1の絵ナンです。

「もののけの森」
逆さにすると怖い女性に見えるらしい
本人は強く拒否してましたがwww

「御嶽聖道」
御嶽山は山岳信仰の山なんです
その頂上へ続く登山道を赤いスジで、頂上には御嶽神社奥社があるイメージらしいです。
個人的には一番感銘を受けた野田。

「神仏戦争」

「古の神」
長野県のシンボル諏訪湖が下部に描かれ県全体にパワーを与えてるとか
神の国信州ナンデス。

「でぃらぼっちゃ」

この強烈なインパクトはナンダ シンメトリーのせいなのか
「千曲川の神々」

「坂城民話の御神木」

この展示会場が素晴らしい 善光寺通りにあり、米国人デザイナーJ.LEFF氏監修の斬新な外観と設備、小松美羽の世界感をより一層引き立てています。

今度は浴衣の柄にも挑戦
繊細な描写は京都の呉服屋さんによるもの
EPSON製インクジェットプリンターによるものらしい

これは振袖に描いた新作、近い将来、超有名アーティストが着るかもしれない一品ぞな~もしかしてぃ☆

右「覧死」 左「聖死」

2005年に描いた「四十九日」

この小松美羽と言えば四十九日と言われ続け
そのイメージを払拭する為に原版を切断してしまった。
その心境を語って頂きました。

こんな有名人の名前が

最後にサインをしてもらい
実際に会ってみるとやはり美しいというか、チャーミングというか、
本当に魅力的な方

握手をしてもらい館を後にしました。
きっと彼女はビックになると思いますよ
オーラに羽が生えていましたしwww
お終い。
Posted at 2012/12/16 10:12:30 | |
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