
本日(11月13日)、私の天体望遠鏡で
剣岳の頂上付近を撮影してみました。
子供ができた時に、天体観察好きな
子供になるようにと、約30年前に
購入したものです。
・メーカー = ビクセン(Vixen)
・製品名 = SUPER-POLARIS-R-150S
・購入価格 = 約18万円(付属品含む)
当時では、高額でしたね !!!
(反射望遠鏡の口径15cm)
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私の子供の時は、宇宙を想像したり、天体観察が好きでした。
中学校の時に、光学レンズ(口径10cm)のキットを買って、自作の三脚で、月などを見ていました。
上の写真の天体望遠鏡は、社会人になり、お金を貯めて、やっと購入したものです。
「月」「土星」「木星」などを、子供に見せたり、町内の子供達に見せて
約10年は使用していたと思います。
その後は、納屋の2Fの物置(現在は、AVルーム)に保管していました。
なぜ、「天体観察をしなくなったか?」と言う理由は、当時の約18万円でも
土星の輪を見るのが精一杯だったからです。
宇宙の天体を観測するには、100万円以上でないとダメと判りました。
子供を育てるのに、せいいっぱいとなり、私の趣味からは除外されてしまいました、、、、。
(フィルム写真も、一枚も撮影することなく、保管状態でした、、、)
で、、、なぜ今頃になって、天体望遠鏡を使う気になったのは、
下記の「インターネットでの記事」が、キッカケでした。
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「三菱自動車のCM」が中止に、、、撮影関係者の知識がなく、、、
反射望遠鏡が、天体を撮影ないで、「地面」に向いていた、、、と。
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写真を見ると、メーカーは、私のと同じく、ビクセン(Vixen)だと思います。
フレーム・赤道儀の色だけで、判りますね !!!
反射望遠鏡の右側(接眼レンズ、対物口)が、空に向けて設置しないとダメなのに、
ファインダーの取付も逆だし、、、対物側が、地面に向いています。
(要するに左右の向きが、逆なんですね!!!)
インターネットに掲載されていた写真です。(勝手に掲載して、すみません)
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「三菱自動車のCM記事」を見て、なぜかしら、私の天体望遠鏡は、どうなっているのかと???
「数十年使ってないな、、活用してやらないと、、、」と気持ちが動きました。
とりあえず、インターネットでいろいろ調べていたら、
コンパクトディジタルカメラでも、天体望遠鏡の接眼レンスに直接ひっつけて、
ディジタル写真が、簡単に撮影できると、、、、。
じゃ、私も実験しようということになりました。
今日は、天気がよく温かい富山県となりました。 (快晴でーす)
ドライブ日和、ツーリング日和でしたが、、、、、。
天体望遠鏡で、写真を撮ることに集中し、一日過ごすことに決定しました。
約20年間は、ナイロンの袋をかぶせて、埃が付かないようにしていただけです。
使用できる状態か? 確認してみました。
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・三脚(赤道儀)の金属部分などに、すこしサビがでていました。
・反射望遠鏡の反射鏡(対物鏡)の淵も、ところどころシミがついていましたが、
なんとか使えることを確認。
・接眼レンズ(4mm、5mm、9mm、20mm)も、問題ないことを確認。
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で、外へ持ち出すのはやめて(三脚を含めると、すごく重いです)、室内から撮影しました。
撮影の対象物は、私の好きな「剣岳」としました。
今日の「剣岳」です。 ← (ディジタルカメラのみで撮影、少しズームアップ)
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私は、コンパクトカメラを、2個使っています。
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①CASIO EX-S10 (10万画素、光学3倍ズーム、F= 6.3mm ~ F18.9mm 少し古い機種)
②CASIO EX-H30 (16.1万画素、光学12.5倍ズーム、F= 4.24mm ~ F53.0mm 5年前の機種)
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で、撮影できるか実験を開始 !!!
①天体望遠鏡を、窓近くに設置しました。
②肉眼で「剣岳の頂上付近」が見えるように、4個の接眼レンズを試しました。
※その結果、「20mm」でないと、ピントがあわないことが判明し、「20mm」に決定しました。
倍率は、750mm÷20mm = 37.5倍
③その状態で、2個のコンパクトディジタルカメラを接続し、
「ピッタリ接続」 ~ 「数cm離した接続」など、試した結果、
※「CASIO EX-S10」を、ピッタリ接眼レンズに取り付けた場合だけ、写真が撮れました。
「CASIO EX-S10」を、ピッタリ接眼レンズに取り付けた写真です。
(片手で、カメラを支えて剣岳を撮影)
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なんとか、「剣岳の頂上付近」を撮影した写真です。
(カメラのズームは使用せず)
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本日、天体望遠鏡と、コンパクトカメラで写真が撮れたので、うれしかったです。
なぜかしら、再利用できた感じでーす !!!
孫にも、見せてやれそうです。
今後、天体望遠鏡と、コンパクトカメラの接続方法を検討します。
アダプタが売っているらしく、安かったら購入してみます。
もう少し、試行し、撮影技術を磨き、「月」などが撮影できるようになるまで、
がんばりたいと思います。(寒くなったので、来年から本格的かな、、、???)
※うまく撮影できたら、一眼レフのディジタルカメラも、ほしくなってきそうでーす、、、。