東京→九州4県 3300ｋｍ 9日間の旅

年末年始、妻の休みが10日間取れたので、私は自宅仕事を犠牲にして九州旅行を計画。都内から福岡県～佐賀県～長崎県～熊本県の旅を決行！

毎年、年末年始は雪の無い伊勢～紀州～奈良（時には四国一周や山陽道）を7日間程度走るのだが、今回は距離が長い。
67歳の前期高齢者がいつまで長距離ドライブできるのか？　行けるうちに行こう！

令和5年12月27日（水）21時出発！
東京（東名・新東名）→　愛知県・新城IC料金所から数100ｍの道の駅もっくる新城（仮眠）～我が家の定宿になっている。
本日の走行252ｋｍ。

令和5年12月28日（木）
新城→壇之浦SA　17時到着！　
一昨年の夏に来て以来2度目の壇ノ浦。
展望台から海峡を行きかう様々な船舶を観るのは楽しい。
本日の走行740Km　東京→青森間と同じくらい。


令和5年12月29日（金）
★宗像大社：本殿→高宮→第二宮→第三宮

本殿


高宮

★呼子港　呼子朝市いか処 歳香亭
午後3時到着、遊覧船は運行中だが目的はイカだ！
開いているのは土産物店が1軒、シュウマイ販売店が1軒、旅番組で観た食堂は閉店したばかり、朝市通りも海沿いもすべての店が閉まっている。
ダメもとで歩き回っていると「呼子朝市いか処 歳香亭」さんを発見！



イカの刺身単品を2人前￥5.000　季節的にアオリイカ？　訊き忘れた・・
刺身はコリコリしていて甘みがあり美味い、しょうが、ワサビは要らないくらい、醤油もちょこっとつけるだけ、なくても良い。美味いねぇ。


刺身を食べた後、ゲソなど残った部分は唐揚げにしてくれるがアツアツでこれまたメチャ美味い。


これも呼子名物のイカシュウマイ、白子を練り込んである品を選ぶ。勿論美味い！

呼子港といえば私は寅さんを思いだす。寅さんが春川ますみとあんパンを食べていた場面はどこで撮ったのだろう？

令和5年12月30日（土）
★吉野ヶ里遺跡



見応え充分、歩いて疲れた・・・

★武雄温泉入湯

国指定重要文化財 楼門



元湯に入浴


向こうに視えるのが国指定重要文化財 武雄温泉新館


内部は無料見学できます

★嬉野温泉・公衆浴場 シーボルトの湯入湯

武雄温泉に続いて入湯


令和5年12月31日（日）
★平戸

320d 平戸大橋に現る


平戸ザビエル記念教会
ちょうど礼拝が終わって信者の方々が退出するところに遭遇。
神父さんに丁寧にご挨拶されている方もおられました。
内部を見学させていただきましたが部外者は玄関を一歩入ったところまで。


平戸オランダ商館。内部は資料館です。

平戸と言えば寅さんが船で渡り（橋が無かった時代）マドンナ藤村志保の店に居候して手伝っていたのを思いだす。

令和6年1月1日（月）
長崎
★道の駅夕陽が丘そとめから角力灘を望む


★出島

時代小説、特に佐伯泰英ファンならお馴染みの出島。
発掘調査し再現したものだが海側は埋め立てられてビル群に圧倒されているので
オランダ船が停泊していたイメージは描きにくい。
元日でも見学OK。見応えは充分でした。

★中華街
元日の昼時、休業の店もあるが営業の店はどこもお待ちの行列。


★稲佐山山頂展望台

軍艦島を望む


長崎の街。　ここは夜景で有名な展望台ですね。

★大浦天主堂

隣はグラバー園。

令和6年1月2日（火）　
島原～天草
★島原城　（ここまで走行距離 1.745ｋｍ）







武家屋敷通り。３軒の屋敷内を見学。


雲仙普賢岳

★原城跡






★島原→天草　フェリー乗船（島原半島南端の口之津港から天草鬼池港）

目の前で出航、係員さんが「あと３分早ければねぇ、でも乗船手続きがあるから３分では無理か」。次の出航は45分後。


さっき乗れなかった船が天草鬼池港から戻ってきた。海上ですれ違いです。


天草鬼池港へ到着


最初に乗船したので出るのも１番手、天草上陸だ。

令和6年1月3日（水）　
崎津集落
★崎津協会


資料館でガイドさんの説明を聞き資料を拝見。


崎津諏訪神社　


海上マリア


★たこ街道
道の駅有明　道路沿いにたこ街道のモニュメントが視える


道の駅の食堂でたこ飯と貝汁+アジフライ定食を食す



天草四郎ミュージアム


令和6年1月4日（木）　
★道の駅うき（熊本県宇城市松橋町）の道路を隔てた反対側にコイン洗車を見つけ旅の垢を落とす。
丁度、コイン洗車を探そうと思って道の駅を出た途端に見つけてびっくり！
長旅の途中では有難いですね。コインランドリーも併設。


★熊本城

大天守


大天守、小天守


宇土櫓

★柳川


北原白秋生家と記念館




水郷の街


うなむすを購入

★★★ここまで2.049ｋｍ、休みはあと３日。そろそろ帰路につかねばならない。
都内自宅まで1.140ｋｍ。
往路は仮眠を含めて20時間で壇之浦まで走ったが帰路はそうはいかないだろう。
2日～3日かけて帰ることにして「みやま柳川IC」より九州自動車道に乗る(17:37)。

令和6年1月5日（金）　
★山陽道小谷SA（広島県）に4日の23：48着　九州道みやま柳川ICより6時間。
帰路は広島か岡山で一泊という気持ちもあったがついつい追い越し車線の仲間入りをしてしまいペースが上がる。

★山陽道三木SA（兵庫県）に6：10着

毎度おなじみの奈良に寄り時間調整をして夕方に出発し都内自宅に翌日未明に着くように計画。

まずは大阪府南河内郡太子町の太子温泉で入浴。
リニューアルされており車中泊スペースができていた。
館内はレトロでB級の雰囲気が気に入ってたのだが改装されていた。


この近くに聖徳太子の御廟がある。
宮内庁管轄の寺　叡福寺という寺にあり第三夫人の膳部大郎女(かしわべのおおいらつめ)と、母の穴穂部間人( あなほのべのはしひと)皇后と共に埋葬され、三骨一廟といわれる。
廟の外側は弘法大師空海が張った二重の結界（石材）で囲まれている。
私は30年前、10年前にそれぞれお参りしているが、最初に行った時に宝物館で太子が身に着けていたという衣の切れ端を見せてもらったことがある。

近つ飛鳥博物館もこのエリアにあり映像で三骨一廟の内部を見せてくれていたが
二回目の時はその映像がなかった？。
宮内庁からストップされたのだろうか？
向かいの寺には太子の乳母をしていた女性がいた寺がある。
30年前に寄った時に「ガイドブックによると聖徳太子が彫った阿弥陀如来があるそうですが？」と訊くと、困ったような顔をされて無言だったのでそのまま引き下がった思い出がある。
飛鳥時代の歴史や太子に興味がある方はオススメのエリア。

余計な話になったがお馴染みの大和郡山のイオンモールで映画鑑賞と食事をし
時間調整し19：20出発。
高速道路と化している名阪国道を飛ばし新名神、伊勢湾岸道、新東名、東名を乗り継ぎひたすら走る。
一度、追い越し車線の仲間入りしてしまうと走行車線には戻れない。

令和6年1月6日（土）　
午前3：38に無事帰宅！

★総走行距離3.270ｋｍ。九州は陽射しが明るく歴史や文化面、海の幸山の幸が豊富で面白い！・・・が遠い。
でも自分の車で自分で運転して行くから良いのだ！
320ｄの走行性能、運転の楽しさに助けられたことは実感する。

★往路復路とも長距離の高速料金に夜間割引きが適用され30％OFFになったのは有難い！

追伸：九州の旅で気が付いたこと→マツダ車が多い！