コルベットC7 GS試乗

連休中日の本日、特にやることがなかったので、最近気になっているコルベットC7の試乗に行ってきました。コルベットは最近、フルモデルチェンジが発表され、次のC8からミッドシップになるようですが、私はロングノーズのC7の方が好きです。

知らなかったのですが、日本のシボレーの正規代理店は光岡自動車がやっているのですね。意外と家の近くにあったので、ネットで予約して早速お邪魔しました。

まずは外観。はっきり言って、すごくカッコイイです。

写真で見るより迫力あり、サイドビューなどフェラーリを彷彿とさせるスタイリッシュさ。ガンダムチックなフェラーリという感じです。

ただ大きなネックが２点ありました。

まず、タイヤハウスとタイヤの間が空きすぎ。5cm以上空いていて、はっきり言って格好悪いです。それだけならローダウンすれば済むことですが、困ったことにこの車、この状態ですでに最低地上高12cmを切っており、３ｃｍも下げられません。タイヤのサイズを上げれば良いのかな？

２点目のネックは車幅。このグランスポーツというグレードは車幅は1970mmもあり、C63Sより120mmも広いです。マンションの駐車場は2050mmということになっていますが、今のC63Sですら車庫入れの時にトレー両サイドにホイールを擦らないか心配なのに、これより12cmも広いとなると、車庫入れは相当苦労しそうです。

続いて内装。　全体的に、レザー、カーボン、アルカンターラで覆われており、非常に質感は高いです。シートはレザー張りのバケットシート、メーター周りのパネルはカーボン。ステアリングホイールはカーボンとアルカンターラのコンビネーション。コンソールボックスやAピラー、天井はすべてアルカンターラが張られています。最近のアメ車の内装はこんなにグレードアップしたのですね。

また、リアトランクも非常に大きく、ゴルフバッグが２つ余裕で載せられます。子供たちが独立したら、夫婦二人でこんな車でゴルフに行くのも良いかも知れませんね。

この後、試乗に出ましたが、まず、エギゾーストノートは、C63Sと同じV8ということもあり、ドロドロ系で少し似ています。エコモードだと4本のテールのうち2本のバルブが締まり、非常に静かです。スポーツモードにするとかなり賑やかですが、感じとしては、C63Sのサウンドを少しガサツにしたような、良くも悪しくもアメ車っぽい音でした。

エコモードとスポーツモードは乗り心地はマイルドで、ハンドルも軽く、とても運転しやすいと感じました。トラックモードにすると足回りが固くなり、ハンドルも重くなりますが、これでC63Sのコンフォートと同じくらいでしょうか。それくらい、エコとスポーツの乗り心地はマイルドです。エコモードでは気筒休止システムが働いて、V4になるとのことで、燃費も大人しく乗れば、街中6～7km/L、高速に至っては12～13km/L走るそうなので、C63Sよりも良いかも知れません。

車重1,600kgで466PSは、C63Sとほぼ同等。乗った感じもビックリするようなパワフルさは感じませんでした。

ということで、２シーターは今すぐには無理ですが、近い将来、こんな車に乗れる日が来ると良いなと思いました。