「宣伝は差異が全て　邪神ちゃんドロップキックからマーケティングを学ぶ」栁瀬 一樹 (著)

ブログタイトルにある書籍を購入しました。

わたくし日は浅いですが「邪教徒」（※）なので、義務感の様に感じ、条件反射的に予約していました。

（※）「邪神ちゃんドロップキック」ファンの愛称。

「公式が頭オカシイ」（誉め言葉）で有名な、邪神ちゃん。そのイカれ具合に惹かれてファンになり、ついには「クラファンで1億円！」の一端を担うまでになった私…

マーケティングのノウハウ本という体裁ではありますが、「一連の邪神ちゃんのムーブメントの裏話が聞けたらいいや」程度の動機で購入しました。
が、本書で述べられている考え方は、「やりたいことがあるんだよ！」という人には、広く役立つものだと思いましたね。

かくいう私もこの10年ほどの間、弱者が強者に立ち向かむ取り組みの責任者をやっていましてねぇ。
「出来もしない事だ」「やっても無駄」「余計に事態を悪化する」「世の中そんなもん」と、揶揄され、非難されたものです。
（最終的にはジャイアントキリングを成し遂げることができましたが）

そんな事もあり、この本の内容には「あーそうだよねぇ」「似たような事あったなー」「そう考えれば良かったなー」など、非常に興味深く楽しめました。

ビジネス書やノウハウ本は、有益だとわかっていても、堅苦しくて退屈なのでなかなか読み進められないこともあるかと思いますが、自分の興味がある（好き）事柄で示されると腹落ちしやすいかと。
アニメやサブカルに興味がある方には、オススメできるかと。

私も、後進に更新に考え方を伝える機会に、この本は役に立ちそう。
「長々わたしから話するのめんどくさい。この本に書いてあること吸収したらええんちゃうの。」と言えば済むのでねー。

ぐだぐだと書きなぐりましたが、結論としては、「邪神ちゃんドロップキック、面白いからミテネー」って事で。