
昨年、鳥取県でこんなことがあったことをあるブログで知りました。
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平成19年9月15日
鳥取市若葉台南三丁目町内会 会員各位
町内 野良猫の捕獲実施のご連絡
町内の「野良猫」糞尿の排泄物や庭あらし等の被害、共通感染症の衛生面の不安などの防止を図るため下記の通り「野良ねこ」の捕獲、保健所への持ち込み引き渡しを実施します。会員の皆様のご理解、ご協力をお願いします。この実施内容についてのお問い合わせは、事務担当までご照会下さい。
記
1「野良猫」の捕獲実施期間 9月30日、10月1日、8日、9日 の各日の夜から翌朝の間
2 捕獲方法 ゴミステーションに捕獲機3個程度設置します。
3捕獲「野良ねこ」の保健所への引き渡し
捕獲日の翌日(午前9時ごろ)に鳥取保健所へ持ち込み引き渡しします。なお保健所では木曜日まで保管し、毎週金曜日処分されます。
4誤捕獲防止のお願い
ご家庭での放し飼い,猫には首輪を付けて下さい。誤捕獲した場合翌朝解放します。
5捕獲した「猫」の譲り受け希望の方は鳥取保健所0857 -20-3675まで保管期間中にお申し出て下さい。
事務担当 Aブロック副会長 ○○○○電話******
環境部長○○○○電話******
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全く、は~??!!!です。
野良猫だからとむやみに捕獲して、保健所に引き渡すことは動物愛護管理法に抵触するおそれがあります。それもひとつの町内会で実施するなど、言語道断です。4日間でいったい何匹の野良猫を捕獲するつもりだったのでしょう。野良猫は野生でも自然発生したものでもありません。身勝手な人間の手により生み出されたものです。殺したからといって何も問題は解決しません。もし飼い猫を間違って殺処分したら、財産権の侵害になります。国(環境省)も安易な殺処分ではなく、共存の道を探るように指導しています。こんな文章を平気で書ける人間の精神っていったい・・・・・
しかし、鳥取県の対応は誠意あるものでした。
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鳥取県からの回答(鳥取県公式HPより抜粋)
野良猫の捕獲に関する意見に回答します。
野良猫の捕獲について、「中止して欲しい」等の多くの意見をいただいていますので、現在の状況等について、以下のとおり回答をいたします。
今回の問題となっています猫につきまして、一部の猫について所有者がいるとの情報もあり、現在その確認調査を行っているところです。
所有者と考えられる方への聞き取りを行ったところ、数匹の猫を持ち帰り飼養しているとのことですが、今なお放浪している猫もいると言うことであり、調査により所有者が判明した場合は、当該猫の所有者に対して、動物の愛護及び管理に関する法律(以下「法」という。)第7条の所有者の責務(適正飼養、繁殖制限の措置等)に抵触する可能性があることを注意した上で、その責務を果たすよう指導してまいりたいと考えています。
なお、現在、当該住宅地で生活環境の問題として起きています放浪猫による糞尿被害につきましては、町内会では再三再四協議を重ね、その対策を検討されているとお聞きしています。
今年5月には、放浪猫の所有者と思われる方に対し、むやみな給餌の中止と譲渡先の検討を提案したり、話し合いの場を設けるなどされています。また、当該町内会を包括する自治会でも、各町内に対して猫飼育・環境対策の住民アンケートなどを実施するなど、その対策に取り組まれたようです。
現在、当該町内会では、今後、県の調査結果を待ちつつ、生活環境への被害の再調査を行うとのことで、所有者の不明である放浪猫についての捕獲は中止の方向で検討するとのことです。
県としても、鳥取市と協議しながら、同法の精神並びに町内での生活環境保全対策を考慮しつつ、町内会での対処への助言を行いたいと考えています。
お問合せ先
生活環境部公園自然課
電話:0857-26-7877 ファクシミリ:0857-26-7561
東部総合事務所生活環境局生活安全課
電話:0857-20-3675 ファクシミリ:0857-20-2103
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結局は近隣の人間関係にかかっているんですよね。良好な関係を保っていれば多少のことは問題にならないのにと思います。飼い猫は完全室内飼いし、去勢・避妊手術をする。やむをえず、外飼いしている猫も同様に手術する。そして外飼い猫の餌や糞尿の始末をきちんとしていれば、近所からクレームが来ることはそんなにあることではないでしょう。ちょっとした気遣いで嫌われる野良猫が減るのです。猫嫌いが増えれば、今回のことのように結果的に猫に害が及びます。東京都中央区や千代田区のようにボランティアと保健所が連携して、猫の殺処分がゼロになったところもあります。少し、想像力を働かせ、殺される猫の身になって考えて欲しいし、人間が他の動物の生死を決める権利などどこにもないことを肝に命じて欲しいです!
写真は勤務先の野良猫のサビちゃん。
実は年末大怪我をしていました。サビちゃんが怪我をしているのを見かけた方が総務に連絡。総務から「どうしたものか」と私に連絡があり、そんな連絡を受けて当然知らん顔はできません。
餌やりおじさんに連絡し、馴れている子なので、素手で捕獲。入院、手術の運びとなりました。獣医さんの話では人為的なものか猫同士の喧嘩によるものかわからないとのこと。尻尾が根元から折れていたのです。断尾するしかないと言われ、結局15日間の入院の末、先週の金曜日にリリースしました。
かなりの費用がかかりましたが、なんと連絡をくれた総務の男性が諭吉さんを一枚寄付してくれたのです。
この方は勤務先の野良猫問題について、話し合いを持ったときのひとりです。初めてお話ししたときは、野良猫の去勢・避妊や餌やりといったことに目がテンの状態でした。その後の一斉捕獲から、もうすぐ2年。本当に理解を示してくれるようになりました。
その上、カンパしてくれるなんて、人間なかなか捨てたものではないと感じられるいい出来事でした
通勤路の公園のハクモクレン、少しずつ蕾が膨らんで来ました。季節は裏切ることなく、淡々と過ぎて行きます。1年が過ぎることのなんて早いこと。この一瞬、一瞬を大切にしなければ(^^)V
Posted at 2008/01/17 18:45:23 | |
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