
前日に島に入り、朝が早いので寝ようとするもトイレの配管が壊れ水道屋が来て「カンカン」と言わされ、なかなか寝れず。。。
朝3時に起床し、朝食。
食べとかないともたないので、朝から飯3杯おかわりしエネルギー充電満タンの状態で会場へ。
テーピング等の準備をして、いざスタート地点へ!!
朝5時まだ真っ暗な中400人ほど集まってました。
そしてまだ眠たくあくびしながらスタート。
とりあえずまだ体も頭も寝ているような状態なので、ゆっくりと走ることに。
3kmほど走り対岸のコースを見るともう白バイが走っており、先頭は100km走るのにどんなペースやねん!という感じでした。
坂道などはグラフ表で確認はしてましたが、グラフでは表示されないアップダウンがかなり多かったです。
坂道は歩き、下りと平坦な道は走ることにしました。
間のエイドでは、水分補給をし頭から水をかけてもらい、塩もなめるようにしました。
42.195kmの地点でちょうど5時間ほどで通過。
フルマラソンすら走ったことのない俺にとってはこれでほんま十分お腹いっぱいでした。
満足したのか、そこから急激にペースダウン。
そしてなんとか48.2kmのレストポイントへ。
とりあえず約半分を6時間を切ることが出来ました。
そしてゆっくりとレストで昼食。
・おにぎり3つ
・うめぼし4つ
・コーラ3杯
・アクエリアス2杯
・チョコレート5つ
・アミノバイタルのゼリー1つ
と食べて出発。
出発して50km通過するとちょうど50kmの部がスタートする時間で50kmの部と合流。
お腹いっぱいになってエネルギー満タンになったんで、そこからまたペースアップ1km6分ペースで60kmまで快走。
手彫りのトンネルとかがすごかった。
景色いいなぁと思っていたら、坂道が登場。
坂道を歩き、そして75km地点をちょうど10時間ほどで通過。
後25kmやし、結構余裕やん、絶対いけるわ!!とか思ったのがアホでした。
人生そんなに甘くなかったです。
80km地点から左足首に違和感があり、そして88km地点から走れないほど激痛に変わりました。
残り時間あるからまだ間に合うやろと思いながら歩くもなかなか進まずほんま苦しかった。
歩き出してからの距離がほんま長くて、1kmずつある表示が間違えてるんじゃないのかとも思いました。
「痛い・苦しいは当たり前。」という荻往還(250km)を走った先輩の言葉を思い出しながら歩き続けました。
最後の終盤で長い坂道があり、そこでもう何回もリタイヤしようと思いましたが、島の人々の声援や上に書いた言葉を思い出し辞めようと思う心に歯止めをかけてくれました。
そしてゴールが近づくにつれ朝からのことを思い出し目頭が熱くなってきました。
ゴール直前では参加したランナーが沿道で応援してくれ、足を引き吊りながら歩いている僕に対して「もうちょっとでゴールだから頑張れ!」と応援してくれました。
そしてゴール。
感動と疲れで時計を押すの忘れていましたが、たぶん14時間20分前後だと思います。
ほんまこんなにやりきったことに対して感動したのは救助課程の研修以来でした。
隠岐の島の方々ありがとうございました。
私設の休憩所での水分・栄養補給は本当に助かりました。
そして何より元気をいただくことが出来ました。
100kmを完走出来たのは自分一人の力ではないと思います。
Posted at 2009/06/23 13:44:35 | |
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