愛車プロフィール

フライングペガサス（グリフォン）は、ホンダS600クーペをベースに、1970年に、東京八王子にあった工房「カロッツェリア渡辺」が、モービル石油のCMイメージカーとして、製作したナンバー付きカスタムカーです。当時改造車にナンバーをつけることは「至難の業」と言われた時代に、流麗なFRPボディを袈装し、初めて車検取得し公道走行可能としたエポックメイキングなクルマ。その後、TV東京で連載の戦隊モノ「電撃ストラダ５」にも主役カーで登場！　このクルマは１号車で「フライングペガサス号」、更に1975年にカロッツェリア渡辺に戻され「グリフォン」として再販し直したダブルネームを持つ個体。記録によると全部で3台製作・販売(超高価！)されました。 ベース車はS600クーペですが、この車両は「電撃ストラダ５」(日活)撮影時にエンジンブローさせたらしくS800エンジンに載せ替えしてあります。 ちなみに、この1号車はせっかくのFRP製ボディなのに、必要以上にボディ強度を出すためにスチール製ノーマルS600クーペより重い!です(;^Д^A ```　1970年当時はそれほどまでに、カスタムカーでの車検取得はきびしかったってことですねぇ(+o+)　特徴的な半開きする眠り目ヘッドライトカバーは、後にデザイナー自身が初代ホンダCR-Xで再度デザインして、市販車として世に送り出している･･･（^^）。　日本のカスタムカー史の証人車?!