
暖かいところがいいという意見を無視して、「冬は、雪見の露天風呂でしょう。」と言い放ち、軽井沢にやってきた。
関東は晴れ渡っていたので、軽井沢ではスキー場に行くまで雪は見られないのではないか?と思っていた。
しかし、軽井沢に近づくにつれ、それまでの陽気とは異なる薄暗い巨大な煙のような雲が近くなってきた。
と思っていたら、いきなり雪とあられが入り交じったものが降ってきた。
「これは、荒れるな。」
金沢を出発してきた友人と合流する予定であったが、先に到着した友人からは「ものすごく寒い」との連絡が入っていた。
軽井沢のアウトレット・モール「軽井沢・プリンスショッピングプラザ」で合流したものの、ブリザードが吹き荒れる始末で、凍りづけになりつつまずはショッピングを楽しんだ。
スキーは明日の予定。
とりあえず、温泉に入って体を温めようということで、今夜のお宿である北軽井沢の「地蔵川温泉」へと移動することにした。
北軽井沢へのルートには「白糸ハイランドウェイ」をナビが選択したので、そのとおりに移動したところ、麓あたりで呼び止められた。
「現在は、吹雪のため通行止めです。146号線を使用してください。」
まじですか? もっと手前から標識を出して欲しかったよ。
杉林から杉の枝やらが、猛烈なブリザードにより道ばたにバタバタと落ちてくる状態なので通行止めなのも理解は出来るが・・・。
太い枝が落下して来ないことを祈りつつ、146号線に大きく迂回した。
今履いているスタッドレスタイヤは、ミシュランのX-ICEだが、関東圏では雪道には中々ありつけないので、X-ICEがどの程度のグリップ力を持つものか。
それと、この車のAWD(ハルデックス・カップリング)が果たして本当に機能しているのか?が判るのかなと、ドキドキしながら峠に入る。
146号線は通行止めにはなっていないが、除雪車が出てある程度除雪はされているものの、ノーマル・タイヤでやってきていた人たちはノロノロ運転を余儀なくされている。
大部分は路肩に止まってチェーンを履く作業に追われているようだ。
中には、路肩にはまりこんで乗り捨てられた車も居たようだ。
146号線は、急な登りと急カーブが連続する道のようで、舗装路であっても難所と思われるため、カーブにさしかかると車列はさらにスピードが落ちる。
それでも、殆どスリップもしないで進行出来るところは、ミシュラン・タイヤのグリップ力のおかげだろうか。
下りに入ると、さらにブレーキを踏む輩が多くなるため、スリップする車が多くなる。
ここで、ようやくXCの前輪がスリップした瞬間に後輪が動作したのが良く分かったし、ブレーキを踏んだ瞬間に4輪ABSがボコボコと動作したのも感じ取れた。
ああ良かった、とりあえず足回りの機能はキチンと動いていてくれてたんだ。(笑
何せ、いろいろと故障が今までにありましたから、ちょっとほっとしました。
そしてようやく、「地蔵川温泉」に無事たどり着きました。
念願の雪見の露天風呂と、豪華な夕飯に驚きつつ(このお宿は本当におすすめしますよ。)舌鼓を打たせていただきました。
さぁ、明日は久しぶりのスキーだ。
Posted at 2008/02/28 00:59:48 | |
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