2015年08月09日
リッチな日本製スピーカー(アルニコ)
今回はアルニコ磁石を使ったスピーカーのお話。
あらかじめ注意することを書いておこう。
スピーカーは吟味した部品の組み合わせで成り立ってます。
社外スピーカーを見る場合、コーンの形や磁石のケースの大きさに目が行きがちですがスピーカーの一部です。
一部を見るだけで音を判断せず、できるだけ音を出して愛車にふさわしいか判断するのが基本です。
スピーカーから音が出るには単体だけじゃ~ない。
箱も他のユニットもアンプもバッテリーも電線も全てが組み合わさって初めて音となる。
さて!アルニコ磁石。
アルニコの良さは高額であること。だから他の人は買えない。高すぎて。
だからこそスピーカーはなにがなんでもアルニコ磁石でそろえるのがエライんだ!
どうだ!まいったか!
…
…
アホか。
スピーカーに限らず適材適所という言葉がある…音で判断してない典型例だな、、、
さて!仕切り直し。
磁石は数あれど、アルニコにしかない特徴があるんだな…
フェライト、ネオジム(ネオジウム)、磁石は他にも検索したら出てくるだろう。
温度変化に強い以外、目立った特徴もないし値段が高いだけなのか。
磁力にしたってネオジム(ネオジウム)が一番でフェライト磁石だって形や大きさを工夫したら
どうにでもなるし、なんだ結局は見栄でアルニコ使ってるだけなのか。
「PHASSのものでムダになるものは無い」
アルニコにしかないメリット。
最先端の科学技術をもっても超えられないアルニコ磁石の最大の特徴。
それはね…
磁力線
昔の理科の教科書を思い出してみよう。
棒磁石あったわな、ひらべったくて長方形でN極とS極に分かれてるやつ。
あれの上に薄い紙を置いて、
砂鉄をまくと棒磁石の先端にキレイに木の年輪のように円の模様で砂鉄が広がる写真。一度は見たことがあると思う。
アレ、アルニコ磁石なんです。鳥肌たった?(笑)
フェライトやネオジム(ネオジウム)で同じことをやるとヒドイよ。砂鉄がマーブル模様になったり磁石の先端にだけ集まったり。
さらに続きがあって、フェライトもネオジム(ネオジウム)も磁石を変えてみると、それぞれ全て磁力線がバラバラ。
対してアルニコ磁石はどれを使っても全てキレイな年輪模様。
アルニコ、バラつきがないんです。鳥肌モンだろ、、、ブルブル
そのアルニコ磁石をケチらず贅沢に使ってあるのがPHASSのアルニコスピーカー。
どこかで見たことないかな?PHASSのカタログやホームページで。
クリーン磁界の正体がコレ。
スピーカーの他の部分との兼ね合いで単に磁石のケースが大きくなっただけとは思うけど
見てるだけで嬉しくなるよね…
感動のものが愛車に付いてると思ったら気持ちがいい(笑)
※「あんたの車は立派かもしんないがスピーカーはボロだな、、、」というセリフは心の中だけにしましょう。
スピーカー全体のお話。ちょっとだけどね、長くなるから。
なにはともあれアルニコ磁石を使っているから、より正確なコーンの動きが得られて原音再生に大きく歩み寄れる。
アルニコだから頑丈なスピーカーバスケットが活きる。アルニコだからコーンエッジの形が活きてくる。アルニコだから磁気回路が安定して動作する。アルニコだから得られる音楽がある。
アルニコにしか得られない感動がある。
PHASSのフェライト磁石スピーカーもいいんだな、、、
他のメーカーのスピーカーと比べて音飛びが良くて
解像度そこそこのようで実は強烈に解像度が高い、、、
アルニコと比べて豊かな音の出方をする。
フェライトスピーカーはマルチウェイ(2ウェイなど)のウーハー(ミッドバス)に使うといい具合、、、
ツィーターはアルニコかネオジムをオススメする、、、
ただし普通のSEPP(シングルエンドプッシュプル)アンプを使う場合の話。
カーオーディオでは世界でPHASSにしかない定電流アンプを使う場合はアルニコかな~
定電流アンプと正確なスピーカーの動きから来る深い低音や昇りつめる高音の表現はアルニコじゃないとムリ。
DSPやタイムアライメントを使う場合もアルニコスピーカー、かなり使えるスゴイ奴なんだな。
調整を重ねても上手くいかない時はPHASSのアルニコスピーカー。
デジタルにこだわって調整を繰り返しているのに、最後の音の出口が、、、
見かけだけ高そうな最新スピーカーはハリボテ…という現実に気づく人のみが幸せになれる、、、
デジタル?自分は使わない。試してみて結果アナログのシンプル接続が音楽が聴こえるから。
…音楽を知ってて図画工作が好きなのよ(ボソッ
…アルニコ磁石は潜◯艦やステ◯ス機の計器に使われる(ボソッ
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PHASS | 日記
Posted at
2015/08/09 21:05:30
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