• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

まごころmusicのブログ一覧

2016年03月20日 イイね!

料理(DIYのススメ≒引き算の大切さ)

道楽。



ワシの道楽でカーヲデオ以外のもので、カーヲデオに通じるものを挙げたら
料理を作ることとウマい食いモンを食べ歩くこと。


料理の腕前は…聞くな(笑)、、、その程度の腕前だ(照)



食べ歩きの中でも特に好きなのがラーメンの食べ歩き。

全国さまざまな名店から近所の店まで味の賛否問わず見たまま聞いたまま思いつくままブラリと行く。

道中で起こった出来事、見た景色、感じた空気、そして味わった味、その全てをイメージとして頭に残しながら眠りにつく…この感覚が好き。



そしていくつかの店を回って自分でも作ってみたい発作が出た時にラーメンを作る。


水と鍋と材料から本格的に作ることもあるし、インスタントで手早く簡単に作ることもある。



本格的に作った時は料理好きな者同士で集まって披露し、インスタントを使った時もやはり料理好き同士で語り合う。

「こんな具材を入れたら」「硬水と軟水とで食べ比べたら」

「いやいや、ワシらが工夫しようと何もしない素の状態が一番ウマい気がする」

など話題に尽きることはない。

インスタントも本格的なラーメンも素の状態を超えたいと思ってあれこれ工夫することがある。

そこで多数決でウマいとなるのは例えばティースプーン1杯ぶんのバターを入れてみたり、小ぶりの梅干しを浮かべてみたり、あるいは化学調味料を味が変わったと分かる程度まで入れてみること。

共通しているのは性質が違う1種類の素材を思ったより少なく入れること。



味のイメージをして欲しい。
醤油・塩・味噌・豚骨…それぞれにティースプーン1杯のバターを浮かべてみる。

醤油バター・塩バター・味噌バター、、、どうだろう?なんとなくイメージがわくだろう、、、、、。

じゃあ豚骨バターは?、、、、、イメージがわきにくいし実際にインスタントで作ってみるといい。
味の違いが分かりにくいか、下手したら味が落ちていることに気づくだろう、、、。

油ものの豚骨スープに油もののバターだからだ。

そこで豚骨に固い梅干しを浮かべてみる。スープを飲む時に梅干しも一緒にかじってみる。するとどうだろう…味に深みも奥行きも幅も出る。


では、味が明らかにウマくなりそうなものを手当たり次第に入れたラーメンはどうか?

旨味調味料・特別な塩・カツオ節・チョコレート・コーヒー・砂糖・カレー粉とにかく思いつく限りの素材を入れてみたラーメン。
これは意外や意外、それぞれの割合さえ気を付ければ十分にウマい部類に入るラーメンを作ることが出来る。

ただし、、、、、店の外まで待ちの行列ができるほど人を感動させられるラーメンは絶対に出来ない。

その昔…名店と呼ばれる店の主人に材料を聞いたことがある。
ワシが足しげく通っていたせいもあるが、
「いつ見てもウマそうに食べてくれてるから」の理由で材料を教えてくれたことがある。調味料のメーカーまで細かく。

想像していたより随分と少ない材料しか出てこなかった。

冗談としか思えない少ない材料、、、、、
「客だし真実は教えてくれなくて当然か」ふと思った次の瞬間、店主はこう続けた。「材料はそれが全て。大事なのは材料をどう料理するかの火加減ですよ。フフフ」


「作れるもんならどうぞお好きに」
そう聞こえた気がして自分の中に火がついて家に帰り何度も自分なりに試行錯誤して作ってみたものの、店の味は出せなかった。似たようで全く違う味なら出せたが、、、。


それから時が流れたある日、その店の名前のカップラーメンがコンビニやスーパーに売っていることを知った。
当然、買い求めて食べてみたが似ているような…全然違うような…材料を見たら、かつて店主から聞いた材料と全く違う材料がパッケージに山ほど書いてあった。


プロの食品メーカーでさえ味を出せなかったということか…そう思うと極意みたいなものを改めて思い知らされた。


ラーメンの話は長くなりそうだから打ち切るぜよ(笑)




今度は自分で作るパスタの話。

ポモドーロというパスタ料理の話。

元はパスタにトマトだけのソースをかけただけのシンプルなパスタ。
でも、、、これが、、、ウマい。奥さんや友人から「そろそろ店出したら。」と社交辞令をいただくパスタの作り方を公開しよう(照)


よく見かける料理法

材料


トマトソース…選び抜いたトマト煮400グラム缶・ニンニク・バジル・コンソメ・塩・砂糖・お好みでチーズ・お好みでベーコン

パスタ…高級パスタ300グラム・塩(茹でる時に使う)・オリーブオイル


道具


鍋(形は問わない・なんでもいい)

トング(いかにもイタリアンな雰囲気を出すため)

フライパン



作り方
1.7ミリの太さのパスタ(スパゲティ)を十分に沸騰してボコボコ泡だった湯で茹でる。
鍋はどんな鍋でも良い。茹でる時になんとなく塩を入れる。茹でる時は沸騰させ続ける。
パスタがくっつかないように念入りにかき混ぜ続ける。
アルデンテっぽい固さになったらザルで受ける。十分に湯を切る。
長時間煮込んで作ったトマトソースが入ったフライパンの中にパスタを入れる。
なんとなくオリーブオイルを入れてみる。
トングを使ってゆっくり丁寧に混ぜる。
完成。

終わり。


これはこれでウマいんだな、、、これから一歩も二歩も進んでプロの味を出すには

引き算の極意


引き算の料理法


材料


トマトソース…トマト煮400グラム缶・塩小さじ0.5から1

パスタ…デュラム小麦100%のパスタ300グラム(値段は問わない)・思ったより多い塩・オリーブオイル(基準は大さじ3。パスタやトマトソースの香りによって増減させる)


道具


パスタを茹でる鍋(パスタポット、またはパスタポットと似た形の鍋。ラーメンの寸胴鍋でもOK)

おはし

テフロン加工されたフライパン(焦げ付きにくいフライパン)


作り方
1.9ミリの太さのパスタ(スパゲティ)を茹でるために、パスタを茹でる鍋に十分に湯を沸騰させてボコボコ泡だたせる。
ここでパスタを入れる前に湯に塩を入れて、湯の味がお吸い物と変わらないか、少し塩辛いくらいまで塩を入れる。想像以上に塩が入るから驚くだろうが湯の塩分を吸い物と同程度にすることが大事。
そして泡立つほど沸騰した湯にパスタを一気に入れる。沸騰がおさまるが火加減そのまま。
再び沸騰しようとして小さな泡が鍋底からポコと浮いてきたその湯の状態を維持する。
つまり火加減は強火から一気に弱火にする。おでんを圧力鍋を使わずに作る時の火加減と全く一緒。
透明で鍋の中が見えるフタがあればフタをする。


なぜパスタを茹でる鍋なるものがあるのか? →いかにもパスタを茹でてるような雰囲気を出すため?答えは香りを逃がさないようにするため。

なぜ極弱火? →香りを逃がさないようにするため。沸騰させ続けると沸騰の泡や蒸気と一緒に香りが消えていきます。

さっきから香り香りってウルサイけど? →香りがあれば自然とパスタの甘味を感じることができます。

なぜ茹でる湯に塩を入れるの? →パスタに塩味を付けるためです。塩味でパスタの甘味を引き立てる目的もアリ、、、、、。


次、トマトソース。
火にかける前にフライパンにトマト缶の中身を入れる。
トマトの固い部分が入っていたら食感が悪くなるのでフライパンのトマトを注意して見て固そうな部分は取り除く…

というのは建前(笑)でトマト缶の味が酸味が強いか甘味が強いか判断するのが真の目的なので家族に黙ってコッソリつまみ食いをする(笑) ココ大事
トマト缶の味で塩加減をする。
フライパンを強火にかける。トマトソースの周囲が泡立ってきてソースの中心あたりから沸騰しそうな気配がしたら火を弱める。
煮詰めていってサラサラのトマトジュースが溶けかけのソフトクリームのような見た目になったら火から下ろす。

トマト缶と塩だけって大丈夫? →質問に質問返しになるが、なぜ色々と入れたがる?味がボケてありきたりなソースになるぜよ、、、、、

トマト缶の味で塩加減? →甘味を出すために塩を入れます。ほんのり甘いくらい。この段階では酸味があるくらいの味です。酸味があっても、この後にパスタと混ぜる時に使うオリーブオイルで酸味が一気に抑えられます。

煮詰める時間は? →トマト400グラム缶では長くても10分。溶けかけソフトクリームのような見た目で、ハシで混ぜた時にフライパンの底が数秒間見える程度に水分を飛ばします。

最後、ソースとパスタを混ぜる

パスタの袋に記載している茹で時間の約1分前になったら火から下ろして余熱で茹で続ける。
余熱でも火が通ります。
あとはアルデンテより固いけど食べた時に口に芯が残らない固さになったら湯を切り始めます。
湯を切る前に湯を100㏄ほど取っておく。
ザル?使わない。パスタ鍋のまま湯を切る。
米を研ぐ時にボウルの水切りの要領で、落ちそうなパスタを器用にハシでとめながら湯を切る。
湯は完全に切れない。というより完全に切れては困る。
お吸い物程度の塩味がついてパスタの小麦粉が溶け出た濁った湯
パスタ鍋を火の上に戻し、鍋を傾けて湯だけを露出させる。そこにオリーブオイルを入れてハシで湯とオイルを混ぜる。泡立ててやるくらいの勢いで素早く念入りにかき混ぜてやる。
愛する奥さんが化粧の時に使う乳液のような薄い白い液状になったら成功。
その乳液状のものをパスタ全体にからめる。
トマトソースをフライパンからパスタ鍋に全量いれて手早く混ぜる。
味見して塩加減が足らないようなら取っておいた茹で湯を入れて調整する。
出来上がり。


油と湯は混ざらないでしょ? →油と水は混ざりません…だがね、、、小麦粉の成分が混ざった熱い湯となれば別。混ざって乳液のようになります。

なぜ乳液にするの? →一番大切な目的は液の中に油の香りを閉じ込めるためです。その次に大切な目的はパスタとソースを強固に縁結びするためです。その次にパスタを程よくコーティングしてパスタの伸びを抑制するためです。いつまで経ってもアルデンテの正体はコレ。


よりウマい上出来なパスタを作ろうと材料にこだわる。
人によっては本場イタリアから取り寄せる。
あるいは調理器具を一流とされるメーカーものでそろえる。
原価が一皿1000円を超えようとお構いなし。

でも…ちゃんとコツを知っていればプロの味で原価は一皿150円もいかない。
頑張るところは、料理ひとつひとつに疑問をもって向上心をもって料理法の勉強をすること。


カーヲデオも通じるコツはコレ。

努力するポイントを少し変えてやるだけで…ヲデオコンテストで表彰台常連になれる、、、、、(謎)



毎度毎度、長いお説教じみた上から目線の話に付き合ってくれて悪いぜよ、、、、、。




本題はここから。

どんなに優れていると評判のヲデオ車でも同じ人間が作ったもの、、、、、。

必ずタネがあってコツがある。


シンプルが一番という言葉があるけど王道だかんな、、、、、。

慣れないうちはアレもコレもつけたがって色々と試すと思う。

最上級で圧倒的に高音質という単なる言葉遊びに騙されて。


材料なんて関係ない。値段など余計に関係ない。大切なのは、どう料理するか。
格好つけて表現したらヲデオのインストーラーのセンス。

ウマい・マズいは別にして、店のラーメンとインスタントラーメンは違いがあるだろう。
生麺タイプと呼ばれるインスタント麺も出てきているが、それでもやはり店のラーメンとは歴然とした差があるだろう。


店のラーメンの味とインスタントラーメンの味の違いが分かる人が
インスタントラーメン用の材料に
「入れるだけで名店の味に早変わりの化学調味料」「手の平サイズ!期間限定販売の最高級フカヒレひとつ◯◯万円」
「より純度が高い塩、希少極まりない真実の岩塩」といった謳い文句のものを本気で買って使うとも思えない。

インスタントラーメンの味しか知らない人なら、もしかしたらそのテのものに手を出すかもしれない。

もしも少しでも失敗を防ぎたいというのなら、ある程度の味を知ってしまえばいい。

もし機会があるならチャンスがあるならカーヲデオに熱中している人同士で集まって互いに自身の考える最高の音楽箱を聴いてもらって感想を言い合えばいい。
もしかしたらケンカになるかもしれない。もしかしたら想像していた人と違って絶交するかもしれない。

それでも失敗を恐れずに店の味を知ろうと努力した人は一目おかれる人になっていくだろう、、、。


自分で頭も体も動かして経験を積み重ねよう。

PHASSを使う人に限らず、ある程度の評判を持つDIYでカーヲデオを組む人も
何も知らない初心者だった時代が必ずあるわな、、、、、ボソッ
Posted at 2016/03/20 22:28:44 | コメント(0) | トラックバック(0) | PHASS | 日記
2015年12月01日 イイね!

魔法の最高級ハイエンド(スピーカー口径と鳴りの関係)

車のスピーカーを選ぶ時は自分の耳で音楽を聴いて好みのものを選ぶのが基本。

基本…なのだが知ってるようで知らない、、、というより誤解されがちな事が、、、、、ある。


それは「鳴りやすさ」について。


「鳴る」というのは車体にスピーカーからの音楽(振動エネルギー)が伝わって、音楽が耳からも体からも感じとれる状態。

だから、、、スピーカーの口径は大きいほど鳴りやすい


ところが、、、鳴りやすいのは小口径スピーカーとされている、、。


もう一度…しつこく説明、、、

大きなスピーカーコーンが激しく動けば、そのエネルギーは強力で車体を揺らす力が大きく、「鳴っている」状態になりやすい。

車体そのものが音楽を出し、車内の空気中にも音楽があふれると…それは響く」ということ。


、、、、、とはいえ音がリアルなのは小口径スピーカーなのも事実、、、、、。


、、、かといってリアルなだけの音を…迫力がない弱い音にも関わらず「響いている」と判断してしまうと、、、小口径スピーカーは鳴りやすいと判断してしまうと、、、

鳴りにくいユニットで懸命に前方定位を目指し…

「TAタイムアライメントなど各調整を念入りにしているのにセッティングが出ない。ナゼ???」となり…
「そうだ!アンプが悪いに違いない!高額なアンプにしてみよう!」となり…
「アンプは高額なアンプにした。なのにイマイチ。そうだ!高額なヘッドユニットにしてみよう!」となりやすい。
そして
「アンプもヘッドユニットも最高のものに変えた。まだ何か違う…これは…ケーブルが悪いのか?そうだな…ケーブルに違いない!高いケーブルなら間違いないはず!」

…もう気づいただろうか…


ヲデオ沼に落ちるぜよ、、、、、。


※ここで大切な話をしておこう。※

快適なカーオーディオライフを過ごすために。



電気を使うユニットの話。ヘッドユニットやアンプや各種機器の話。

分かりやすく説明するために原動機を例に取る。
車にはエンジンがあるだろう。モーターもある車もある。

パワーがありトルクがある。

銘機と言われているもの全てはパワーとトルクのバランスが良い。

パワーばかりでトルクをまるで感じないユニットは注意。

音というのは次々に変化するものだろう。

音は、まずトルクが出て、そこにパワーが乗る。
しかしトルクがないと…パワーが出る前に次の音に変化してしまう。



見かけだけのパワーにだまされて骨のない音に惚れると地獄の沼に直行です。



パワーとトルクのバランスを決める大部分の要素はヘッドユニットにあります。

バランスを決める割合はカーオーディオユニット全体の90%を超えるだろう、、、、、。それだけヘッドユニット選びは大切。

ここで少しでもトルク型にするためにバッテリー直接接続「バッ直」をやるんだな、、、、、


そして音楽信号にパワーもトルクも大幅に付け加えるのがアンプの役目。

少しでもトルク型にするためのバッ直はヘッドユニットと同じ原理、、、、、。

アンプもパワーとトルクのバランスを決める要素がある。

一般的にはアンプの電源周りに気をつかってトルクのバランスを調整する。

ハイエンドな魔法の方法が、実はもうひとつ有る。

PHASSのハイローコンバータHLC-01を使う方法。

アンプそのものがパワー/トルク調整の部品になる方法。

一般的にはヘッドユニットとパワーアンプとスピーカーという組み合わせだが、

ハイエンド方法ではパワーアンプの直前にアンプを取り付ける。

欠点は、接続機器が増えるため一種のフィルター臭さがどうしても出る。

しかしねえ、、、カーオーディオは楽しむためにやるものじゃないか。小さな欠点がどうでも良くなる「楽しさ」はある。

とびきり楽しいのがハイエンドなアンプ接続方法の長所。
前方定位に簡単になる上にライヴ感まで出てくるしな、、、、、

難しくはない。ホームオーディオと全く同じやり方。
プレイヤーがあって、プリアンプがありパワーアンプがある。


パワーやトルクは音にどう表れるのか。

パワーは中域から上の表現がきらびやかになります。

トルクは全域に渡って力強さがレベルアップします。
トルクは低域だけ?…いや、全域のレベルアップです。

全域の音が力強いと、それだけ響きが増しライヴ感が出ます。


これでカーオーディオの全体像が少しはつかみやすくなっただろうか、、、、、



この考えが頭にあれば、無茶な買い物をしなくなるだろうし、あほオーディオ評論家たちの物欲刺激文句に踊らされることもなくなるだろう…

ちなみに前方定位になりにくい細い音のパワー型ユニットは高額品に多いです。

音を追い求めるあまり、お金を出して楽しさを捨てる感覚。
だから全てのものを高額品でそろえていけば、、、、、どんどん楽しくなくなります。

音楽を楽しむはずが、、、財布を捨てたり落としたりすることが面白くなってくる異様な人が少なくない、、、、、、、、呆


プロショップも詐欺ショップが大半だから注意が必要。

「ヘッドユニットにパワー型を使ってるから、アンプとスピーカーはトルク型にしましょうか」

数多くの経験を持つプロショップは本来こんな提案をすればいいのだが…


たいていは、こんな感じ。

「あなたのヘッドユニットはハイエンド(パワー型)なので、それに見合った最高級ユニットじゃないと本領を出しませんよ。あなたの宝を活かすためにアンプは高額ハイエンド(パワー型)でスピーカーも高額ハイエンド(パワー型)でいきましょう!想像を絶する音が出ますから」

想像を絶する軽い音が出るべよ、、、、、

スピーカーの存在を感じてライヴ感はゼロ、聴く人が音を聴けば笑いが止まらなくなるだろう、、、悪い意味で(笑)

しかし、車の持ち主の前では笑えない、、、なぜならプロショップを信じきって新車が買えるほどの施工料を払っているからだ、、、、、


高額品にもパワー/トルクのバランスが良いものは有る。それが銘機と呼ばれているユニット。
ただね、、、、、絶妙なバランスで存在しているから他のユニットの組み合わせで宝にもゴミにもなる。

経験が浅くて迷ったら、ひとつのハイエンドユニットの他は全て安ユニットを組み合わせるとカーオーディオライフは成功しやすいだろう、、、、、。

※カーオーディオ成功の秘訣の説明おわり※




再びスピーカーの話。

「音が歪む」という表現があるだろう、、、早い話が音がウソくさいってことだな、、、。

これはスピーカーが大きいほど歪みやすい。

どれだけ爆音でも、、、どれだけ微笑出力のアンプを使っても、、、歪みにくいリアルな音楽を奏でてくれるのは小口径スピーカーユニット。具体的な数字を挙げるなら直径10センチ以下のスピーカーユニット。


「音にリアル感がある」 という事と 「鳴っている」 という事は全く違う。



鳴りやすさを取るか、、、、、リアル感を取るか、、、、、

この問題を欲張って解決したスピーカーユニットは…ある。


13センチスピーカーユニット

PHASSでいえばFD0590と呼ばれるフルレンジスピーカーなど。

ちなみに、、、、、

鳴りやすいのは…FD0790。リアル感あふれるのは…FD0496。


あこがれの?前方定位を目指すなら手っ取り早いのは鳴りやすい16センチや17センチのスピーカーユニットを使えば夢は叶いやすい。


「鳴る」という状態が経験として身について初めて「実在感が欲しい」となった時に10センチ以下のスピーカーユニットを使う。

たいてい苦労するだろう、、、、、「鳴らす」ために。



スピーカーは直径で考えると、鳴りのイメージがつかみにくい。

そこで円周で考える。直径×3.14=円周。直径にテキトーに3をかければいいべ、、、、、

例えば定番の16センチスピーカーは円周は約48センチ。50センチはあろうかという棒を素振りすれば「ブオン」と音が出るだろう、、、

ところが10センチスピーカーともなれば円周は約30センチ。30センチの棒を振ったところで「シュ」くらいの小さな音しか出ないだろう、、、


それだけ10センチ以下の小口径スピーカーユニットは鳴りにくい。けれども気持ちのいい胸のすく音は出る。


音楽は出にくいが音は出る。音を追い求めているなら大満足だろう。

完璧な草食系サウンドだな、、、、、完璧に草食系サウンドだな、、、、、


「鳴る」と「歪まない音」を経験して「ライヴ感が欲しい・ナマ音が欲しい」となった時…たどり着くところは13センチスピーカーユニット

音楽を自然と演奏してくれて、音は気持ちいい。しかもナマ感がある。

M a k i n g   M u s i c  
S o u n d  
R e a l
、、、、、

厳密にいえば若干の歪み感はある。でもそれを音楽を楽しむスパイスとして余裕ある気持ちで受け止めれば、、、耳の奥の鼓膜に心地いい音圧を感じる、、、、、。

音圧はあったほうが楽しい。音圧があって低音から高音まで実にリアル。
これぞ肉食系サウンド、、、




最後に、、、かなり重要なことを記しておこう。

「なにやら『イイモノ』のようだから13センチスピーカーユニットを取り付けてみよう」





13センチスピーカーユニットが一番大ケガしやすい、、、、、

特に経験が浅い場合、こんなことが起きる。

全く鳴らなくて音圧?…そんなもの有るものか!さらに低音は絶望的に出ず高音は思い切りくもっている。歪む以前にボソボソと歌詞が聴きとれない、、、

嗚呼、高い買い物だったのに損した、、、、、

試行錯誤を繰り返した経験のない人にありがち。

13センチスピーカーユニットは特殊です。

基本は16・17センチスピーカーユニット。音質を求めたら10センチ以下ユニット。

「13センチは中間の大きさだから、なんとかなるだろう」 → なんともならない可能性が極めて高い、、、

13センチスピーカーユニットを鳴らすことに成功したら、、、、、


勝手に前方定位

自然とナマ音ライヴ音楽仕様

マイカーが長く付き合いたい相棒になる

こんな現実が待っているぜよ、、、、、




番外編

スピーカーユニットは大きすぎると、不思議と音が歪みにくいという現象が起きます。

PHASSの20センチフルレンジユニットFD0890、、、、、

口径なりの深く迫力のある低音が出ます。フルレンジスピーカーで位相の狂いがゼロ

極低域から高域まで位相の狂いがゼロの音楽は、、、ワシが聴いても鳥肌が立つ、、、

問題点はもちろんある。音源を選びやすい。ライヴ音楽は独壇場、、、ゾク

そしてドアの(スピーカーを取り付ける土台の)大改造が必要、、、20センチ径だからな、、、
ポン付けは不可能…ボソッ


ただ、音源がハマれば、、、、、
FD0890は某3人組アーティストの女ボーカルや某全世界展開レーベル(ソ○ー)の重役も太鼓判を押す音楽が出る、、、、、ボソッ

車で音楽がかりの、まごころmusicです、、、、、ボソッ

トルクがポイント、、、



13センチスピーカーユニットを活かしたいなら、ワシのブログ

デッド?(ドアチューニング)

を参考にすべし、、、、、ボソッ
Posted at 2015/12/01 08:20:37 | コメント(1) | トラックバック(0) | PHASS | 日記
2015年11月07日 イイね!

お得な心得(前方定位の原理)

※車で音楽を楽しみたい方々へ向けて書いています。
 常識では考えられない信じられない非常識が多く含まれた内容となります。
音楽を純粋に楽しみたい方々は、気が向いたら参考にしてください、、、、、。
ハイレゾを楽しむには実は必須でもある前方定位。




車で音楽を楽しむ上でひとつの通過点となるであろう前方定位。

前方定位という言葉を知らないなら、自分で調べてくれ、、、。

この状態になっている車で感受性の高い人が車中で音楽を聴くと…

涙を流したり、、、放心状態になったり、、、人によってはドアをロックして車の中に籠城したり(笑)

そして車外では…全てのドアも窓も全閉なのに「どこかの窓が開いてる?」と思えるほど音楽が鮮明に聴こえます。


前方定位はカーオーディオをやる上で「ひとつの通過点」と自分としては考えている。

通過点

読んで字のごとく過ぎ去るところ。

ワシの中ではそれくらいの認識なのだが、カーオーディオの常識?の世界では前方定位にすることが最終目標になっている方々が少なくないような、、、、、。

ワシの目標は自分が車で音楽を楽しむこと。
そして音楽を楽しく聴いている周りのカーヲデオ仲間たちとヲデオ談義(という建前の「飲み会」)に花を咲かせること。

そして、お節介かもしれんが車で音楽を楽しみたい方々の道しるべになれたら良いこと。


また前置きが長くなりそうなのでこの辺で、、、、、照


デジタルは使わない状態、つまりユニットのインストール状態で前方定位をつくりだす原理を説明しよう。


よく勘違いされるのだが…ワシ、、、

自分自身は自分の車でデジタルを使う必要を感じないというだけ。

だからデジタル大反対・絶対に使わないし使わせないという考えは持ってないぜよ、、、、、ボソッ

これから説明する原理を使うのが構造上厳しい車の場合は、使って違和感が出来るだけ少ないデジタルユニットを使うこともある、、、、、ボソッ

しっかり基本を押さえた上のデジタルは変化が分かりやすいんだな、、、。



ひとつの知恵として知っておいて欲しい、前方定位にするためのコツの説明はこれからだ。



前方定位にするには車そのものをスピーカーにします。

それだけ。






ホームヲデオの経験がある人は吐き気がするであろう「箱鳴り」。

そして、、、カーヲデオの世界でもホームヲデオの世界と同じように「箱鳴りはタブーで恥ずかしい行為」という常識が浸透している、、、。

その常識と逆のことをすると前方定位になります。

完全に前方定位の状態の車は車体そのものが鳴ります。振動します。

だから、、、ボディがスピーカーのコーンと同じような働きをして音楽が車外に鮮明に聴こえます。



どこかで聞いたことないだろうか?こんな言葉。

「高音は高いところに集まり、低音は低いところに集まる。」

…この部分だけ広まって肝心な部分は思いのほか知られていない、、、、、

…それは、、、「極低域周波数の土台の上に、低域の周波数の音が乗り、その低域の上に中域の周波数の音が乗り、その中域の上に高域の周波数の音が乗り、その高域の上に極高域の周波数の音が乗る。」

これが自然界の音の仕組み生の音

だから例えば洞窟や建造物などの場所で天井が至近距離にあれば音楽は天井からも降ってきます。

これは車も同じこと。

テキトーに簡単にいえば「音楽の全域成分が車体に伝われば勝手に前方定位」ということ。



ちょっと豆知識、、、、、いわゆる脱線(笑)

音が伝わる速さは秒速どれくらいメートルでしょう?

340メートルですか。正解!…とも言える。違う場合もある。

音の速さが秒速340メートルなのは音が伝わる空間の温度が摂氏15度の時。

「空気中の」音が伝わる速さを求める数式があります。
331+音が伝わる空間の温度×0.6、、、、、頭いいですアピール、、、、、
頭わるいやつのすることだな、、、ワシか、、、、、

ワシは実験好きな真正バカだ、、、照

「空気中」を伝わる音は秒速約340メートル前後で伝わります。


ところが車体などの「固体の中」であれば?
たとえば鉄となれば、、、秒速約5,000メートル前後。

音が伝わる速さは気体→液体→固体の順に速くなります。
ちなみに…ガラスも音を伝える…鉄より少し遅い速さで…。

固体の中では音は「振動」として伝わります。


さらに知っておいて損にならないことが。それは、、、

振動は低周波だろうと高周波だろうと伝わる速度は一定です。

テキトーな表現をすれば車体が伝える音は高音も低音も同じ速さで伝わります、、、



まだ続く豆知識、、、、、もう少しウンチクに付き合ってくれ、、、

音の習性の一部について。

音の指向性、、、高音には指向性が有ります。低音には?

…有ります。

低音はどこで鳴っているか分からないから指向性が無い!?

ここが落とし穴

この落とし穴に気づいた方、もともと知っている方だけ大きく得をします(笑)


低音は音の浸透力が大きいです。高音は同じような帯域の音を引き寄せる力が強いです。

それにしても低音に指向性!?そんなバカなと思ってしまうところだが、、、

指向性があるからサブウーハーのコーンをどこに向けるかでドアのスピーカーとの連携具合を調整できる、、、、、
バスレフ箱のタイプであればバスレフポートの向きで調整できる、、、、、

全く「ちょっと」じゃ無かった豆知識終わり。




原理の説明に戻ろう。

人間の脳は一定の極短時間内に同じ周波数カーブを持つ周波数信号を時間差で2つ以上脳が認識すると…信号を立体的に認識します、、、。


これを利用しているのが、安いテレビや簡単なサウンドシステム等で使われているサラウンド機能。
2チャンネルのスピーカーしかないのに、やたら立体的に音が聞こえるアレです。


さらにもうひとつ。
車体を通ってきた低域・中域・高域を同時に脳が認識すれば、その後に空気中を伝わってくる音…アナログのインストール状態でスピーカーの取り付け位置による音の遅れを目立たなくさせる効果もアリ、、、。

何を言っているかというと、特にサブウーハーをトランクなどメインスピーカーから離して取り付けた場合、車体に音楽による振動が伝わっていなければ、明らかにサブウーハーからの音が遅れて聴こえます。
すると取り付け位置や方法を変えても、、、例えばフェイズシフターやウェーブアライメントを使っても、、、TAタイムアライメントを使っても、、、音の遅れは解消されない、、、、、ボソッ


大雑把に前方定位を目指すために実行すれば好ましいことは

スピーカーから出た音楽のうち出来るだけ低周波の振動を最優先に車体に伝わるように工夫すれば

前方定位へ大きく近づきます。

一番重要なことを最後に。サブウーハーを除いたスピーカーは低周波帯域から高周波帯域まで物理的に近づけるのが音楽を車体に伝える効率が大変良いです。

簡単に表現すれば、ドアに取り付ける前方定位スピーカーはフルレンジが使いやすい
フルレンジの次はコアキシャル、その次にセパレートマルチウェイ。
セパレートマルチウェイを使う時はウーハーとツィーターは寄り添わせましょう。
セパレートの場合、低周波帯域と高周波帯域を強い絆で結びつけると効率よく音楽仕様にできます。

音が聴こえる効率も大変良いです。
音の発生源で音がまとまっていると、鮮明な音が欠落なく遠くまで届きます


それと、車体の鉄板の面積や薄さ・軽さも大切です。
振動は振動発生源より一定の離れたところのほうが大きく振動します。
振動発生源より遠くなりすぎると逆に振動は消えていきますが普通車や軽自動車の大きさであれば問題にならない。
基本的に振動は増幅します。
車体のフレームや天井がしっかり溶接でつながっている車のほうが振動増幅に有利、、、。
天井の面積が広い車で、鉄板が薄く、ピラーの太さが頼りないくらい細い車ほど音楽仕様には有利、、、。


原理が分かれば前方定位で音楽仕様の車になりやすいボディーの形がなんとなく想像できるだろう、、、、、

軽自動車やコンパクトカーでワゴンタイプの車、、、、、フィッ○やM○VEやワゴ○Rなど、、、ボソッ

箱が大きいと少し厳しい…が、鉄板が薄いメーカーであれば問題なし、、、エリシ○ンなど、、、ボソボソッ

一番最初の型のワゴ○Rなどの左右でドアの枚数が違う車や
左右のドアで形が違う(ドア開口部の大きさが違う)車は左右で振動の伝わり方が変わります。
少し音楽仕様の車づくりがやりにくい、、、、、





裏技

低音は浸透力が大きく、高音は似た音を引き寄せやすい特性を利用すれば
簡易的に前方定位にする方法があります。

車に何も手を加えていない純正状態からヲデオ車づくりを始めるものとする。サブウーハー無しの条件が手っ取り早くて安上がりで出来る。
ドアに取り付けるウーハーは口径の大きい振動を発生する可能性が高いものを勧める。


それは…

前ドアにフルレンジかコアキシャルを取り付けて車体に振動を伝える。

後ろのドアにセパレートマルチウェイの低域担当ウーハーを取り付ける。
ツィーターは、セダンなどはリアボード最後端に取り付け天井中央付近に向ける。ワゴンなどは、一番後ろのピラーと天井の境目あたりに取り付け、前ガラスに向けます。

そしてヘッドユニットの前後バランス調整でバランス調整。
前方定位にしたいので大きく音を出すのは前側。
前ドアスピーカーから空気中を伝わる音の減衰具合と後ろスピーカーの鳴りが、ほぼ一致した時に前方定位になります。
簡単に説明すれば前:後のバランスを8:2か7:3のバランスにすると具合がいいだろう、、、。



それは面倒だし、お金がかかる…というのなら、
ホームヲデオのユニットを使う方法もある。しかしセダンなど空間が狭い車では出来ない方法。
メインスピーカー(前ドアスピーカー)から出来るだけ離れた位置にホームヲデオのスピーカーのエンクロージャーを置くやり方、、、

ブックシェルフ型…どこにでもある長方形のスピーカー箱…ウーハーの口径が大きいほど都合がいい。
ホーム用スピーカーなら、おそらくインピーダンスが合わないことが多いだろうが、「簡易的前方定位」が目的なので、気にするな、、、、、。

その箱を後スピーカーのケーブルにつないで、メインスピーカーから出来るだけ離した位置に置く。

スピーカー箱の振動を効率よく車体に伝える目的と、高音成分を天井付近に持っていく目的のため、スピーカーコーンが天井を向くように床に置く。できればフロアマットや下地は取ったほうがいい。

この方法は…かなりの爆音にしないと効果が分かりにくい。ホームのスピーカーは箱ありきの音づくりのため音が薄く振動エネルギーの大半がエンクロージャーで減衰するからだ、、、、、。
こちらの場合のバランスは、ホームヲデオ箱のインピーダンスの関係で前後バランスは4:6が具合がいいだろう、、、、、、、、
この方法は(前方定位といいつつ)後ろに定位するだろうが前方定位の原理が分かるだけでも大きな収穫だろう、、、。


ホームとカーのスピーカーの違い、、、、、音の濃さ、、、、、ボソッ

車用で鳴るユニットは特濃、、、、、ボソッ

特濃で信頼性が高くて使いやすい(どうにでも出来る)のがPHASSのユニット。

※特濃スピーカーはエンクロージャーに入れて使うのが最も適さない使い方です。
 だからデモボードのような小さな箱に入れた状態であれば寂しい音楽しか聴こえません。



この原理を知っていれば沼に落ちなくなります。


また、各種デッドニング(当然ドアチューニング含む)の方向性も見えてきます。
天井の制振を念入りにした途端に定位が狂うのは当たり前。
天井は一枚モノの板で振動を効率よく増幅してくれるからな…。

この原理を知っているからこそ、本命のスピーカー関連に手を着けるのは自分の場合は一番最後。

※沼でも高くつく有名な地獄は、ユニット地獄やケーブル地獄です。
高額で希少な限定モデルや、過去の銘機が「いい音にするには」必須に違いないという妄想が止まらない地獄です(笑)




もっともっと車で音楽を楽しむ人が増えますように。
Posted at 2015/11/07 18:25:41 | コメント(2) | トラックバック(0) | PHASS | 日記
2015年10月12日 イイね!

2ウェイのツィーター(設置場所と設置方法)

自分が以前に書いたデッド?(ドアチューニング)という謎の怪しいデッドニング方法を試したところ

「スピーカーの存在が消えた」

「『鳴る』と『音が出る』の違いが分かりました」

「お気に入りメーカーの音を初めて知った」

「ドアから低音が出た(イコライザーはフラット状態なのに)」

などなど…ワシは自分なりに楽しい音楽が聴こえるデッドニング方法の一部を公開したに過ぎないが、、、

ワシの退屈なブログを見て、車で音楽の楽しさを少しでも実感してくれるならワシは幸せ、、、

苦痛だったDIYが楽しくなったそうで、、、

でもDIYされるとカーヲデオの手直し依頼が減って

ワシのフトコロが、、、、、すきま風が増えそう、、、、、


ひとつ言えることは

自分の耳で音楽を聴くのは楽しい。


自分が主役になって音楽を楽しもう。



フルレンジスピーカーやコアキシャルスピーカーを選んで使っている方々はワシのデッドニング方法で納得の音楽を聴けてるようだが

マルチウェイ(セパレート)スピーカーを使って不満がある方々の言葉…

「聴き疲れする」 「迫力がない」 「前方定位って何なのでしょうか?」

話を聞いたり実車を見せていただいたりしていると、ある共通点が浮かびあがる。

ツィーターとミッドバス(ドアウーハー)の位置関係が、、、、、呆

特に豊かな資金を使ってマルチウェイ(セパレート)を取り付けするなら

PHASSのように音楽の本質を追求しているカーオーディオを選ぶなら
以下のことは必須です、、、。


さて!ここからが本題(相変わらず前置きが長いワシ、、、照)

ツィーターの設置場所や向きについて


昔ながらの2ウェイ2チャンネルのアナログシステムのインナーバッフル(スラント無し)の、ドアにスピーカーがある車で話を進めていこう。サブウーハー無しか、有るなら音が出ないようにする。

これから説明することはTAタイムアライメントやDSPやフルデジタルの車にも使えます。
ハイレゾの場合、これやらないと…ハイレゾの意味がなくなるぜよ、、、


音楽仕様の車にする場合、ツィーターはミッドバス(ドアウーハー)の近くに取り付ける。

ツィーターはAピラーに?ダッシュボード上に?ダッシュボード奥に?ドアミラー裏に?ドアノブあたりに?

???

ワシ、そんなところにツィーターはつけない。

ドアの下のほうにスピーカーがある場合、ツィーターはヘソより下に取り付ける。

つま先か足首周辺かヒザあたりか。

終わり。


みんカラで検索してみるとミッドバス近くツィーター設置車の画像が少数ながら存在する、、、

これは意外だった。1件も出てこないと思っていたからだ、、、

ここで気になることが、、、そんな車に乗っている方が決まっていうセリフ…「キックパネルツィーター」





どこでそんな言葉を覚えたのだろう…なんでもインターネットのどこかで見たのだとか。

そしてこう続ける。

「左右のキックパネルにツィーターを取り付けて、向きを前席左右ヘッドレストの中間あたりに向けると良いらしい」





あながち間違いでもないが、ワシとしては100点満点のテストで30点…赤点の感覚、、、、、呆

音楽仕様の車としては0点の車がカーヲデオの常識になってるから点が取れるだけ良いがな。


取り付けの位置はスムーズな言葉でペラペラ出てくるのだが、設置方法となると途端に言葉に詰まる様子、、、


ならば!ワシが設置方法を公開しようじゃないか、、、照



まず、ワシの怪しいデッド?(ドアチューニング)のブログの通りにデッドニングするか皆がそれぞれ思うようにデッドニングしてドアのスピーカーから豊かに音が出る状態にする。

ヘッドユニットの調整機能は全OFFにするしイコライザーはフラット。

フルレンジスピーカーやコアキシャルスピーカーの経験があれば好ましい

音の出方の判断をする時に経験の有無が大きく関わってくるからな、、、。

ツィーターの位置決めは自分の聴感に頼ります。

各種計測機器や測定ソフト、音調整専用CDは使わない、、、使えない、、、

自分の聴感が全て。フルレンジやコアキシャルの音の聴こえ方を目指すだけ。

終わり。





ああ、痴呆で問題を放置するところだったな、、、、、照


(集中すれば)誰にでも出来る(はず)ツィーターの位置・向き決め方法の公開はこれからだ、、、、、。

その前にスーパーかコンビニでカップコーヒーやホールケーキを買ってきてくれないか。

ちょっと一服、、、ふぅ、、、じゃ、おやすみ。





あああ、痴呆が、、、れっきとした工具の調達だ(笑)


大変軽くて薄いスピーカー直径ほどの素材が欲しいため。

ワシの場合はコーヒーや飲むヨーグルトのカップのプラスチックのフタ(約13センチ・約10センチ)や
ケーキが入っている容器のプラスチックのフタ(約18センチ)を使う。円形のフタ。

世の中がツィーターの位置決めの応援をしてくれてるんだ…違うと思う(笑)


さて!真面目に。


出来ればミッドバス(ドアウーハー)のみにフルレンジ音楽出力の電線をつなぐ。ツィーターから音は出さない。

出来ない場合は通常通り接続して、ツィーターにガムテープをグルグル巻きにしてツィーターの音が聴こえにくいようにする。

車に乗り込みヘッドユニットの音量を調整して大きめの音を出す。

左右バランスでどちらか片方のスピーカーからだけ音を出す。左最大・右はゼロといった具合。

左スピーカーから作業に取りかかるとしよう。

センターコンソールがある車だと、これから説明する方法はやりにくいので車から降りる。

助手席側ドアは全開で、自分の体をドア開口部(サイドシル上)に預ける。

ドアスピーカーに正面を向いて準備する。
両耳で音を聴けるように。

ココ大事


必ず両耳


スピーカー中心と自分の鼻の頭が一致するような位置関係。


どれくらい離れるの? → 両手を伸ばせるくらいです。


スピーカー正面に座れないけど!? → スピーカー正面から上下左右が約30度以内の角度なら問題なし。座席に座ってもOK。ただしスピーカー中心に目線を向けること。両耳で音を聴くため。


プラスチックのフタを飲み物や食べ物が入っていた側をスピーカーに向ける、、、フタで集音するイメージ。フタは強く持っても弱く持ってもどちらでもOK。
空気の波動を感じれたらフタを握る強さは自分がやりやすい強さでOK。

フタを鼻の頭につけた状態から始めて、フタをスピーカー方向に動かします。

すると、あるポイントで「音がくもった(コモった)!」というポイントがあるはず。

ソコ

ツィーターを向ける場所。

ドアスピーカーからの、その距離


さらにフタを近づけていくと、スピーカーからの空気の波動を急に強く感じるはず。

それは近づけすぎ。

音が変化して、フタがかすかに振動しているソコがツィーターを向けるポイントです。

そのポイントをメモしておきます。

同じことを右スピーカーでもやります。

ツィーターの向きの決め方はこれで終わり。

左右ドアスピーカーの中心を結んだ線と、ツィーター中心から延長した線を交差させる感覚です。


次、ツィーターの位置。

ドアスピーカーの音飛び具合で足首方面に設置するかヒザあたりに設置するか決めます。
純正でツィーターが付いている車は好運です。
ドアノブあたりにツィーターがある車は比較的音が飛びやすい空間という自動車メーカーの音響担当からのメッセージなのかも、、、謎
対してピラーやダッシュボード奥にツィーターがある車は音飛びしにくい傾向にあるくらいに考えます。

音が飛んでると感じる車はツィーターはヒザあたり。
音が飛びにくいと感じる車はツィーターは足首か足先あたり。

大事なことはツィーターとミッドバス(ドアウーハー)は離さないこと。
取り付け場所がない等の理由でやむをえない場合は最大でスピーカー直径×2までの距離が限度だろう…
パッシブネットワークのスロープを色々変えたとしても、やはり直径×2くらいまでだな、、、。

直径が17センチのミッドバス(ドアウーハー)を使う場合は、ミッドバス中心とツィーター中心の離しても許せる距離は34センチまで、、、、、といった具合。


まとめ

位置と向きが決まったので、あとは聴いて自然に聴こえるようにするだけ。
フルレンジやコアキシャルの経験があると楽です。
経験がない場合は…例えばドアにのみスピーカーがある車を手に入れて(借りて)音の出方の勉強を1週間やると成長できます。



完全な前方定位の車の左右のツィーターの向きや位置は左右で違うのはよく有ります、、、

なにも不思議なことではない…ボールを投げたり蹴ったりして左右で全く同じ位置にミリ単位も狂わず飛ばすほうが不思議だろう、、、それと考え方は同じ。

完全な前方定位の車は、、、窓を開けようがドアを開けようが定位は動かない…ボソッ

もちろん走行しても動かない…ボソボソッ

オープンカーで屋根を開けようと関係なし(ただし各スピーカーを離していない場合)。


※自分としては本命のスピーカーシステムに手を出すのは最後の最後です。
それまでは純正フルレンジスピーカーか、社外コアキシャルスピーカーを使います。
まずはヘッドユニットの性格を選ぶところから始めます。
再生機器であるオーディオでは、ヘッドユニットの選択を間違えると…
ヲデオ沼への特急電車に乗ったも同然ぜよ、、、
アンプもケーブルもバッテリーも、取り付けの手間も暇も音楽を楽しむ情熱も全てがムダになるぜよ、、、


ツィーターとミッドバスを離して取り付けするというなら、高級マルチウェイシステムを使わず純正フルレンジスピーカーを使い音の出方の勉強をしましょう。


※ツィーターを向けるポイントは広いでしょう…なので、たまに見るこんな言葉…
「ツィーターの向きをミリ単位で調整!」こんな言葉を見たり聞いたりしたならば…
その言葉を発した人や店は大外れです(笑)
大ケガします、、、どこにでもある水たまりと見せかけて、その実…沼です(笑)

ツィーターをアクセルペダル奥につけて真後ろ(トランク)方向に向ける場合も当然あり、、、ボソッ

PHASSのRE定電流アンプを使う時は、たいていツィーターの向きは左右ツィーターを対向させる…なぜなら音飛びが異次元だから…ボソッ

マルチウェイ(セパレート)システムを鳴らし切る店は全国に10店舗あるか無いか…ボソッ
Posted at 2015/10/12 11:58:54 | コメント(1) | トラックバック(0) | PHASS | 日記
2015年09月26日 イイね!

高級システム(ひとつの理想のシステム)

【総評】
完成度が高いです。プレミアム。
落ち着いて聴けます。
聴き疲れしません。

【長所】
音楽が普通に聴けます。

【短所】
ヘッドユニットが特定メーカーなら納得して聴けない場合もあります。


何の話か説明してなかったな、、、。


純正カーオーディオの話

メイド イン ジャパンのプレミアムカーオーディオPHASSを連呼するワシが純正とは、、、
気でも狂ったのか。


いえいえ、ヲデオ経験者にこそ聴いてほしいシステム、それが純正システム。

国産コンパクト普通車で話を進める。


オプション品ではない吊るしの状態で付いているオーディオがオススメ。

ツィーター無しの紙コーンフルレンジドアスピーカー車は大当たり(笑)、、、

ただしバッフル付きが前提。リベット留めスピーカーは除外ってことだ。


純正システムは高度なバランスで成り立っている。

大げさなようで真実極限のバランス


アンプ内蔵ヘッドユニット、各種電線、スピーカー、ドアの作り方、バッテリー、アースを取る位置、ボディーアース、そして車内空間の広さ、、、


自分で図画工作を楽しんできた人、つまりDIY派の人が純正カーオーディオ全般を妙な先入観を持たずに見た時、

きっと衝撃を覚えるだろう…。

純正カーオーディオは自分としては良い音で聴かせる工夫と知恵の山

しかも驚くほど安上がり、、、、、それでいて耐久性が高い、、、



車を手に入れたから…憧れの車だから…ふさわしい?社外オーディオを…


嗚呼もったいない、、、


理想のオーディオシステムや、機材の組み方の手本、音飛び調整のヒントが目の前にあるのに、、、呆



今まで評判の機材や、話題のパーツを数え切れないほど取り付けしてきたのに

「今度替えた車の純正オーディオが、なぜだかホッとする…」

そう思えたなら…自分の耳と心で判断できるレベルまで達しているなら…幸せは近いです、、、


「今度替えた車の純正オーディオが、音が悪い…これだから純正はブツブツ…」

ヲデオ沼に気をつけてくれ(笑)



コッソリとっておきの話を書いておこうか。

純正の紙コーンフルレンジスピーカー16センチ径以上、、、

これは大変に能率がいいです、、、

バカにされがちな小さな磁石…ということは、それに見合った精度の高い磁気回路、

もしかしたら分割できない一体成型の樹脂バッフル。

知識がなければデメリットだらけに思えるこの特徴、、、



小さな磁石→組み付け精度が高くスピーカーユニットが正確にピストン運動する。

磁気回路→繊細・大胆問わず音楽信号は正確に受け止める。

分割できない樹脂バッフル→スピーカーの性能を活かす最高の組み合わせ。


知識があればこうなるんだな、、、照

で!

なにがとっておきか。

音楽性のあるヘッドユニットを使うことが大前提になるが、

純正の紙フルレンジをダンピングファクターが高い(大トルク)社外アンプで鳴らすと…

腰が抜けます(笑)


フルレンジなのがミソ、、、
点音源で鳴らせば20万円オーバークラスの社外マルチウェイスピーカー(パッシブネットワーク含む)で太刀打ちできるものは少ない、、、

そんな音楽性があります。



大トルクアンプでオススメなのがPHASSのRE50HI。その次がPHASSのRE50。それ以外は無い、、、ボソッ

純正スピーカーでツィーターがある場合、ツィーターの位置で音飛びのしやすさの目安になる、、、ドアにあれば音飛びしやすいかも?ダッシュボード奥にあれば音飛びしにくいかも?といった具合、、、ボソッ

音飛び調整は以前のブログ、デッド?(ドアチューニング)を参照すればいいぜよ、、、ボソッ

純正ヘッドユニットメーカーは日産やスズキの車に多いところがオススメです。クラリ○ン、、、ボソッ

ヘッドユニットに内蔵のアンプはBTL接続という高度な技術が使われている、、、ボソッ

※番外編(社外ヘッドユニット使用例)

音が良いと評判のナビのスピーカー出力(内蔵アンプを通す)と純正フルレンジスピーカーの間に、高品位ハイローコンバータとトルク型社外アンプでバカンスはすぐそこです、、、ボソッ
Posted at 2015/09/26 02:33:58 | コメント(3) | トラックバック(0) | PHASS | 日記

プロフィール

「オカルト的?(有効な小技) http://cvw.jp/b/2401945/38558353/
何シテル?   09/17 23:59
どんな音楽も耳を傾けていられる車づくり♪ ブログは「世の中のカーオーディオの常識」とズれたことを書くかも。 カーオーディオの常識!?なんやソレ…...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2025/6 >>

1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930     

ブログカテゴリー

リンク・クリップ

アンプのワット数(AP2.25ほか) 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2016/03/13 08:48:10

愛車一覧

その他 楽器 その他 楽器
国産コンパクトカーに乗っています。 選んだポイントは次の5つ。 1.乗ってて身体が痛 ...

過去のブログ

2016年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2015年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation