• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

まごころmusicのブログ一覧

2015年09月07日 イイね!

魔法のケーブル(RCA・スピーカーケーブル編)

※精神衛生上有害な内容なので神経質な方はお戻りください。


カーオーディオの常識にハリセンをくれてやるお時間ですよ。


・DIYができる人向けの話です。
 店で注文して施工費用まで入れると高額になるため。



ケーブル…


安いほうがいい。






ちょっと違った。


安くて不純物が比較的多い導体で作られた電気を通す電線がいい。被膜が薄くてもいい。







世には数え切れない謳い文句のケーブルが存在する。

いい音が…透明感が…迫力の…ハイエンドな…数量限定の…
当社にしかない技術で…世界有数の…
かの有名なオーディオに使われているものと同じ素材・製法で…
極上の…至高の…贅沢な…最高級○○素材を…

宣伝文句は数多い。



では!ケーブルの怪しい話のはじまりはじまり。


ヘッドユニット内蔵アンプを使わない、社外アンプを使ったシステムとして話を進めよう。
スピーカーはサブウーハー以外とする。
(スピーカーケーブルのみ内蔵アンプにも使える技を書きます。)


あくまで傾向、、、、、


初心者


スピーカーケーブル

純正やブランドケーブル(高額品)を使う

RCAケーブル

なんとかテクニカをはじめとするメジャーなブランドを使う。
(メートル辺り1万以上の高額品を使いがち)
RCAピンプラグはいかにも伝送ロスがなさそうな謳い文句の高額品を使う。


中級者


スピーカーケーブル

勧められるままマイナーブランドの安いケーブルを使う。(カ○レなど)

RCAケーブル

本人は理由は分からないが勧められたのでマイナーブランドの安いケーブルを使う(ベ○デン・モ○ミなど)
RCAピンプラグはアメリカのブランドを使う。


上級者


スピーカーケーブル

自分の聴覚を頼りにケーブルを選んで使う。値段が格安になる。純正を使うことが多いだろう、、、

RCAケーブル

自分の聴覚を頼りにケーブルをこだわりなく選んで使う。RCAピンプラグも特にこだわらない。


ワシのような怪しい人


スピーカーケーブル

ホームセンターの電線コーナーで売っているベルコードやチャイムコードと呼ばれるAE線(単線、被膜の中の導体をよじってないもの)を使い、ケーブルの太さに注意をする。
ただしドアヒンジ直前までAE線を使い、そこからドア内スピーカーまでは子供玩具屋に売っている理科の豆電球の実験で使う電線を使う。導体が細くて両手で引っ張ればちぎれそうな細さ(笑)

線と線のつなぎ目、、、単線に豆電球線をぐるぐる巻き…で、まさかのビニールテープ(笑)
どうだ?精神衛生上気持ち悪いだろう(笑)、、、常識のカラを割るべし。
ここで丁寧に端子を取り付けると音楽信号がロスする。
余分なパーツはつけず、シンプルに。

RCAケーブル

電気屋で売っているテレビとプレーヤーをつなぐメートル千円以内のRCAケーブル、、、

RCAピンプラグは当然(笑)
ただし総延長が約3メートル以内におさまるように。それ以上はノイズを拾うアンテナになりがちだからな、、、、、

ちなみに…一番ライヴ感があり音楽性がありナマ音なのは、、、

ワシのやり方、、、。

ライヴの生音が出るのはワシの組み合わせ。

理屈じゃない理論じゃない、、、全ては楽しい音楽のため。


脱線、、、ボソッ



前もって書いておくが、ワシのシステム…実にシンプルな構成ぜよ、、、

イコライザーやチャンネルデバイダーの類は一切つなげないシンプルイズベストの王道システム。

音の出方のバランスは主にドアインナーでやる。


次がアンプのゲイン調整。

ゲイン調整、、、ここにもカーヲデオの常識に隠れた真実が、、、

ゲイン調整、、、ゲイン位置によってアンプのキャラが変わる。

常識ではヘッドユニットのボリュームを7,8割の位置に合わせて普段聴く最大音量になるように
歪まないようにゲインを合わせ、ヘッドユニットのボリュームを下げていく。

なんということだ…ゲインでアンプのキャラが大きく変わる場合が多いのに、そのオイシイところを見逃している、、、呆

ワシか、、、たいていゲインはマックス(メインアンプ前のアンプ・ラインドライバー)だ、、、照

そして細かい調整はヘッドユニットのバス・トレブル、、、
トーンコントロールなんだな、、、

アナログイコライザー(代表的なのはオーディオコントロール社のEQX)を
真剣に考えながら弄くりまわした経験がある者なら、おそらく気づくはず。

音の調整は広範囲の3バンド調整で融通が利く、、、

31バンド…いらない…
ほら、、、悪魔が調整沼へようこそと手招きしているぜよ、、、

しかも調整沼より奥地のヲデオ沼の悪魔も熱い眼差しで見てるぜよ、、、


復帰、、、ボソッ

いきなり親しみにくい話になるが、
オーディオはインピーダンスとの付き合い方が重要、、、

インピーダンスには
ロー出しハイ受けと決まり文句があっての、、、
ヘッドユニットからローインピーダンスで出た音楽をアンプがハイインピーダンスで受ける。
そしてアンプが仕事をしてローインピーダンスで音楽を出し、ハイインピーダンスでスピーカーが音楽を受ける。
スピーカーが振動して車室内にライヴ空間ナマ音充満。

ローインピーダンス音楽信号をハイインピーダンスで受けるようにすると、音楽信号が余すところなく伝わりやすくなる。
そのため故意にハイインピーダンスの状況を作りだしてやるだけ、、、

これもPHASSの姿勢から学ばせてもらったこと。
カタログやホームページのアンプのスペックに何オームで信号を受けるか書いてあるわな、、、
ロードインピーダンスという項目。

ロードインピーダンスの値が大きいものが音楽仕様のナマ音迫力ライヴアンプ。
小さいものが音質派向けニュアンス重視アンプ。

アンプのワット数も関係してくるが、、、

ただ何事もやりすぎは逆効果で、例えばケーブルにゴムを使うと極上のハイインピーダンスに…ならない、、、電気が流れない、、、音が聴こえない。





ケーブルというのは機材の部品の一部分との考え、、、真実言っちゃった、、、ボソッ


導体の純度が高いものを使えば使うほどローインピーダンスとなり、電気伝送ロスが小さくなるが音楽伝送ロスが大きくなる、、、ボソッ


スピーカーのボイスコイル線より細い電線となると、豆電球線となる、、、ボソッ

ケーブルの長さは左右のチャンネルで出来るだけ長さをそろえ…ない、、、ゴキゲンに音楽が聴こえる長さがいい、、、つまりテキトー、、、ボソッ


※ドアヒンジ手前からドア内にAE単線を使う   
のは控えましょう。
 ドアは過酷です。雨の侵入もあれば、外気温や日光によるアウターパネルの温度急上昇、車室内の冷房によるインナーパネルの温度急下降、そしてドアの開閉。走行時の振動。
 単線は単なる金属の板。
環境の影響を受けやすく、ある日突然ドア内で線が折れます、断線します。
そこでアンプやヘッドユニットの故障と考えて修理や買い替えをすれば余計な出費が増えるだけ。
Posted at 2015/09/07 00:51:03 | コメント(3) | トラックバック(0) | PHASS | 日記
2015年08月25日 イイね!

デッド?(ドアチューニングその2)

前回のデッドニング(ドアチューニング)のブログデッド?(ドアチューニング)に続く
謎の怪しいデッドニング(ドアチューニング)方法の第2弾。


PHASSの価値あるものを活かすためのデッドニング(ドアチューニング)法を公開しているだけだが…

全てのメーカーのドアスピーカー箱づくりに活かせる(笑)


ブログを見ていただいている方々のみが知りえる秘技、、、、、

フルレンジやコアキシャルを考えている・使っている人には大いに役立つだろう。

もちろんマルチウェイのドアウーハーにも有効、、、。

コアキシャルもフルレンジも闇雲にデッドニングすれば音楽が飛ばない。


可聴帯域の中でも重要な帯域を担当するスピーカーから十分に音楽を飛ばしてあげれば

誰でも簡単に幸せになれる、、、。

前回のブログの真意は人間の耳が敏感に反応する周波数帯域を感じにくくする目的だ、、、

具体的な周波数の数値を書くなら2,400ヘルツから2,600ヘルツにかけて。

この周波数帯域が目立つと…
低音域が出ていないように感じ、高音域がうるさく、定位が曲によって変わり、聴き疲れをする…



この問題を解決する方法は、ひとつはスピーカー箱の作りを工夫して

低周波帯域から思い切り音楽を出してやる、、、それだけ。

他にはクロスオーバーのカット具合が上記の周波数あたりがディップするものを使えば同じような効果が期待できる。
しかしツィーターとウーハー(ミッドバス)の位置関係がある法則にないと意味がない、、、

自分なりの好ましい条件を満たすクロスオーバーを使うメーカーは…PHASS…
他には…漏れる(笑)…

ちなみに常識のデッドニング(ドアチューニング)は悲しい結果しか待っていない

どんな問題も解決できる(と思いこまされている)デジタル調整をしているのに
問題が解決できない原因は音楽を飛ばすための基本のドア作りが出来ていないから。

基本は大事、、、、、

ワシはデジタルは原則使わんがね(笑)



前回のブログは全体域の音の飛び具合を考えた方法を公開しました。

今回は低音域を物理的に調整する方法を公開しようか…

前回のブログの方法では音はキレイに下から出るようになるんだが、全てのスピーカーに万能…

というわけじゃない。

低音域がなんとなく弱い場合がある。マルチウェイのツィーターの位置や他のユニットの取付状態も関係あるが…

低音域が弱い原因は何だろう。

スピーカーの高級・低級、高額・低額、メーカーによる違いなど全く関係ない。

では何か?それは単純にスピーカー口径の差。

いくら箱づくりを工夫しようとも、口径の違いからくる低音の響きはどうにもならない。

そこで低音域の響きを調整してやろうというのが狙い。



・主にDIYで図画工作が楽しめる人に向けて。

・インナーバッフル前提で書いてますが、アウターバッフルの場合にも応用できます。


常識とは外れたことばかり書くから信じない人は信じなくて良いよ。



常識から。

不要な共振を徹底して抑えるため、バッフルを特殊なものに変える。
より重く、より固く、より高価で、より希少なバッフルを使う。

理想は金属バッフルや、ホームヲデオの一流メーカーと同じ希少な最高級バッフルなら間違いない。一流だから間違いない。
いかにも特別な印象のバッフルを使うことにより、低域がクリアになり迫力の低音だけが出る。

そのバッフルをインナーパネルに装着するが、その時にバッフルとインナーパネルの間にスポンジや制振材やゴムを挟む。こうすることで音漏れしなくなる。

バッフルをインナーパネルにネジ止めするが、その時のネジはネジが折れそうなくらい強く締めつける。
理由はよく分からないがガッチリつけるといいらしいので、その通りにする。

また、バッフルをつける時は純正バッフルを外した時に空いていた穴の通りにネジを入れる。
ネジ穴がズレていたら、ネジ穴に合うバッフルが見つかるまで買い直す。

スピーカーをバッフルにガッチリ固定する。

終わり。


非常識なバッフルおよび調整法について解説を入れながら説明(笑)


不要な共振を抑えるよりも必要な振動を好きなように使えるメリットが大きいので
木のバッフルを使う。もう一つ大きなメリットが、、、加工しやすい、、、

バッフルは、
より軽く、より固く、より安いホームセンターなどで手に入りやすい木材を使う。
板の厚みは9ミリでいい。9ミリ厚か12ミリ厚の板がよく売っていて、
9ミリが安いから。

安いから。


安いから。


まだ足りないか?

安いから(笑)


組みつけた時のバッフルの厚みの違いによる音が気になる?
安心してくれ、大差は無い。ただし下記の条件による。

板の厚さは薄いほうがいい。ある調整をする時に重要な意味を持つからだ。
でも、、、磁石ケースが大きいスピーカー…PHASSのほとんどのスピーカー。
だから薄い板を使って磁石ケースやスピーカーバスケットがどこかに接触しそうな時は厚い板を使う。
厚い板、、、といっても例えば薄い板を接着剤などで重ねて使うのはNG、、、
1枚モノを使うように心がけてくれ。

音の全体域を見てバランスがいい低域が十分に出る結果が待っている。

バランスがいい低域が出ると
音楽全体の迫力が段違いに増し、小音量時も大音量時も気持ちよく聴ける。

また、音楽が飛び出してスピーカーの存在が消える。

低域だけ強烈に出るバッフルを使えば…ユニット地獄沼やイコライザー調整沼へ直行なんだな、、、、、
フルレンジやコアキシャルで金属バッフルを使えば強烈に低音は出るが高音が出ない…その逆もしかり、、、

音楽を楽しむためのフルレンジやコアキシャルを使う意味がなくなる、、、。



木材バッフルはインナーパネルに直付け。

バッフルをインナーパネルに付ける時に秘密が…(笑)
これから書くことはオカルトのようでオカルトではない…れっきとした調整方法、、、

振動エネルギーを制御して低音を調整(チューニング)する。
なんとなく難しそうで、実に簡単…手間はかかるが、、、

バッフルを留めるネジの締め具合で音の低域・中域・高域のバランス調整をする。

ネジを締めるトルクで物理的トーンコントロールをするイメージ。

純正バッフルが付いていた時のネジ穴とは別の穴をインナーパネルに新たに空けることが多い。

スピーカーをバッフルにガッチリ固定する。

スピーカーが出す振動エネルギーをバッフル受けて均等に広げてインナーパネルに伝える。
その後はエネルギーが伝わるところ全てで増幅または減衰して豊かな音場が出来、
聴感上ドアスピーカーの存在が消える。
エネルギーが伝わるのはドアだけで完結しない…ボディーにも伝わる。


恒例の?脱線。

バッフルについて。


バッフルの素材の違い

…何も違わない、、、

と言いたいところだが違ってくるんだな、、、

単純にスピーカー口径の違いでバッフル木材を使いわけたいところ。

定番のスピーカー径の16・17センチは、定番のシナ合板
低音に締まりがある聴こえ方。程よい低域。中域・高域とのバランスもいい。
ところが小口径スピーカーを組み合わせた場合、サミシイ低音が出がち。結果、中域以上が目立ち、低域が出ていないように感じる。それに音が飛びにくい。


定番の口径以外、例えば13センチ・10センチとなれば、

シナランバーコア合板
を使う。
シナ合板より、大変軽く(湿気を含んだMDF材の約半分の重さ)固い。
そのくせMDF並みに加工しやすい。
低域に締まりはないが、驚くほど豊かな深い低音が出る。
締まりのない低域の欠点は、小口径スピーカー特有のコーンが無駄に動かない長所が欠点を無くす。
必要な低音が必要な音量と長さで出る。
定番の16・17センチ口径のスピーカーを組み合わせた場合、低音が出過ぎる。
低音がダラダラと余韻が長く出る。
定番の口径以外ではシナランバーコア合板。10センチ…13センチ…そして…
20センチ…ボソッ

バッフル素材と口径のバランスを考えよう。


バッフルのスラント

音楽仕様を目指す場合、、、前方定位も含む、、、
バッフルは左右のドアスピーカーを向かい合わせて平行にするのが原点であり目標、、、

たまに見かけるが、定位を上げるために少しでも上方向にスラントさせて…というもの…。

上方向にスラント、特にフルレンジやコアキシャルの場合、高音帯が上を向いて出るから
なんとなく定位が上がったように感じるだけで、その実、高音帯のみ上に来てる状態。
全体域が効率よくバランスよく広がらない。音が飛ばなくなる。音楽の魅力が薄くなる瞬間、、、、、

まず、バッフルスラントは色々な実験をした経験が必要です。
スラントをさせる目的は音楽エネルギーが出すぎている場合に
エネルギーをどこかへ逃がす目的で使います。

定位が上に来ないからと、バッフルを上方向に向ければ向けるほど音を聴く仕様になっていく…
エネルギーが逃げます、、、なんとなく間抜けな音になります、、、

定位が上がるのは、音楽エネルギーをぶつけて合体させると勝手に音が定説通りの場所に流れることを言う。
高音は高いところに、低音は低いところに。

ちょっと一言、、、モノラル音声にしたら勝手に定位は上がります。しかもブレない。

バッフルを向かい合わせて平行にするのは仮想のモノラルを目指すため…ボソッ

しかも合わせ鏡で無限に左右に景色が続いていくかのごとく、音場に広がりを持たせるためでもアリ、、、


バッフルを取り付けるネジの素材

これこそオカルト…関係ない…
磁力の関係で磁石にくっつかないアルミを使ったほうが…
いやいやヲデオといえばメッキ素材でしょう…いやいや振動を止めるために重金属を使ったほうが…
そうか!なるほど!腕時計を近づけただけで劇的に音が変わると言いたいらしい、、、

アホか。

ちなみにワシ、、、ホームセンターで4本のボルトと4つのナットセットで税込200円前後の物しか使わない(笑)


バッフルの形

インナーパネルへのネジ止めのための穴が3ヵ所必要でスピーカー外周からバッフルを伸ばさないほうが好ましい。

標準は三角形。忍者が使っていた「まきびし」あるよな、、、。
なんとなくあの形に成形すればOK。三角形の一辺の中心がスピーカー外周に近づくイメージ。
面倒なら正三角形でもOK。


特殊な例…これは次に挙げる場合の話。

ハードトップなどの窓枠がない車、オープンカー、そして箱に入れずスピーカーを裸で取り付ける場合。
ミッキーマウスのシルエットあるだろう…◯があって耳が2つ付いているシルエット。
あの耳を3つにすればいい。耳穴が等間隔になるように成形しよう。
バッフルをスピーカー外周がギリギリつく大きさのドーナツ型に切る必要があるが、
耳がある状態になるよう板を切断するようにしよう。
接着材でドーナツに耳を3つ付けると失敗の元。

切りにくい形だからサンドペーパー仕上げになってくる…メンドクサイ…

だから標準じゃない…



標準も特殊な例も、バッフルはコンパクトに仕上げる。といってもインナーパネルに隙間は出来ないように。そんなことすればデッドニング(ドアチューニング)の意味が無い。
コンパクトに仕上げる理由はインナーパネルと接する面積を小さくとる。こうすれば、板の厚みの違いによる音楽への影響が少なくて済む。
それに、面積を小さくするということは取り付けのネジ部分にかかるエネルギーが大きくなるということ…。
インナーパネルと接する面積が大きいほど振動エネルギーがバッフルからパネルに逃げてしまう…
これからネジの締め具合で調整するというのに。




さて、話を元に戻そう。


ネジ締め調整について。

これは楽器経験者じゃないと分かりにくいところだが、例えばサックス。
口元の息を吹き入れる土台にアイスクリームの木スプーン(リードという)のような部品を取り付けて息を吹き込めば音が出るのだが、この部品を固定する時に2ヵ所でネジ止めする。
この止め方だが2ヵ所とも限界まで締めない。
1ヵ所は80%前後で、もう1ヵ所は50%前後のトルクで締める。
これで音の響きの調整をしてる…。

これと同じことを車でやる。

バッフルを3ヵ所のネジで留めるのは振動の伝わり方がアンバランスだからだ。
愛車のホイールも、他の人の愛車のホイールもボルトは4本以上で留まっているだろう…
これには理由があって、特定の1本のボルトにエネルギーが集中しないためだ。バランスが取れる。
3本のボルトでホイールが留まっている現代の車は見たことなかろう。
3本だと1本にエネルギーが集中しはじめると、集中が止まらないんだよ、、、
その結果ボルトが折れる、、、それかナットが外れる、、、。

この考え方をバッフルの留め方に使う、、、それだけの話。

バッフルの付け方はハザードランプ(左右のウインカーが同時に光るやつ)あるわな…。
あのマークを上下逆にした状態と同じようにバッフルをインナーパネルに取り付ける。
上の2つのネジをいっぱい締めこまないで、やや強めに締める。
そして下の1つのネジを始めは軽く、かろうじてパネルに留まっているようなトルクで締める。
ナットはロックナットのようなゆるみ防止構造のあるナットじゃないと緩む。

いいか?2本ネジを強めに締めて、残りの1本ネジで調整だ。

調整する時は大胆に、1ヵ所以上触らないこと。

締めこんで行くほどに低音がスッキリする。低音に効く調整方法(笑)

スッキリするといっても軽く取り付けた状態と比較したら…の話。

全てのネジを常識通りに限界まで強く締めても

シナランバーコア合板の豊かな響き・豊かな鳴りに驚くだろう…。

熱心なヲデオマニアほど使わない、発砲スチロールと間違うような軽い素材、、、



スピーカーをガッチリバッフルに取り付ける。
気の利いたメーカーであれば、スピーカーのバスケットは巨大で強固です…。
そんなバスケットは、この調整をする時に活きてくる。

スピーカーコーンの振動を確実にバッフルに伝えてくれるだけでなく、
バッフルとインナーパネルをつなぐネジに強力に力を伝えてくれる。

終わり。



※バッフルには湿気を防ぐためシリコン系ラッカースプレーなどで防水処理をしましょう。
 木は生きてます。何も処理しないとカビが生えて腐ります。




MDF材について。


絶対に使いません。湿気による影響が見過ごせないからです。


信じられない…でも事実の話…

MDF材は製造された地域や季節や、手元に届く直前の保管状況などで
重さが変わります。強度も変わります。湿気を含めば体積も変わります。

防水処理をすれば問題ない?
それが…取付の時につけた目に見えない傷から湿気を吸う、、、
危ないのが取付の時のネジとMDF材の接触面…


シナランバーコア合板、、、

発砲スチロールのような軽い木材を固いシナ材でサンドイッチした合板。
軽くて、叩けば軽石のような響きを聴かせてくれる、、、

でも…値段が少し高い…厚みが厚いほど高い…

アメリカの自動車会社、シボレーのコルベットにはシナランバーコア合板と同じ原理の素材が使われている…ボソッ

軽いバルサ木材を強固なカーボンパネルでサンドイッチすることで驚きの強度と超軽量を誇る素材…ボソッ
Posted at 2015/08/25 21:23:44 | コメント(1) | トラックバック(0) | PHASS | 日記
2015年08月22日 イイね!

脳サンキュー(ヘッドユニット編)

全てのものが高級志向なPHASS。高額な低級品が大きな顔をして歩いている現代の流れで、
流れに逆らって高級品の考え方を提示しているような…


カーヲデオもホームヲデオも重要なところがある…。

ヲデオにハマっていくと、見落とされがちなところ、、、それは入口と出口

入口はヘッドユニット。出口はスピーカー。
ただしスピーカーは取付の考え方が重要

どんなに高額であろう高級であろうと音楽が楽しめないスピーカーの取付をしていれば

スピーカーはゴミ同然になってしまう。
ゴミはどうする?たいてい捨てるよな。
ポイ、、、だ。投棄物になる運命が待っている。

自分としてはスピーカーに手を出すのは最後。(一通りの経験があるのが前提の場合)

音楽を楽しむための自分なりの取付方法は書く機会を別にする(ドアチューニング方法に続きが…)として、今回はヘッドユニットの話。


ヘッドユニット…について書く前に。
自分なりのフラットの考え方を書くとしよう。

フラットフラット、、、
やたらとフラットと得意顔で語るのがいるが何を基準にしているんだ?

得意顔に基準を聞くと名曲の名盤の音がフラットと表現しているインターネットサイトが有ってそれが基準なんだ、と。
またある人はフラットと評価されている曲をフラットの評価を持つヲデオ機材で再生して判断基準にしている、と。

ふーーーん、フラッとフラッと歩いた結果か、、、それなのにフラットじゃないと得意顔で、、、呆


自分の場合はどうか。実際に足を動かしてライヴもコンサートも聴く、、、
そのライヴもコンサートも中身が大事。
こう書くと一流のものばかり聴くに違いない!と早とちりする坊やがいるようだが放っておこう。
ポイ、、、だな。投棄だ。

コンサート…そうだなクラシックの演奏会を例にとって挙げてみよう。
この演奏会、プロのとりわけ一流と称される集団の演奏会にのみ行ってウンウン感想を述べるのは頭でっかち理屈クンのすることだろ、、、
ワシは小学生・中学生・高校生・大学生・社会人サークル・アマチュア問わず暇さえあれば聴いてるんだな…
なんでこんな経験を積むかというと、ワシは響き渡る音の基準を記憶するためだ。

恒例の?脱線(笑)
ワシ…楽器経験者なんだわ、、、幼い頃から楽器をやっていての、、、今は引退しているが。
ワシにはプロの世界で活躍する知り合いが数人いる…
だから何だ?と声が聞こえそうだが無視だ、、、ただの自慢だ(笑)
日本だけで活動する人…世界の大舞台で活躍する人…指揮者とか…ボソッ

そんなワシでも時間が経ってくると響きのイメージが薄れてくることがある。
そんな時はコンサート・演奏会に足を運ぶんだな、、、

その場での録音許可があるところなら自作レコーディング機材で録音して、家で再生…
再生された音楽が音楽であれば…

それをフラットのおおざっぱな基準にしている、、、

ちなみに…現場の空間が飛び出したのが…某ヘッドユニット+PHASSの組み合わせ。
音楽だけ聴こえてきた。その場の空気が香ってきた。だが香りが途端に薄くなった。
涙だよ、、、ワシは音楽で涙を流すことを忘れてなかった、、、照
感動にであうと言葉はいらない。

そんなワシが避けたほうがいいかもしれないよ、というヘッドユニットをメーカーで書き残しておこう。

元の線路に戻ろう(笑)
音楽に響きというのは大事。響くとどうなるか、、、車なら前方定位になるんだな、、、
どんな音が飛んで出ると簡単に前方定位になってガラスの向こうにステージが見えるか…
そのイメージが判断しやすくなる。

信じられないオカルト現象のひとつだが、プロモーションビデオを見たことがある曲を
前方定位の車で演奏させると、プロモーションビデオが思い浮かぶ、、、
ステージがあって観客席で聴いている感覚にとらわれる。
左右に席が広がって後ろにも奥が広がっているような感覚。特等席。
もっといえば、全ての席が特等席。
運転席も助手席も、後ろの左右も、ミニバンなら最後列の席まで。

特等席は運転席だけだ!?…
そんなの疑似前方定位体験デジタルユニットの典型例だな、、、(笑)

悪い実例を挙げてみるとするか…。

ただ闇雲に機材も材料も揃えて途方もない時間をかけて出来上がってみたら
ラジカセの音に遠く及びません、女・子供などの周りに嫌われました…
分からないかな?この崇高な音が!
でもヲデオは続けていきます!もう少しで何かが見える気がするので続けますよ!
沼の住人のセリフ
もう少しで底が見えそうな気がするらしいから底が見えるという夢を見させてあげよう。
敬意を込めて、、、ワシは底なし沼というのを知っているが、、、

基準がないと沼にハマりやすい、、、
しかも基準という地面がないから沈んでいく一方だ。

ただ…ソコで「自分も周りもゴキゲンで音楽を楽しみたい」と素直に言葉を発する人は何人も救ってきたがな、、、照


いよいよメインだ(いつも前置きが長いのはワシの悪い癖)


ヘッドユニットというのは、人間でいえば楽譜を読み取ってどういう音楽を演奏しようか決める脳ミソの役目。
ここの具合でヘッドユニット以降のユニットが活きるか全てが決まってしまう。
ただ、ヲデオに熱心になってアンプが、、、スピーカーが、、、フラット傾向のケーブルが、、、
と言い出す頃になると途端に見落とされがちなユニット、それがヘッドユニット。


先に結論。自分としては避けたほうがいいと判断するユニットのメーカーは2社。
厳密にいうともう少しあるが…優先して避けたほうが無難な上位2社のみ挙げておく。


例え話でブログが進行していくから、解読ができない人は、、、沼行きだな、、、行ってらっしゃいませ。


まず、あきらめが早い酔っぱらったキ◯ガイ。(永遠にミュージシャンの夢見るオッサン)
音が固いから嫌だと、そんな評価がされがちなメーカーだな、、、。

小さい音量の時は全自動ラウドネス機能がついているのか音のバランスが既に独特だが、
ゆっくり音量を上げていけば途端に低域の解像度がなくなり高域が鮮明になっていく。
そうと思えば音量をさらに上げていくと今度は高域の鮮明さがなくなる。

中域?ああ、出てるな、、、。
けれど中域が出るにはバランスのよい解像度の低域が不可欠なのに、そこが欠如しているから中域が聴こえにくい。
これから!というところで音楽の演奏をやめてしまう。歌うことを放棄してしまう。
ところが高域の解像度は一定の度合いを保ったままなのでシャカシャリうるさい。

こんなヘッドユニットを使い続けていたら…音の調整をする時に十円ハゲができるぐらいじゃすまされない。過労で倒れてしまう。

過労でリタイアしてしまう。


カロでリタイ

ただの酔っ払いなら普通の状態があるのだが、、、酔う前に既に現実にいない奴だからな、、、普通が存在しない。
まさにサイバー、、、サイバー攻撃されてワシの脳が過労でリタイアだ。
こんなユニットはポイ、、、、、
ノーサンキューだな、、、


それと、そもそも歌う気ゼロの便利屋。(要領がよくて記憶力がいいが音楽の心がないオバサン)
ナビは使い勝手は上々で説明書を見なくても必要な操作が直感で操作できて頼もしいし地デジワンセグの切り替わりの判断が見事で使いやすいのだが
音楽が…。
聴いていて退屈…これに尽きる。RTAで計測したら特性がフラットなんだろう…
音楽を自分の耳で聴いた感覚がフラットではなく、データシートの上でフラット…そんな音づくり。

データシートの上でフラットな音は音量を上げていくと、そのうち音量に変化がなくなる。

ナショナリズムとでも言おうか…日本国民を名乗っていた頃の家電は安くて壊れにくくて長持ちと
いいことづくめだったが…ナショナリズムを捨ててから…非国民になっちまった。

そんなに安くもなけりゃ長持ちもしない。音楽は平坦で抑揚がなくて退屈そのもの。

非国民が音楽を演奏してくれる日は来るのだろうか、、、謎
社名にソニックと付いて「音」をテーマにしてるような名前なだけに残念だ、、、呆
音楽を捨てて暴動を起こす気なんだろうか、、、ストライキだな、、、


非国民ストライキ




ワシのオススメもついでに書いておこうかのう。
音楽が好きなワシが好印象なメーカーは実名を挙げておこう。
…といっても皆それぞれ今使っている高額ナビや高額ユニットがあると思うので
お手頃な手に入れやすいもののみ挙げておこう。

簡単に。
音楽再生する普通のメーカーがケンウッド
上品な音楽から下品な音楽まで、楽しく聴かせてくれる。
なにを隠そう…ワシも使っていた、、、照
I-K700という型番のやつだ。
今はワシの友人の車で活躍している、、、。

音質は飛びぬけて何がいいというわけじゃなく、高額品でもなく、可もなく不可もなく。普通。
これが普通。音楽が好きなワシが聴いて普通と感じる、これ、大事。
偽物が多い現代の世の中において、これが普通の音楽機。高級な音楽機。
高級と高額を同じに考えてるから失敗しがちなのが沼住人(笑)


音楽再生する隠れた名メーカーがソニー
音にみずみずしさがあるというのか、現実の音楽とは極わずか違うけれど、アリ。
音楽の楽しみ方を理解している感が出てる。さすがにウォークマンを作っているところだけは有る。
ウォークマンに関する部署と、カーユニットの部署の風通しが良かったのだろう、、、
今はワシの父の車で活躍している、、、。

音楽再生するロック魂があるメーカーがビクター
下品な音楽を下品なまま出力してくる熱い奴。JVCのほうが馴染み深いか、、、、、
ワシ…下品な音楽は大好きだ、、、照
このユニットはワシの友人のクラシックカーで活躍している、、、
そして今でも使うことがある、、、


他にもいいメーカーはあるんだが、有名なメーカーの宿命というか…ありがちというか…

買い求めてみれば妙な香水のニオイが染み付いていたり、フェイスパネルが傷まみれだったり
直前にどんな人物が使っていたか想像できてしまう…
CDA-…ではじまる型番のメーカーは特に。

気が向いたら上記のメーカーを試してくれ(笑)
音楽とはどういうものか、感覚でいいから味わってもらえれば幸いだ。


PHASSを本気で活かしたいならシステムの入口にもこだわりたい…ボソッ

PHASSのホームページに掲載してあるコロンビアのカーヲデオコンテストで優勝した車のヘッドユニットは
ケンウッドのI-Kシリーズ…ボソッ…銀色のシボレーのハッチバック…

コロンビアのコンテストは日本国内のコンテストと違い大人の事情がない。

日本国内の某コンテストは最新ユニット装着で有名店のステッカーを貼れば有利…(笑)…真実を言っちゃった…ボソッ…実は音の評価はテキトー…(大会の名前はパイこん…とかミラいーす…とか)

某コンテスト入賞車の音に不思議な感覚を覚える人、あなたの耳は正常です。あらかじめ入賞する店や関係者が決められている(笑)

若い女の子でコンテスト入賞するのは、まさに宣伝目的…ボソッ
トランクにサブウーハー埋め込みの入賞車(一例)は気の毒だがまさに…走る広告塔の役目…ボソッ

誰だろう…ケンウッドのI-Kを勧めた人は…ボソッ

ケンウッドI-Kを使うには覚悟がいる、、、高額品しか触りたくないプライドを捨てる覚悟だ、、、
CDの出し入れの時は特に悲しくなってくるフェイスパネルの操作法(笑)
スピーカー出力もRCA出力もありUSB接続も出来、AM/FMラジオの入りもいい。
DSPもタイムアライメントもありマルチアンプにも対応できて
フェイスパネル表示OFFもできる。
中古で探せば数千円で手に入るだろう(笑)
たいていの事は出来て安価で理想的…大丈夫か?と不安になるところだが、、、


出てくる音は本物…ボソッ

ラジオを軽く考えるのは成長しない耳ツンボへの近道(笑)

脳はよくできている…ボソッ
Posted at 2015/08/22 21:37:56 | コメント(1) | トラックバック(0) | PHASS | 日記
2015年08月16日 イイね!

音楽性のかたまりアンプ(PHASS RE定電流アンプを乱暴に例える編)

すごく簡単にPHASSのRE定電流アンプのイメージを書きます。


難しくて複雑な話も単純で簡単な話も、なんでもかんでも分かりやすく書き換えるので

電気や物理の理屈と反するところが少なくないかもしれません。

大目に見て許してください、、、


常識から外れている日本のカーオーディオPHASSの定電流アンプ、、、、、

ドアスピーカーのみで車を揺らす(笑)


カーオーディオの世界ではPHASSにしかない定電流アンプ。

今まで名機と呼ばれるアンプは全て試してきた人も、

初の社外アンプがいきなりRE定電流アンプにしようか迷っている人も

おおいに気になっていると思います。




音がどうこう…の前に定電流アンプが異次元と呼ばれる理由について触れます。


おおざっぱに例えると、

他社の全てのアンプとPHASSのRE定電流アンプ以外のアンプは
ガソリンエンジン車です。
NA車もあればターボ車もあり、スーパーチャージャー車もあります。

対してRE定電流アンプに限っては電気自動車です。


クルマレビューをする前に条件を設定します。


一定の速度で走り抜ける話。

スタート地点から1,200m先の真のゴール地点があるものとします。

ただし1,000mの一応のゴール地点で審判員がタイム計測しているようです。

スタート地点から50mまでが急なデコボコの登り坂になっていて、
50mから100mまでが急なデコボコの下り坂になっています。ここまでが悪路です。

100mから700mまでが平らな道です。ここは氷の道です。

700mから1,000mまでが急な坂道ですが幸いなことにアスファルトの道です。

1,000mから1,200mは道はアスファルトであるものの、ほぼ垂直です。


想像できましたか?

落ち着いて文を読み返して想像してくれ、、、



スピーカーには音が出やすいところと出にくいところがあります。それを上記の道に例えました。

テキトー(笑)


さて、この道を1,000mまでの地点を決められた時間でゴールするものとします。
1,200mまではたどり着けるなら行ってね…というニュアンスです。

この道には50mごとに審判員が立っていて、50mごとに決められた時間で通過しないと
減点になるらしく通過タイムを厳しくチェックしています。



・ガソリンエンジン車の場合

スタートして100mまでの地点で失速するNA車が続出…
そんな中、ターボ車とスーパーチャージャー車はかろうじて登り無事に下ったようです。

しかし審判員から指摘がありました。
ある車はスタートダッシュで路面を激しく痛め、別の車は坂の頂上でスピードが出過ぎて大ジャンプして着地で横転しそうになり、また別の車はデコボコの道で姿勢を崩して不安定な走行姿勢でやり過ごそうとしたようです。
NA車に至っては、平らな抜け道を見つけたようで坂道は通ってない…と。

そして100mから700mの氷の平らな道です。
この道ではそれぞれの車の持ち味が最大限活きたようです。
700m地点での通過タイムは各車似たようなタイムだったようですが、そこに至るまでターボ車やスーパーチャージャー車は大パワーでパワーが有り余って退屈なのか、急加速・急減速を繰り返していたようです。
ただ、ドライバーが優秀な車と初心者の車とで、50mごとの通過タイムが全く違うものだったようです。
決められたタイムと似たようなタイムで通過した車と、やたら早く通過したり遅く通過したりした車があったようです。
NA車は安定した通過タイムだったようで安心できました。

700mから1,000mまでは各車問題なく登り切って決められた通過タイムでゴールしたようです。

1,000m地点からは坂がほぼ垂直の登り坂なのが問題なのか、ガソリンエンジンのほぼ全ての車が失速して1,200mに到達する前にリタイアしたようです。



・電気自動車(PHASSのRE定電流アンプ)の場合
結果。1,000m地点でのゴールタイムは決められた時間との狂いがなくピッタリのタイムでゴール。
しかも50mごとの区間タイムも決められたタイムぴったりだったようです。

さらに…なんと1,200mを登り切ってしまいました。
それも1,000m地点を通過したときの速さを維持したまま。

全ての場所の路面状況はキレイなまま。
デコボコな坂道はアクセルコントロールのみで切り抜け定速。
平らな道では寸分の狂いもなく定速。
最後の登り坂も定速で走り、
おまけの200mの宇宙に行くかのような急な上り坂も定速で駆け上がりました。


これが本当に地球の乗り物なのか、、、



最高速の話。

・ガソリンエンジン車の場合。
多額のお金をかけて
やっと時速400㎞


・電気自動車の場合。
意外と安上がりな製作費で…ガソリンエンジン車の開発費の10分の1以下で
いきなりの時速500㎞



異次元なPHASSのRE定電流アンプを表現しました。



モーターですが、軸が回転していなくても最大トルクが常に出ていると聞いたことないかのう、、、

アクセルペダルは軸の回転数を決めるスイッチみたいなもんで、常に最大トルク。

しかも減速しようとアクセルペダルをゆるめる時も最大トルク。

モーターには意地で設定した回転数にする性質がある。

これはRE定電流アンプも同じこと。

ちょっと専門用語が入るけど、スピーカーのインピーダンスがどうであれ

周波数の帯域によって音が出やすい出にくいは関係なくなる。

例えば低音が出にくいスピーカーでも、途端に低音が出る。でも出過ぎることはない。
高音がシャカシャカキンキン暴れまわるツィーターでも、途端に本来の落ち着きを取り戻す。

よく無帰還の定電流アンプはダンピングファクターが無いと言われるけど、
それは計算式で出ないだけの話。現実世界では違う。

電気のお勉強ばかりしすぎて自分で実験しないんだろ、、、。

被害妄想の花が頭に咲き乱れてるんだな…


「止まっていても最大トルク」

この矛盾を紙の上の計算で出そうとするから、お花を育ててしまうんだな、、、、、

ダンピングファクター0(ゼロ)というのは∞(無限)とも言える場合があるのに
夢幻を妄想して…ワシ、菊の花でも贈呈しておこうか、、、



耳で聴く。これをしないんだろう。


音は自分で聴いてみましょう。



RE定電流アンプは新品はそれはもう…ヒドイ音です。解像度という言葉を忘れるくらい解像度はないし低音域は出ないし、迫力なんてあったもんじゃない。
「ああ、お金のムダだったのか」
でも…これが…信じて1年使っていると…

ある日…目覚めます(笑)




アンプのエージングが進んでくるとアンプの本性が前触れもなく目を覚まします。

と、同時に自分も「コレだよ…」と目が覚めます(笑)


定電流アンプというくらいなので、電流がムダに流れないのでエージングの時間が凄く長いのが、もどかしい欠点です。

でも…この欠点…RE定電流アンプの長所につながってる欠点なんです。


少なくとも自分の周りの話ですが、RE定電流アンプを使っていて故障した話は聞きません。
どれくらいの期間か書くと問題になりそうだけど、車を2年おきに変える人が4回変えてもまだ故障する気配がありません。




そしてRE定電流アンプの異次元を証明する出来事があるんですよ。
オークション。
これに出ない。

他のメーカーを見てみたら分かる通り、古い名機から最新アンプまで高額だろうが低額だろうが出品されてるわな~。

想像に難しくない。
「ありきたりで飽きた。」これが真相だろう。


これがPHASSの、とりわけRE定電流アンプとなると
滅多に出品がない。
しかも高い…。

ワシの周りで知ってるだけでRE定電流アンプを使ってるのが50を超えるんだけど、誰も売ってないな。


他にも証明することが。
PHASSって昔からあるよな…。そして今も残っている…。
ナカ◯チ、◯/◯/◯、サウンドスト◯ーム、マッ◯ントッシュ、ボストンアコース◯◯◯◯、、、
色んなメーカーが倒産・撤退していっただろう。
そんな中、残っている。
会社はどうなったら困るんだ?簡単に…お金が入ってくる見込みがなくなったら、、、だろう。

こんなに簡単に完全な前方定位になるアンプ…PHASSだけ。

常識?非常識?、、、ここに真実が、、、



ハイレゾと簡単に言ってるが、スピーカーのインピーダンスに対応できるガソリンエンジン車ってあるのかな、、、ボソッ

車のアンプ内蔵ヘッドユニットの最大出力50W×4というのは計算上は出てますよ…という話。その出力は宣伝しても詐欺にはならない、、、ボソッ

知ってる人は知っている、、、電気自動車の常識を、、、ボソッ

たとえアンプでハイレゾ信号が消滅していても詐欺にはならない、、、ボソッ

あ、言っちゃった、、、このブログのハイレゾの部分だけ削除しないといけなくなるかも、、、謎

3D立体映像を見るために専用メガネをかけないといけないテレビは消えたが
オーディオ機器は消えないだろう…目に見えないから、、、

そうして時間は流れている、、、謎
Posted at 2015/08/16 22:25:53 | コメント(0) | トラックバック(0) | PHASS | 日記
2015年08月14日 イイね!

デッド?(ドアチューニング)

いつもPHASSファス連呼してるから、たまには違ったことを書こうかのう、、、



主にどんな人に向けて書いているのか。


・音楽を楽しく聴きたい人

・DIYを楽しみたい人

・カーヲデオの常識に不信感を持っている人



常識と外れたことばかり書くから信じない人は信じなくて良いよ。



デッドニングという言葉について。

デッドニング…この言葉を広めた人は理屈を理解していたんだと思う。
しかし理屈を語らず、どう形にするかは秘密にしたままだったのだろう。

ドアチューニングという言葉よりデッドニングという言葉を重視した理由、、、

制振という字を見ると、つい振動を消したり止めたりするものと考えがち。


ワシとしては「振るえ」を調整するという考えが全ての答え。


学校の教科書はここまでだ。勉強ばかりは退屈だろう。

皆は体を動かしたくてウズウズするだろう?ワシもそうなんだ。
ただワシはバカな実験をやるから皆とは違う聖なるバカだ(笑)

真正バカだな、、、照




純正国産コンパクトカー(クローズドボディ)のドアを例に挙げてみよう。
デッドニング後も純正バッフル、純正スピーカーを使うものとする。


まず、常識から。

車外の運転席ドアの外に立つ。ドアを開ける。
ドア内張を外しビニールシートを取る。スピーカーをバッフルごと取り外す。
アウターパネル内を掃除。泥汚れも油汚れもしつこいから念入りに。

アウターパネルに間隔をあけて制振材を貼っていく。パネルにどれだけ貼るかはお好みで。
アウターパネル全面貼りでもいいんじゃない?やればやるほど効果があるから。
そのあと各種スポンジを気になるところに貼っていく。高価なスポンジほど効果は高い。
スピーカー裏に制振材を貼る。その上に吸音スポンジを貼るが、
さらに高音質にしたい人はディフュー◯ョン、いわゆる板チョコのような形のものを貼る。

インナーパネルのサービスホールの形に切った制振材レア◯シルトを貼っていく。
はがれないように念入りに。
そして理由はよく分からないけど、制振材をヘラでしごく。こする。
穴という穴はアルミテープでふさぐ。音漏れしなくなる。ウソかホントか分からないけど。

スピーカーをバッフルごと付けるのだが、インナーパネルとバッフルの間に
音漏れを防ぐために制振材かスポンジをはさむ。
さらにバッフルとインナーパネルの密着をよくするために
バッフルとインナーパネルを制振材でガッチリとめる。隙間は作らないように。
なんならバッフルが見えなくなるまで貼ったほうがいい。

そして内張をつける…その前に大事なことが。
スピーカーの周りをスポンジテープで一周ぐるりと囲む。
こうすることで内張をつけた時に音が内張の中で共鳴して低音質になるのを防ぐ。

そして内張をつけて完成!!


それでは!
解説も踏まえながら非常識デッドニング(笑)

車外の運転席ドアの外に立つ。ドアを開ける。

全てのドア、屋根の窓を閉めドアがビビる大音量で音楽を流す


車を降りドアを閉め、ドアの振動が特に大きなところに水性ペンで丸を書く。
丸の直径はどれぐらいだろう? → 取り付けるスピーカーの直径でOK。
ただし、スピーカーの裏には何も書かない。

スピーカー裏から離れた部分で振動が大きなところ。


特に大きな振動があるところ1カ所だけ。
ドア内張を外しビニールシートを取る。スピーカーをバッフルごと取り外す。
アウターパネル内を掃除。泥汚れも油汚れもしつこいから念入りに。
ここで制振作業に入る前にドアに水性ペンで書いた丸をアウターパネル内に水性ペンで書く。
なんとなくでOK。


アウターパネルに制振材レジェ○レックスを貼っていく。
貼り付けるのは、まずスピーカー裏。直径は取り付けるスピーカーの直径+2センチくらい。
おおざっぱでOK。テキトーだ(笑)
そして…これが大事。今回のブログのメインテーマ。


振るえを制する



スピーカー裏
に貼った制振材からビビりがあった水性ペンの○の線まで制振材を貼る。
貼り方は2センチぐらい幅の短冊状かのう、、、。コンビニ弁当を買った時にスプーンもらえるわな、、、
あれの具をのせるところの幅くらい。

制振材テープをつくるイメージ。

テキトーだよ、テキトー。
神経質になったら楽しい音が出ない(笑)

スピーカー裏レジェからビビり丸までを貼る。
ビビりの水性ペンの丸の中は一切貼らない。なにもしない。

そしてスピーカー裏からアウターパネルの外周いっぱいの手前まで短冊状の制振材を貼る。
パネル外周手前までは取り付けるスピーカーの半径の長さを残すぐらいがちょうどいい。
パネル外周手前までスピーカー裏から放射状に制振材を貼っていくんだが、放射状ってなんだ?

幼稚園ぐらいの小さい子が太陽の絵を書くだろ。
赤い丸を描いて、赤丸から線をテキトーに伸ばすように描くだろ。
難しくはない…☀ ←このマークみたいになるように貼ればいい。
放射状の線の角度だが、約20度くらいで良いと思う。
20度って分からない?…それはね…ビックリ人間でもない限り、手のひらを広げるだろう…
つまり普通の人が手の平を広げた状態。その人差し指から小指までの指の間隔…
それがだいたい20度だ。
人間てデッドニングしやすいように出来てるんだ(違うと思う(笑


そのあと各種スポンジを気になるところに貼…
らない。

貼らない。


大事なことなので2回言いました。

板チョコ?貼らない。

純正スピーカー・社外フルレンジスピーカー・社外コアキシャルスピーカーの場合、
特に貼らない
※条件による(下記)

インナーパネルのサービスホールの形に切った制振材レジェ◯レックスを貼っていく。
インナーパネルに密着させるためにパネルに接するところはヘラでしごく。
サービスホールになっているところは、この時点では触らない。
穴という穴はアルミテープでふさ…
がない。


穴は制振材レジェでふさぎます。穴の大小問わずです。1センチ角のレジェだろうが
指の油が付かないように気をつけてしっかり貼ります。

インナーパネルの穴は全ふさぎです。

スピーカーをバッフルごと付けるのだが、インナーパネルとバッフルの間に
音漏れを防ぐために制振材かスポンジを挟…
まない。


インナーパネルにバッフルを直付け。

さらにバッフルとインナーパネルの密着をよくするために
バッフルとインナーパネルを制振材でガッチリとめ…
ない。


バッフルの役割はスピーカーコーン外周の振動エネルギーを伝えるのが仕事、、、

スピーカーコーン外周から離れたところからバッフルが始まるタイプのスピーカー…
スズキの軽自動車のバッフルによく見られるタイプだが、
スピーカーコーン外周より内側の変な位置からバッフルが始まります。
この形に秘密があって、振動を伝える効率が良いんだな…。
限られたスペースで振動エネルギーを最大限利用してやろうという
音楽が好きな人が開発に携わったな(笑)…と嬉しくなる形です。
正しく表現したら振動を意図的に増やしてバッフルで受ける、、、なんてことをしてる。

振動というのは、振動の発生源よりも離れた位置のほうが大きく振動する。
なにも超絶わけわからん理論じゃなくて、学校で物理のお勉強をサボらずやった人なら
必ず知ってるんだな、、、。


そうそう、話が脱線するけど。スピーカー
スピーカーのどの部分から低音が出る・高音が出るか知ってますか?
答えはスピーカーのコーン中心から高音が出て、コーン外周から低音が出てるんですよ。

話を元に戻そう。

アウターパネル処理とインナーパネルの仮処理をしてスピーカーがついた状態。

この状態でスピーカーのコーン部分を指の腹で軽く弾きます。
コーンを破損させないように(笑)
軽くですよ、軽く。
なにが目的か? → コーンの反発を指で確認・記憶するためです。

軽くってどれくらいなんだ? → 皆がパソコンのマウスをクリックする時くらいのタッチです。
スピーカーが物理的にどれくらいの反発力を持っているか確認します。
そして仮処理した状態のインナーパネルの制振材をヘラでしごきます。
ヘラでしごく目的は、制振材を変形させて剛性を出すためです。

単なる1枚の画用紙も、ジャバラ折りしたら強くなるのと原理は同じ。

ここでコーンを指の腹で弾いて覚えた感触が活きてきます。
ヘラでしごいては、制振材レジェを指の腹で軽く弾いて、
コーンを弾いた時と似たような感触になるように調整します。

この調整が、音飛び調整の正体、、、
この基本の調整が分からないで知ろうともしないで
散っていった(倒産した、縮小した、もしくはデジタル一点張りゴマカシ)店が
多いと思われる、、、知らないけど、、、。

このドアの基礎ができてない状態では、いくらDSPをいじり倒そうとも…
ワシはDSP・タイムアライメントの類は使わないが、、、

バッフルから伝わった振動エネルギーをドア全体に広げるためにインナーパネル全体を
できる限りふさいで1枚の板にするイメージ。
インナーパネルの制振材でドア内に引っ込んだスピーカーを物理的に押し戻してあげる。
ドアの外に出ていったスピーカーを物理的に引き戻してあげる。
こんなところかな、、、。


そして内張をつけます。
え?スピーカー周りのスポンジ?本気でそのセリフ言っちゃいます??
スピーカーってのはコーン外周から低音が出てるんですよ、、、。
低音域というよりは、低周波帯域。
低周波帯域はハイレゾ再生においても極めて大事なのに
それをワザワザ最後の最後で消し去るのか???呆

「箱鳴りと言って恥ずかしい行為」…ああ、ホームヲデオの世界ですね、、、

車です。カーヲデオです。車と家は似ているようで違う、、、そして固いアタマは何も成長しない、、、

スポンジは素材の違いこそあれど、低周波を効率よく吸収します。

フルレンジスピーカー、ウーファー、ミッドバス問わず
ドアスピーカーは広帯域の周波数がバランスよく出ていると
音が飛びます。勝手に音楽を演奏してくれます。


本当はもう少し材料を使って手間をかけますが、非公開ということで(笑)


※スピーカーを手に持って音が出ている状態でコーンの動きを見た時、
 コーンの振れ幅が1センチを明らかに超えるようなシステムのスピーカーの場合に限り
 レアル◯ルトやディフュー◯ョンを使います。
 爆音かどうかは関係ないです。コーンの振れ幅が大きいか小さいか。
 

さあて、個人的に受けたデッドニングの手直しをするか、、、

本当はもう少し材料を使って手間をかけますが

自分なりの制振の基本の考え方は書きました、、、

あまりに常識外れのため信じられないでしょう(笑)

このデッドニング法と似たようなことをする人は表に出てこない、、、謎

でも表舞台で活躍する超有名店のオーナーが直々に質問してくることもあるわな、、、(笑)


非常識な車用アンプPHASSのREアンプは音楽性あふれる…ボソッ

音が飛ばないシステムは、音そのものを聴く実に楽しくない飽きやすい車になりますよ…ボソッ

ビビり振動は止めず、ビビる原因経路を制振してビビりは止まりビビりの旨味を活かす…ボソッ


※スピーカー裏の雨ガード処理は必ずやりましょう。
 スピーカー破損の原因で意外と多い雨水による破損、、、 
 純正バッフルの裏を見ると傘のようになってますよ。
Posted at 2015/08/14 21:31:35 | コメント(8) | トラックバック(0) | PHASS | 日記

プロフィール

「オカルト的?(有効な小技) http://cvw.jp/b/2401945/38558353/
何シテル?   09/17 23:59
どんな音楽も耳を傾けていられる車づくり♪ ブログは「世の中のカーオーディオの常識」とズれたことを書くかも。 カーオーディオの常識!?なんやソレ…...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2025/6 >>

1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930     

ブログカテゴリー

リンク・クリップ

アンプのワット数(AP2.25ほか) 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2016/03/13 08:48:10

愛車一覧

その他 楽器 その他 楽器
国産コンパクトカーに乗っています。 選んだポイントは次の5つ。 1.乗ってて身体が痛 ...

過去のブログ

2016年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2015年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation