life with E30

R56クーパーのエンジン不調により、最近乗っているE30の印象などをツラツラと



E30　325i M-tech 本国製造1988年のAT→MTコンバート仕様です

バブル華やかりしき頃「六本木カローラ」といわれた名車は一体今乗ってみると

はてさていかがなものか？



西風氏のGTロマンに30-325はスポーティでは無いなんて書いてありましたが

あれは多分前期325（本国でいうETAエンジン搭載の325e)なのではないかと思います。

違っていれば申し訳ない



シルキーシックスといわれたM20エンジンは不要な二次振動も無く下からスムーズに回ります。

とはいえそこは30年前のクルマ、2500ccであれど現代のクルマの比べるとパワフルという

訳でもなかったです。

低回転から必要十分なトルクはあるのですが、高回転まで回しても湧き上がるようなパワー感って

いうのは、あまり感じられないです。

このあたりは、S54のエンジンとはキャラクターが違いますね。

昔から雑誌や著名な評論家氏が軽快と絶賛しているハンドリングは、確かにスピードがのっている

時は軽快そのものですが、出だしはステアリングラックのギア比がスローでパワーアシスト量も現代

のクルマと比較すると弱めなので、最初「重ステかっ、ハンドル切れねぇ」と戸惑いました。

E36、E46とはやはり隔世の感があります。



でも純正のMテクハンドルはカッチョいいです。

ブレーキも結構踏力が必要です。



マニュアルトランスミッションのフィールはこの個体のみの感じなのかどうかは不明ですが、ゲート感

がはっきりしていなくてE36、E46のようなストロークはあるがカチッとしたフィールとは一線を画す感じ

です。（シフトもリンケージあたりがヘタってるのかもしれませんが）

これがいわゆる糖蜜をスプーンでかき回すようなフィールという事ですか？


それでもやはり今の時代にはないこの絶妙のサイズ感、クラウス・ルーテによるクリーンなデザイン、

電子スロットルではなく、アクセルワイヤー式のちょっとタメがあってのアクセルワーク

古き良きBMWっぽさはイイですね。


で、今R56ミニ用のカムシャフトセンサーが到着しました。




ボッシュのOEM品です

これで治るといいなぁ・・・ミニ