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2008年12月05日 イイね!

HONDA F1撤退

自動車産業界を襲っている危機は、
想像を絶するものなのだという事を感じざるを得ません。

HONDA、F1撤退

1992年を持って一度F1から撤退し、
2000年から再びF1の舞台に戻ってきたHONDA。

そして2006年からは、
それまでのエンジンサプライヤーとしての参戦から、
「Honda Racing F1 Team」
つまりシャシーからエンジン全てを網羅したチームとして、
本格参戦していました。

それが本日の福井社長の撤退会見。
ショックです。

自分は1987年から、
フジテレビでF1全戦放映が始まった時から見続けています。
中継を見れば、
いつも世界の晴れ舞台で燦然と輝く姿を見て、
幼いながらにもその「HONDA」の偉大さを感じていたものです。
日本には凄い自動車が、HONDAがある。

ここ数年のHONDAは、
正直F1では低迷していました。
しかし来年からはF1では、
KERS(運動エネルギー回収システム)の装着をはじめとした、
大きなレギュレーションの変更が実践されようとしています。
HONDA F1では、
このテストを比較的早くから始めていた事もあり、
このレギュレーションの変化は、
きっとHONDAに追い風になるに違いない。
そんな期待すら感じていたのですが。

それがまさか撤退とは。

世界に誇れる日本の財産を失った。
自分にはそれほどのインパクトです。


F1界にとっても、
ビッグチームが一つ抜けてしまったことは、
相当な打撃となるはず。
他メーカーの動向も注視しなければならないでしょう。


F1は自動車の「走る実験室」であると言われ続けた。
しかし自動車は、
すでに必要充分な性能を身につけてしまった。

F1は参戦に当たって、
その予算は年間500億円をオーバーする世界。
今までの感覚で競技を存続させることはもはや不可能。

純粋なレーシングスピリットだけでは、
もう自動車競技の存続は厳しい時代に差し掛かっているようです。


少しでも会社を、雇用を、生活を守るために、
様々な犠牲があちこちで発生しています。

辛い局面にある現代社会。

夢を、希望を語ることすらタブー視されていくのではないだろうか。
そんな不安すら感じる。

そんなの、嫌だ。
Posted at 2008/12/05 23:08:26 | コメント(6) | トラックバック(0) | F1 | ニュース

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●痩せ気味のデブ ●柔軟な頑固者 ●心の広い小心者 ●うどんよりそば リアルに呼ばれるあだ名の一つが「かんとく」です。
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