今回、フロントスピーカーの固定に結構お高いソルボセインという素材を、吸音材には値段は安いが吸音効果の見込めるホワイトキューオンをたっぷり使ってみました。(整備手帳参照)
肝心の施工効果ですが、よりナチュラルな感じ?と言うのか、上手く表現出来ないのですが、小さく入っているパーカッションが聴こえてきたり、ちょっと耳障りだった尖った高音の効果音がマイルドに感じられるようになりました。
確かに良くなったと言えますが、前回はちょっとの事でちょっと良くなったと思えたので、今回はもっとやればもっと良くなるハズ!と思ってかなり期待していました。
今回は前回の7~8倍の材料費が掛かりましたが、効果はせいぜい10%upといったところでしょうか?
期待の方が大きかったので満足度で言えば前回に及びません(´-`)💧
しかも、今までさほど気にしていなかったエンジン音、風切り音、エアコンの送風音までもが気になりだしてしまいました。
以前のワゴンRはロードノイズが酷く、それから思えばプレオはエラい静かだど感じていたのに。
私の耳が進化したのか?それとも脳が活性化したのかな?(笑)
やればやるほどに、それまで聴こえなかった音もそしてノイズも聴こえてきます。キリが無いんじゃないか…
なるほど、きっとこれが音の道、果てしなく続く
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私の場合はまだ入り口なので、まだまだやる余地はあります。(スピーカー自体のグレードアップ、各部デッドニング等々)
しかし、どこまでやれば満足出来るのか?予算も時間も限りがあります…
いったい、良い音とはなんなのでしょうか?
私の職業は調理師です。「美味い」とはなんなのか?つねづね考えます。
甘み、塩分、酸味、辛味、うま味、
素材自体の味、食感、鮮度、火の通し方等々。
つくる側からすれば知識と技術は必要です。
調味料など色々使い過ぎるとかえってバランスをとるのが難しくなります
自分で味見する時は客観的にみるのはなかなか難しい事ですが、食べる側からすれば、それが「美味い!」と感じるかどうか、それしかありません。素人が大半なのですから。
知識も技術も能書きも関係無く、食べる人が「美味い」と感じなければ美味くないのです。
もちろん、人それぞれの「好み」というものが大きく関わってきます。
「音」に関してもそうではないか?
良い音とは聴くと言うよりは「感じる」モノなのではないでしょうか!?
そしてやはり好みに左右されます。
では、この先どう弄っていくのか?それはまだ見えてきません。「感じる」を意識しながら色々な音源を聴いてみようと思います。
まずは聴く側に徹してみてですね。
長文になってしまいましたが最後まで読んで頂きありがとうございました。
Posted at 2015/09/01 15:59:47 | |
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