御存知211型の日
オースティン系エンジンに換装して国内クラスシェア1位
息巻く川又社長
戦勝国へ潜り込むが~
国内では未体験の高速道路、加速が鈍く合流出来ない、過度な高回転による駆動系の振動で車体が振動しボンネットロックが外れ開いて視界不良
タイヤがバイアス
ブレーキはドラム
ロックして滑ってしまう
シャーシに車体を載せて前後輪リーフ吊りゆえロードクリアランスが高いので~
急坂で横向きに停めると転げ落ちそうになる
縦に停めると?
青空見ながら一旦停車してサイドブレーキで再発進する訳が、重みでズルズル後退(泣)
舵をきり、縁石にタイヤ当てて辛うじて停まった
見切り発進した対米輸出
日本人会やリトルトウキョウに出向き売り込むが、「どでかい米車を乗る事が在米日本人のステイタス」と、オモチャみたいな日本車は相手にされず
銀行出の首脳陣と反りが会わず新設米国日産の社長に都落ちの片山豊
対米仕様ダットサン1200セダンの在庫を抱えた片山豊はたちまち窮地に追い込まれる
だんだんと220型トラックが下駄代わりにチラホラ売れはじめ~

片山豊を救ったのは商用トラック
運転席を外国人の体格に合わせて欲しい
折り返し東京から返事が来る
トラックの販売はさておき、乗用車の販売に最善を尽くされたし
片山氏の要望に則したのが後年出た620型のカスタム(輸出名キングキャブ)
以降他社が後を追う
昭和初期、出来たばかりの日産に入社して子安海岸の工場竣工時から見ていたダットサンを自動車の本場米国で売り込み日本車ブームの火付け役となり~軌道に載ったところで海外ブランドダットサン展開変更撤退
ダットサンの誕生から活躍、幕引きまで携わった片山氏についてはデヴィッドハルバースタムの著書を御参照ください
訳の分からない祝日の暇潰しにいかがでしょうか
※画像は全て無断転載致しました
Posted at 2022/02/11 10:20:31 | |
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