D-4エンジンにNGKプレミアムRXプラグ取付(2)
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) ![](/images/icon_difficult_on.svg) 中級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
それでは、プログレD-4エンジンのプラグを全本交換してゆきます。
取り付けるのは、NGKプレミアムRXプラグ
BKR5ERX-11Pです。
トヨタやNGKが推奨するプラグではありませんので、あくまで、自己責任で行ってください。
この整備手帳(2)では1番シリンダーから4番シリンダーまで交換します。プラグ交換は全て一度に行わないで、少しずつ行っても、さしたる支障は無いでしょう。一度に全本交換する場合には、5番シリンダーのプラグ交換には燃料系統の分解が必要ですので、次回整備手帳(3)の手順から行ってください。
”ぶりっと”さんの「1JZ-FSE スパークプラグ交換」とプログレ修理書を参考にしました。
2
★1番・2番シリンダー・プラグ交換
まず、エンジンカバーを外し、後エンジンカバーもネジ3本を外して外します。
2番シリンダーの上には何もありませんので、イグニッションコイルを抜いてスパークプラグ交換を行うのは簡単です。
1番シリンダーは、手前の配線ダクトの両端のネジ2本を外して、少しずらせば、イグニッションコイルとスパークプラグを外す事ができます。
3
★3番・4番シリンダー・プラグ交換・・・EGRバルブ取り外し
3番・4番シリンダーのイグニッションコイルとスパークプラグを外すためには、Y字形のインテークパイプを外して少しずらす必要があり、その為には、EGRバルブも取り外す必要があります。
冷却水配管のゴムホースを外すのは、やっかいなので、私は外さずに行いました。
まずEGRバルブを外します。合わせ面のナット4個を緩めて外し、スタッドボルト2本も外します。排気管近くのEGRパイプの中間固定ボルトも外して自由度を増します。これでEGRバルブを抜く事ができます。
4
★3番・4番シリンダー・プラグ交換・・・インテークパイプ取り外し
先端の直径80mmほどもある太いゴムホースを外します。
インテークパイプをシリンダーブロックに支えている枡形の板金ブラケットを外します。私はスロットル・ボディ自体は外しませんでした。
Y字形インテークパイプの根元を固定している、上4個のボルト、下4個のナットを外します。一番後の下のナットを外すためには、バキュームセンサー継ぎ手を24mmのレンチで外す必要があります。この付近でセンサー本体を固定するネジ2本も外しました。
大体、以上でアルミのY字形インテークパイプをずらしながら、3番・4番シリンダー・のプラグ交換を行う事ができます。
5
★再組立
分解の逆の手順で組立てます。
写真は、今日の作業で外した主なネジ類です。
EGRバルブのスタッドボルトもう1本が写真には写っていません。
私の車は、走行距離が少ないので、パッキン類はそのまま使用しました。但し、EGRバルブの合わせ面には、カーボンの付着や多少の腐食がありましたので、これらをヘラで丁寧に取り除いて、金属の合わせ面はオイルストーンで均して組み立てました。EGRバルブは入り口周辺の見える部分だけ、マイナスドライバーの先で軽くカーボンを取り除きました。この辺りは、詰まっている程で無ければ、深入りするのは、止めた方が良さそうです。
後エンジンカバーを外したままにしておく場合は、取り付けボルト3本のうち、1本がコネクタ・ブラケットの固定を兼ねていた事を忘れないでください。
今日は、ここまでとします。
関連パーツレビュー
[PR]Yahoo!ショッピング
入札多数の人気商品!
[PR]Yahoo!オークション
関連コンテンツ
関連整備ピックアップ
関連リンク