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NorthStarの愛車 [日産 フーガ]

第14回 十勝24時間レース (2007 スーパー耐久 第3戦)

投稿日 : 2007年08月01日
1
7月15日(日)から16日(海の日)の連休、北海道の十勝スピードウェイでは第14回目を数えた「十勝24時間レース」が開催されました。
この大会はスーパー耐久シリーズの一戦としても開催されますが、GT車両やエコクラス、海外の耐久仕様車両クラスなども設けられており、独特の「夏祭り」的な雰囲気を持ったレース。
今年から開催コースも国内最長の国際レースにふさわしい5,100mのフルコース(グランプリコース)とされ、海外からの遠征組を含めた36台のマシンが15日の15時に長い戦いへと旅立ちました。
2
SUPER GTを戦ったスープラをベースに、レース専用のハイブリッドを搭載した「DENSO SARD SUPRA HV-R」。
間違いなく話題性ナンバーワンのマシンであり、スーパー耐久勢を圧倒する走りで堂々の総合優勝を飾りました。
後の情報ではハイブリッド化によって10%程度の燃費向上がレースでもみられたとのこと。
ただ、今回は一台のみの参戦ゆえ、比較対象がないのでその性能をわかりやすくアピールできたとは言い切れない部分も。
来年も同様のマシンで参戦するのであれば、通常のガソリンエンジンモデルとの2台体制を望みたいところですね。
3
スーパー耐久のST-1クラスはサバイバルなバトルが繰り広げられました。
そのうちトラブルなどで後退していくマシンを尻目に、着実な走りで開幕三連勝を飾ったのが「ENDLESS ADVAN Z」。
レギュラーの影山正美選手と青木孝行選手のコンビに、SUPER GTで影山選手とともにZを駆る藤井誠暢選手を加えた三人体制。
最後は後続に1周差をつけてフィニッシュ、シリーズタイトル獲得に向けて大きく前進しました。
4
ST-2クラスは連勝街道を爆走している「オーリンズランサーEVO・MR」がライバルを寄せつけない強さを披露。
生憎の空模様となり雨も降った今年の十勝24時間でしたが、悪条件は4輪駆動+電子制御の同車にとっては望むところ。
実にスタートから4選手が一巡する間をタイヤ無交換で走りきり、夜間から早朝にかけても小さなトラブルこそあったものの全く不安を感じさせない走りで周回を重ねました。
12時間経過時点のクラストップ車両に与えられる「中間ポイント」も獲得してのパーフェクトウィン、シリーズチャンピオンを第何戦で確定させるのか、という点に注目が集まりはじめています。
5
ST-3クラスは接近戦がファンを魅了。
最後は安定感の高さが光った「FINA GSX ADVAN M3」が鈴鹿での第2戦に続いて連勝を飾りました。
写真はチェッカー前の最終ピットイン。アンカー役の村田信博選手がコクピットにおさまろうとしています。
実は村田選手、チェッカーを受ける大役を任せられてドキドキしながらステアリングを握っていたとのこと。マシンを労り、周囲からの無用な"もらい事故"が無いようにと緊張の連続で周回を重ねた結果、見事にウィナーの座をゲット。
助っ人として参加した近藤真彦選手も満面の笑みを表彰台で見せてくれたのでした。
6
ST-4クラスは昨年に引き続き若手ドライバーが勝利を手中におさめる結果に。
「FD CIVIC TypeR」は塚越広大選手、伊沢拓也選手、中山友貴選手のトリオがドライブ。
同じく新型シビックタイプRの「Honda Access CIVIC」とデッドヒートを展開、最後は新型シビックがワン・ツー・フィニッシュを決めてくれました。
いよいよST-4クラスの主力もインテグラからシビックへと移り変わりはじめている、そんな時代の変化を象徴する結果となりました。
7
今回の十勝24時間レースでは史上初めてのことがいくつかありました。
ひとつは「海外チームの参戦」。そしてもうひとつが「ディーゼルエンジン車の参戦」。さらには「バイオ燃料を使ったマシンの参戦」。
これら三つ、全てのキーワードに当てはまったのがオランダから遠征してきたRed Camel Racingのセアト・レオンTDi。
排気量2000ccのターボディーゼルを搭載、サーキットの地元・更別村で作られたバイオマス燃料を使っての参戦となりました。
クラブマン・ドライバーもステアリングを握ったことからずば抜けた速さを見せつけるまでには至らなかったものの、ワンスティントが3時間以上という圧倒的な燃費の良さを誇っていました。
8
どんなレースでも優勝すれば嬉しいものですが、過酷な長丁場の24時間レースともなればその嬉しさも倍増しようというもの。
しかも激戦を制しての栄冠となれば、表彰台では喜びを爆発させるドライバーの姿を見ることが出来ます。
今回、ST-1クラスを制して三連勝を飾った「ENDLESS ADVAN Z」の青木孝行選手。
シャンパンを手に、会心の笑顔を見せてくれました。

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