NAPOLEX・Broadwayミニミラー BW-25 レーンチェンジミラー  

近年の自動車は車幅の拡大が進んでいます。
無尽蔵な拡幅は取りまわし性の低下を招き、日常の使い勝手を悪化させてしまいますが、このデメリットを少しでも回避するためにフォルクスワーゲン車は横方向の寸法が小さいドアミラーを採用しました。

鏡面積が減る分、外側は曲率の大きなミラーを採用して視界の確保を図っていますが、残念ながら絶対的な視野面積が不足しているため、パサートでは特に斜め後方に大きな死角が生じています。

左斜め後方はルームミラーを若干左に振り、その上で目視確認をすることでカバー。しかし右後方は目視確認するにも困難な部分があり、合流時などに危険を感じることが頻繁にあるのが現状でした。

そこで安全性向上を図るために装着したのが、ナポレックス社製のBroadway・ミニミラーシリーズ。このラインナップにある「レーンチェンジミラー」です。

大きめの曲率がつけられたアルミミラーが、フレキシブルアームに取り付けられています。台座部分には強力な両面テープが貼られており、室内の適切な場所に貼り付けるだけでOK。

右ドアミラーの室内側に装着しますが、カーテンエアバッグやエアコン吹き出し口などと干渉しないポジションを選ぶことが必要。
幸いにパサートではドアガラス先端のデッドスペースに装着、アームを調整してベストな視界を得られました。

その効果は写真をご覧いただければ一目瞭然。
交差点での停止中に撮影しましたが、右折レーンを接近してくる赤い車両について、ドアミラーではギリギリでボディ後端部のみが見えますが、レーンチェンジミラーではしっかりその存在を確認できます。

パサートの場合、位置関係によっては軽自動車が完全に入ってしまう死角も生じているため、このミラーの効果は絶大。
位置的にも右ドアミラーを見た時点で視覚に入ってくるので、日々の安全性向上に必須のアイテムという印象です。

関連情報URL：www.napolex.co.jp/product/broadway/mini%20mirror.html