函館市|ハセガワストア
今や全国区の人気を誇る"やきとり弁当"!
2010年07月30日

函館出身のアーティスト・GLAYの影響もあって、今や全国区の函館名物となったのが「ハセガワストアのやきとり弁当」。
1958(昭和33)年に創業した地場のスーパーマーケットである「ハセガワストア」。1978年秋に発売を開始した「やきとり弁当」は、今や全国から函館を訪れる観光客が目当てにするもののひとつにまでなっています。
その特徴は大きく2つ。
一つ目は「やきとり」を謳いながらも、その正体は豚の精肉であること。豚肉なのに「やきとり」と称するのは函館のみならず北海道各地で見受けられるのですが、何も知らずに購入したならばフタに描かれている豚のイラストには違和感を覚えるでしょうし、フタを開いて串に刺さった豚肉を見て驚くことでしょう。
二つ目の特徴は、店内で注文を受けてから作る方式であること。ゆえに多少の待ち時間は必要としますが、焼きたてアツアツの美味しさを楽しめるメリットは計り知れないものがあります。また食の安全に関心が高まっている昨今、目の前で作ってくれている様子を見られることは安心と信頼にもつながっていると言えるでしょう。
そんな「やきとり弁当」ですが、メニューは大(609円)・中(504円)・小(399円)の3サイズが基本。この他にもバラエティ(504円)やジャンボ(714円)、デラックス(714円)、つくね(大・609円、中・504円、小・399円)というメニューもありますが、まずは王道の「やきとり弁当」から好みのサイズを選ぶことをお薦めします。
その上で味付けは、タレ/塩/塩ダレ/うま辛だれの4種類があります。個人的にはもっとも食が進むのはタレだと思いますが、ガーリックも効かせてある塩もなかなかの美味しさ。悩んだらメニュー表にはありませんが、ミックスという注文方法も使えます。例えば小サイズの場合は串が3本になりますが、これをミックスにして「タレ2本と塩1本」という具合に注文するわけです。
さて、もうひとつお店のウェブサイトにも出ている必見の情報をご紹介。
写真でも判るように、「やきとり弁当」の器には縁の部分に溝がついています。この溝の使い方ですが、まず串の先を溝から外に出して、フタを閉めます。そして串をまわしながら引き抜くと、手を汚すことなく串を抜くことが出来るという便利なものなのです。
私はこの技に気付く以前に、フタを開けて力任せに一本ずつ串を抜こうとして、勢い余って弁当ごとひっくり返してしまったことがあります。そんな事態をしっかり予知して気をつかってくれている「やきとり弁当」なのです。
なお「ハセガワストア」は函館市・北斗市・七飯町に全14店舗を展開。中でもここでご紹介するベイエリア店や五稜郭店は有名な観光スポットにも近く、週末や休日には観光客で大賑わいを見せる店舗です。
■ハセガワストア・ベイエリア店
営業時間 7:00~23:00
定休日 年中無休
駐車場 店舗前に4台分程度
住所: 北海道函館市末広町23-5
電話 : 0138-24-0024
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