
10月14日 早朝5時起床。 5時半出発。
まだ夜が明けきらぬ頃、エンジンをかけて近隣に迷惑にならないよう、ゆっくりと家を出る。茜色に染まり始めた空をフロントガラス越しに見ながら向かうは西日本最高峰として知られる「霊峰 石鎚」。
満天の星空の下の石鎚山、雲海に浮かぶ天狗岳、神々しいまでのご来光・・・そんな写真を見るうちに「自分もそんな絶景の石鎚を撮ってみたい!」そう思うようになりました。 しかし星空もご来光も撮るには暗い時間からスタンバイする必要がありますが、いきなりド深夜から真っ暗な山道を歩く自信などありません💦 ということで、先ずは下見がてら紅葉真っ只中の山頂を目指してきました!
石鎚への登山ルートは2通りありますが、今回選んだのは石鎚スカイラインを登り「土小屋」から登山を開始するルートです。
石鎚スカイライン~土小屋までは約18kmのワインディングですが、ゲートが開く7時前には既に10数台が順番待ちをしています。
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で、土小屋に着くと駐車場は既にほぼ満車💦 ここで車中泊をしてる人、テッペンで一夜を過ごす人達の車だと思われますが、あさイチで来てこれですよ? まぁ、この日が3連休最後で一番気象条件が良いと思われる日でしたので仕方ないですけど、あと1時間遅かったら駐車場難民になってましたね。
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そして「土小屋」。 写真は撮り忘れたのですが、ここには食事やお土産を売ってる売店、宿泊のできる施設があり、石鎚登山のスタート地点でもあります。
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石鎚山頂まで4.6km! 行って参る!
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気温は14℃。 私の服装はロンTにユニクロのドライTシャツ、コンプレッションタイツに短パン、スニーカーといった軽装。 みん友さんからは「ストックとトレッキングシューズは絶対にあった方が良い」との助言をいただきましたが、「慣れた動きやすい服装なら大丈夫だろう」と考え、ストックもトレッキングシューズも今回はナシ(笑)。
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ここはなだらかな稜線を歩いて行く、初心者でも安心の登山道だそうです。
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「てんきとくらす」や「GPV」を見る限り、かなり気象条件は良いはずなんですが、めっちゃガスってます💦
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この立ち木の向こうが青空だったらメチャクチャ爽快感ある写真になるんだけどなぁ・・・。
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どんどんガスが流れていきます。空気もひんやり。
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所々にこのような標識がありますが、結構歩いたと思ってもそんなに進んでないんですよね。 しかもこの標識を越えた辺りから誰にも会わなくなって一人ボッチの登山が続きました。
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しかもガスはドンドン濃くなっていきます。
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変わり映えのしない景色が続くので苔とか撮って遊んでみる。
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結構歩いたのにまだ1kmもあるの!? って感じです。
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そしてこの辺りからチラホラと色付き始めた木々が出迎えてくれます。 流石は西日本最高峰、紅葉も四国で一番早いんです。
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そしてここが一つの区切りでもある「二の鎖」。 ここは霊峰。修行の場でもあるのでほぼ垂直の断崖を鎖だけをつたって登る「鎖場」があります。私はもちろん鎖など興味もないので迂回していきます。
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余談ですが、私がフォローしてるインスタグラマーさんは鳥居のすぐ下のこの小さなスペースで3泊4日のテン泊をしたらしいです。女性一人で( ̄▽ ̄)
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やっと山頂まで0.5km! ここからはずっと階段なのですが、これがキツかった!
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ここまで登ってくると木々も鮮やかに色付いています。
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ホラ。きれいでしょ?
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というか、ガスが晴れる気配がないんですケド?
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そしてついに頂上! でもガっスガス(涙)。 これが一番の目的の「天狗岳」なんですが、殆ど姿を見せてくれません。
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ここでじっと待つこと1時間。 すこーしづつ・・・
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すこーしづつその姿を見せてくれるようになりました! 霧の中の天狗岳。カッコイイでしょ?
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そしてついにその姿を現してくれました。 周りからは「おおぉーー!」の声が。 色付いた木々を纏った天狗岳はカッコイイ! この写真を見ながら「もう少し引いて撮ってもいいのでは?」と思うかもしれませんが、私の背後にはカメラマン、一般の登山客でごった返してるんですよ。 だからこの最前列がベスポジでした。 しかもお昼時だったのでみんなカップラーメン食べてるから山頂で結構な風が吹いてるにもかかわらず辺りはカップラーメンの香りが充満してます(;'∀')
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振り返ると稜線が綺麗ですね。
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満足のいく写真が撮れたので下山を始めると、そこへ一機のヘリが。
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どうやらドクターヘリのようです。何度も旋回し、救助活動をされてました。大ケガでなければいいのですが・・・。
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下山中は登りよりも濃い霧が発生していたのですが、ここで今は活動を停止してるスポンジボブのアイコンのみん友「適当男」さんが以前に霧の中の木々を美しく撮ってたのを思い出して真似して撮ってみました。 やっぱりあの人みたく上手に撮れないや。 適当男さん、元気かな?
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登山って初めてでしたが、すれ違う人に「こんにちは~」とか「お気をつけて~」と声を掛け合うんですね。人との繋がりがすきな一文無し。は頂上での絶景と同じぐらいに嬉しい経験ができました。
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今回私が登ったルートの平均的な所要時間は登り2時間半、下り2時間だそうですが、登り2時間、下り1時間半と平均よりも早いペースで往復できたのでちょっと自信が持てたかナ。
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石鎚には神様が住んでると言われています。その絶景のあまりの神々しさに神様に例えられるのだと思いますが、自分も「石鎚の神様」に会うために何度か登ってみようと思いました。
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今回も最後まで読んで頂きありがとうございました。
SEE YOU!
Posted at 2019/10/15 23:52:36 | |
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