
どうも雪乃7150です。
アクセラも納車から9年が経ち、走行距離も31万キロを突破しました。
そんな時、ふとこんな情報が飛び込んできました。
『中古車 2.2XD サンルーフ ソウルレッド 前期の MTアクセラセダン』
ってそれは私の唯一憧れている特別限定車ではないか!
しかもソウルレッドって!
私は自分のアクセラセダンを大変気に入っていて、9年経つ今でも納車当時から気持ちは変わっていません。
むしろ当時より大きいぐらいです。
他車種に興味はほとんどなく(乗り換え的な意味で)、もはやずっと一生乗っていきたいと考えています。
いざとなればエンジン載せ替えや、ヘッドライトが黄ばんできた際は新品に交換するなども予定しています。
そんな私ですが、唯一心許す存在がこの
『特別限定車 XDのMTアクセラセダン』なのです。
このアクセラセダンならエンジンや排気量、トランスミッション変わりますが、見た目の姿や形は全く変わりません。
私はこのBMアクセラセダンの前期が一番好きなのです。
さらにもうひとつ、実はずっと決めている事があります。
もし、やむなく乗り換え時が来てしまったとしたら、次の愛車はMTをマイカーとして所持したい・・・と、このアクセラを乗っている数年の間に決心したことがあります。
それはそれで楽しみです。
その時マイカーとして迎える車種は何だろうか。
MAZDA3か、それともSUVをデビューしてCXだろうか。はたまた他社に変えているだろうか。
でも、可能ならセダンがいいな。
そして同時にサンルーフは外せない。そしてさらに言えばそれは、できるならアクセラセダンがいいのだが・・・。
それを今すぐに叶えてくれるのが、この特別仕様車の前期XDアクセラセダンなのです。
BMアクセラセダンの中でMTの設定があるのは
15C、
15S、
15ST(後期含む) ただしサンルーフ設定はありません。
一方サンルーフ設定があるのは
HYBRID-SのLパケ(後期含む)。
だけどハイブリッドなのでMT設定はありません。
後期のBMアクセラのXDはレギュラーとしてラインナップされたが、なぜかセダンにMTの設定がなくなるという謎な仕様。
つまりアクセラセダンでサンルーフとMTを同時に組み合わそうとしたらこの特別仕様車しかないのです。
中古市場にもなかなか玉数がない。しかもソウルレッドという色の組み合わせも来た。
それが今、このタイミングで現れた!
確かに、いま乗っているアクセラは既に31万キロを突破し、今年で9年を迎えます。
充分楽しんで来ることができたと考えれば満足かもしれない。
『人生は一度きり。自分にとって後悔の無い選択を』
という声もあります。
では、乗換も良いだろうか。
同じ姿のアクセラセダンだ。
パーツの流用も効くし、今気に入っているパーツを自分の手で移植させれば、今のアクセラのすべてを手放さなくても済む。
パーツの流用が効く場所
・フロントバンパー、デイライト付ウインカー、ナンバーオフセット、ホーン
・シートカバー、アルミペダル、ラッピング済みのインパネガーニッシュ
・マツコネモニター周囲やエアコン周囲のガーニッシュ
・リアガーニッシュ
・カーボン柄アウタードアハンドル
・後付けシートヒーター(後部座席へ)
・ワイパーブレード
・デジタルイナンーミラーやミラーベース
などなど
パーツの流用が効かないもの
・フロントグリル(レーダー無車用のため)
・インテークサクションキット(ガソリン用のため)
・スポーツインダクションボックス(MT車には取付不可)
・エンブレムイルミネーション(レーダー付車には取付不可)
・パドルシフトエクステンション(MTにパドルは無いため)
・エクゼ製シフトノブ(MT車のため買換えになる)
・内装トランクカバー(BOSEのスピーカーがあるため)
・加工したスピードメーター(グレードが違うため)
・アウタースライド型サンルーフ
・内装ブラック
などなど
流用できるか不明
・タワーバー
・バッテリー
・車速ロック
・スロコン
移設したいDIY
・デイライト・ウインカー時消灯機能
・全ドアLEDカーテシライト(魂動動作付)
・全席LEDフットライト
・LEDロング・エンジンルームランプ
・LEDロング・トランクランプ
・デイナイト・ホーンシステム
・多機能LEDインジケーターランプ Ver02
・オリジナルトランクオープナー Ver02
・アクリルスタンド・パネル照明(ASP)
・ウェルカム・アクリルスタンダー(WAS)
・ASP リバースアシスタント機能
・キャンセラーレス・オートi-stopオフ
・車内アウターシガーソケット
・オリジナルLパッケージ
・ABCDEFGHボダン移設
やってみたいこと
・純正のHUDは取り外すことが可能で走れるという事は知っているので、そこに今付けているHUD-C1を移設したい
これらを実現できれば、今のアクセラの特徴的なものはそのままにXDアクセラを実現させることが出来る。
こうすれば良い所取りである。
これは同じ車種での乗換ということでしかできない。
例えるならピッコロの融合のようなものか。
その為には
乗換えではなく、一瞬2台持ちにし、1年かけて自宅でパーツの移植を行う。
あと1年で今のアクセラはちょうど10年になる。
30万キロ突破に加えて10年は乗っていたい、それをこのアクセラのひとまずのゴールとして考えていたこともあり、そういう点でもベストなタイミング。
でも、本当にそれでいいのか。
今まで9年もの間、大切にしてきたし、毎週洗車もおこなってきた。
気に入っているDIYも数多くあるし、高い金額を出して夢を叶えたアウタースライド型サンルーフの存在もある。
それらを捨ててまで、この特別仕様車には価値があるのか。
他にも、万が一を想定した場合など色々考えられる事もあり葛藤が始まるのでした。
夢を実現させた方がいいのか。
夢は夢のままがいいのか。
数年前も同じことで悩んだことがありましたが、まさに歴史は繰り返す・・・
【夢は夢だから良いのか、夢は叶える方が良いのかという葛藤】
では、自分が本当にわくわくする方を選ぼう。
まずはXD
・2.2XDの運転する楽しみは、過去のオフ会で何度も何度も体感させてもらい、今でもそれは忘れていません。あれは良かった!今でも強くそう思っています。
・例え乗り換えてもまたも前期のBMアクセラ。パーツの移植は時間がかかるが、今のアクセラの姿の一部を引き継いで楽しむ事ができる。こんな楽しい事はそうそうできるものではない。
・マツダのディーゼル音は好きなので、それが日常的になるかと思いといてもたってもいられない(笑)
つづいて今のアクセラ
・実はまだやりたい事がある。このアクセラでは日本全国をドライブしてきた。残す場所は沖縄県だけであり、今年の夏にそれを実行する。
・あと約1年1カ月で納車から10年を迎える。前車プリメーラがそうだったように、このアクセラでも10年を超えて乗りたい。
・このアクセラセダンは納車から一貫してずっと大事にしてきた。最後の最後まで乗り続け、本当の本当に限界が来た時、どのような最後になるのかまで見届けたい。
・先日の四国&九州ドライブの続きをGWに行う。そしてブログを更新させたい。
さすがに、このXDアクセラセダンを購入しつつ今年予定している遠征ドライブの実現はちょっと無理がある。
九州や沖縄は逃げることはないが、そういう遠征が実現させる勢いが今しかないのも事実。あれもこれも全部というのはなかなか現実的ではない。
今の段階で、これを天秤にかけて比較すると、このようなイメージになります。
XDの方が軽い!
圧倒的今のアクセラセダンの方に傾く。やはり9年の積み重ねは重い。培ってきたものの重みがあるので当然です。
では、夢は夢で諦めたらいいではないか。
そうなればこの話は白紙。なにごともなかった事として、予定外にお金もかからなくて安堵するだろう。
しかし、そうもいかないのが人の欲というもの(笑)
こんな事を頭の中でぐるぐるぐるぐると考え、悩みに悩んでしまいました。かなりしんどい状態(笑)
実物を見てから考えよう!
そう思い、兵庫県にあるお店に予約を取り、実際に向かったのでした。
写真はNGだったので実物を載せられないのが残念ですが、舐める様に目に焼き付けて来たのでここに書きます。
外装(いいところ)
・全てのマツスピエアロ、リアスポイラー(ブラック)、ドアミラーガーニッシュ、シグネチャーウイングイルミネーション、
LEDフォグランプブルーイルミネーション付、アッブグレードホーン、キャリパーペイント(赤)が装備されている。
・20インチホイールを履いている。タイヤもそう古くないし山もある。
・サスなどの足回りは純正。ヘタリも無さそう
・カラカラのディーゼル音
・ヘッドライトは多少くすんでいるが、アイラインを付ければ隠れるレベル。
外装(わるいところ)
・コーティングがされておらず、雨じみがひどい。
・洗車機キズのような跡が無数にある。
・助手席側フェンダーには深い擦れ傷がある。
・色褪せが始まっていてツヤがない。
・全てのホイールがガリ傷だらけ
内装(いいところ)
・ステアリング、シフトブーツ、マツコネコマンダーなどは汚れやチリひとつ無く新車の様にサラサラしている。
・ルームランプ、バニティランプは白色LEDに交換されている。
・車検証入れがオプションの純正のものになっている。
・社外のアルミペダル(シルバー)が装着されている。
・トランクを含めゴミひとつ落ちていない。
・サンルーフの存在。動作は問題ない。
内装(わるいところ)
・助手席含めてシートはシワや傷が目立つ。破れはない
・ETCの取付位置がグローブボックス内(これは仕様だから仕方ないが)
その他
・夢を叶えるなら手の届く価格。当時の価格を考えたら破格。営業さんの対応も親切かつ丁寧。
・走行距離が7万キロ代。31万キロを経験してしまうと新車のように感じる(笑)
・MT、サン―ルーフ、ディーゼルなので軽油、セダンであること。
・コーティング施工すれば小傷は隠れそうなレベルではある。
総評として
単体で見たら外観の色褪せは感じないが、自分のアクセラと比較するとあきらかに違う。営業の人も言っていたが色褪せが始まっているとのこと。
パンパ―などのパーツ移植も考えていたが、もはやそれはしない方がいいかなと思うレベル。
内装はキレイなので、車外と車内のギャップがかなり激しい。
やはり、もしこのXDアクセラを購入するにしても乗換えはない。
2台持ちするに留まる。
今のアクセラを今まで通り大切にお金を掛け、こちらのアクセラはハイドラバッジ回収などの役目を担うことになりそうです(笑)
日常的には通勤車になります。
ただしMTでありディーゼルでトルクがあり燃費も良く燃料費も安く済むので、2台持ちしたらしたらで結局どっちも同じ位愛着が出てきてしまうことになるのは
目に見えている(笑)
そうなると今のアクセラの扱いが中途半端、あるいは置いてけぼりになる危険性もあり、ここまで9年大切にしてきた経緯、培ってきたものを無駄にすることにも。
ましてや過走行車であり、通勤でも使わなくなるとなると余計にエンジンが悪化したりバッテリー上がりの一因になることも考えられる。
結論!
今のアクセラの次期後継車として考えることはできないと判断しました。
とはいえ、憧れの特別仕様車 MTのXDアクセラセダン。唯一乗り換えても良いかなと思える異質な存在であることは間違いありません。
見積書を頂いてお店を後にしました。
ラーメンを食し、せっかく来た兵庫県を少しだけ観光しました。
こういう観光巡りもまだまだ続けたい。
いまのアクセラを大事にしよう。
これからもよろしく。