
前々からTS-Xシリーズのスピーカーが欲しいなぁと思っていましたが、自分の欲しい型が出回らないのでほぼ諦めていました。
狙っていたのはTS-X15Ⅱ、TS-X60、TS-X90
どれも高価で
状態が悪くても4、5万は覚悟しないといけません。
特にTS-X90は当時1 1万オーバーのスピーカーで
TS-Xシリーズ最高額??の代物でして
まずヤフオクなどで見かける事もありませんでした。
当時買う人も少なかったってのもあると思います。
イルミ付きってだけで当時物のスピーカーにそんなに出せるかっ
もう安く出ているTS-X66あたりで妥協するか…
なんて思っていたのですが!!
やっぱり欲しい……
なんだかんだ毎日色んな所をチェックするようになりやっと先日手に入れる事が出来ました。
ボロボロのTS-X90です。
鯛は腐っても鯛!!笑
ってこんな感じの時に使うんでしたよね?笑
いやーーついに買っちゃいましたよー(^^)
ご覧のように背面のパネルなんてペローンととれちゃってます。
TS-X60とTS-X90はツイーター部分の高さが上下して低音を好みの音に変化させる事が出来ます。
こんなギミックが凝ったスピーカー見ているだけでテンション上がります( ´∀`)
この部分が壊れていない事が一番助かりました!
さてさてバラして綺麗にしていきましょう~
パッカーーン
綿菓子が沢山入ってますね~~
左側がツイーターをせり出すギミックのギヤボックス部分です。
右がウーハーなんですがマグネットが超大きいですね!
いかにも良い音がしそうです。
実際にバラす前に音のチェックもしたのですが
ボックスタイプのスピーカーでは今まで聞いた中では一番良い音がしました。
4wayでしかもアンプ内蔵なのですが想像以上!!

基盤部分です
こちらは問題なかったです
とても綺麗な状態でした。
前に直したインジケーターは基盤ボロボロで
ハンダにクラック入ったりしてましたが……
年代が少し新しいので中身の状態が良いのかもしれません。
ウーハー裏
錆びもなく綺麗だと思います。
この部分のエッジが破れている事が多く
四角いウーハーなので交換品が出回っていないので最悪自作しないといけません!
コイツは少し汚かったですが破れは無かったです。
ギヤボックスも一応掃除する為に分解してみます。
モーターでギヤを回して上下させて
更に軸で左側に駆動を伝えてツイーターが今何㎜動いているかセンサーが付いてます。
センサーといってもアナログな物ですが……
フロントパネルにはUPとdownのボタンがあり
一回押すごとに2㎜移動して
デジタル文字で常に何㎜上がっているか表示しています。
毎回思いますが昔の日本製の製品には驚かされます…
こんな遊び心今の製品には絶対真似出来ないでしょう
フロントパネル部分
ツイーターが上がると見えてくる解説図のようなモノ…
演出がエグいですね(*´∇`*)
バラバラにしているのにテンションが上がる…
カッコイイ~
ギヤボックス外してと
ツイーターボックスもバラして掃除します。
見えにくいですが右側にもスピーカーついてます。
この3つだけでもかなりの重さです。
フロントパネル部分
ツイーターボックス部分
中和洗剤でシャカシャカします。
30年以上のホコリがたっぷりと詰まってます。
グリスも洗い流します~
ダメージの酷い部分は塗装します
ただ当時の塗装が日焼けしてますので同じ色にするのは素人の僕にはまず無理です
似たようなシルバーを用意したつもりでしたが
綺麗になりすぎちゃいました……
掃除して塗装して組み上がった状態です。
メッシュ部分も塗装してクッキリです
中のメッキも全て取り外して掃除してやりました
少し錆びてましたねぇ( ´△`)
だいぶ組み上がってますが
あとはギヤボックスにグリスアップして組み込みます。
本当はもっと細かい造りを紹介したいのですが
また今度という事で(^-^)
配線メチャメチャですが完成しました。
左右MAX40mm上げている状態です。
高音も低音も綺麗に出ています
なんとなく綺麗になったでしょ~~
イルミもバッチリです。
背面のイルミだけじゃなくツイーター部分も一ヵ所光るみたいです。
これは暗くして見て初めて気付きました(*´∇`*)
カッケェーーー( ☆∀☆)
かなりざっくりでしたが
TS-X90を軽く綺麗にした報告でした。
70に載せるか迷うなぁ……
デカイし超重いんだよなぁ(笑)
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2018/02/25 22:36:07