そろそろアップしないと旬が過ぎてしまいそうなので・・・(汗)
昨年の1月初めの3連休には念願の「旭山動物園」を訪れてきましたが、今年はまったく反対側、沖縄は石垣島まで出かけてきました。
最近定番になりつつある節約旅行。今回も岡山=那覇間はJALマイレージ特典航空券を利用したため、実質交通費は沖縄=石垣間の旅割チケットとレンタカー分、あとはホテル代程度で事が済みました。
←岡山から那覇に到着したばかりのJTA11便、実はこの機体がそのまま僕の乗る石垣行きJTA608便に変ります。タイムテーブルから予測はしてましたが、案の定そのとおりになりました。そこでついでにあらかじめ席番も同じ6Kにしておきました(笑)
・・・かといって那覇到着後そのまま席に居座っているわけにはいかないので、一旦搭乗待合室に出なくてはならないのはもちろんのことです。
岡山からの那覇到着が15分ほど遅れたこともあり、石垣行きも10分程度の遅れで出発しました。

石垣空港到着。ボーイング737クラスの小型ジェット機を就航させるためには本来2000mが必要な滑走路がここは1500mしかなく、石垣空港名物の超急制動を初めて体感します。
さらに最近めずらしくボーディングブリッジではなくタラップで降りる空港です。前述のような訳で別の場所に新空港の計画が進んでいるため、今更ここにブリッジを架けることはないでしょう。

まずはレンタカーを調達して島内めぐりへ。最近僕のブログではおなじみのトヨタヴィッツです。今回はエメラルドグリーンの車体。何となく南の島にマッチした色で、ちょっと嬉しかったりします。

まずは石垣島随一の観光地、川平湾(かびらわん)へ。この日は南国石垣島にそぐわないような天気で、現地の人曰くこの冬一番の寒い日になったそうです。さらに強風のためグラスボートもすべて欠航。晴れていればそれこそ美しい写真になるんでしょうが、この程度でご勘弁を。

続いて石垣島最北端の岬、平久保崎へ向かいます。川平からは約50km、一時間ほどのドライブです。ちなみに石垣島を一周すると約120km。昨年ゴールデンウイークに行ってきた宮古島よりは若干広い島、ということになります。
途中の牧場には黒い体の牛が数多く放牧されています、これがかの有名な「石垣牛」なんでしょう。

平久保崎に到着。灯台に向かう遊歩道を歩いているとものすごい北西風が吹き付けてきます。よく飛行機が欠航にならなかったものだと思いましたが、石垣島の中央部には東西に山が連なっており、沖縄県で一番標高の高い山も石垣島にあるそうです。したがって空港のある島南部は北風の影響を受けにくいのかもしれません。

再び南へ向かい、玉取岬展望台へ立ち寄ります。
相変わらず強い風で、写真だけ撮影して早々に退散。そろそろ夕方近くなったこともあって、ホテルへ向かうことにしました。

2泊3日の旅の宿、今回はここ「ホテルピースアイランド石垣イン八島」となります。
予約してから気づきましたが、ここはタレントの島田紳助さんの沖縄本で紹介されてました。値段の割りに設備がいいですし、駐車場がタダというのがありがたいです。
僕は早期予約したこともあり、1泊朝食付き¥4,500で泊まることができます。
でも外観といい内装といい、ホテルというよりはどうしてもワンルームマンションとしか思えない造りがまた・・・(笑)
おそらく途中まではワンルームマンションとして建設されていたものの、何らかの事情でホテルにせざるを得なかったのではないでしょうか?

↑ついでですが、石垣島では地上デジタルはNHKしか映りません(爆)
・・・・すっごい間延びした番組表。
ちなみにアナログでは民放を放送してます。(ただし2局だけ)何でも民放の地上デジタル化はあまりに巨額の投資が必要となりため、未だに開局の目処が立ってないそうです。
石垣島はさすが日本の西の端に位置するだけに、この時期午後6時半を過ぎているにも関わらず外がまだ明るいです!(そのかわり朝は7時でもまだ暗いですが・・・・)
そんな中街をうろうろしつつ、1軒の地元料理を食わせる店に。

沖縄に来たら必ずオリオンビールをいただきます。ビールのあてに頼んだのが沖縄の豆腐3種盛。
左上から反時計回りに「豆腐よう」「スクガラス豆腐」「ジーマミー豆腐」になります。中でも気に入ったのが「ジーマミー豆腐」。ピーナッツをすりおろして固めたものですが、これが思いのほか美味かったです!

ちょっと時期外れのような気もしますが「ゴーヤーチャンプルー定食」を食べてすっかり満腹。本土で食べるゴーヤーに比べて苦くないように思うのはやはりその土地で取れた作物ゆえのことでしょうか。再び土産物屋をひやかしたりしながらホテルに戻りました。

翌日はまずガイドブックで見た「石垣島鍾乳洞」に向かいます。
沖縄本島南部の「玉泉洞」は有名だと思いますが、そこと同じグループ企業が開発したみたいです。

思ったより内部は広く、ほとんど頭をかがめないで歩くことができます。

↑ここで一番の見もの、「トトロ鍾乳石」らしいです(笑)

続いてすぐ近くの「石垣やいま村」へと。沖縄本島の「琉球村」みたいな施設で、昔の住宅を移築集積したところです。

お昼は「八重山そば」。ソーキそばとの違いは上に乗ってる具がソーキのかわりに、石垣の三枚肉の細切りと石垣かまぼこの細切りが乗ってることみたいです。

ここは「唐人墓」。100年ほど昔中国からアメリカに「苦力(クーリー)」という労働者として送られる中国人が移送途中に船内で反乱を起こし、石垣島に逃げてきたという事件がありました。逃亡したほとんどの中国人はアメリカによって捕捉されたり中には亡くなったりしました。その後終戦後になってその人たちを奉るために中国と石垣島の人たちが共同で建てられたのが、この唐人墓になります。
唐人墓を訪れた頃から急に天気がよくなってきました。そこで珊瑚の海として有名で、前々から一度見てみたかった「白保海岸」へ行くことにしました。

国道から海岸に出る道がわかりにくくて、何度か行き止まりにぶつかりながらもやっと海岸に出ることができました。天気がよくなったおかげでなかなかキレイな写真になりましたね~

地図をみたら大きなダム湖のようなものがあったので、立ち寄ってみました。
主に農業用水確保のために建設された「底原ダム」石垣牛の育成にも一役買ってるのかもしれません。

石垣島唯一のトンネルである於茂登トンネル。沖縄県で1番長いトンネル(1174m)だそうです。宮古島は山のないまっ平な島でしたが、石垣島は起伏に富んだ島なんですね。
時間があれば近くの離島も訪ねてみたい所ですが、いかんせん2泊3日の駆け足の旅、そこまで回りきれません。いつかは1週間くらいかけて八重山の島々を巡ってみたいものです。
再びホテルに戻り、今夜も地元料理のお店へ!

いろんなものがちょこちょこ食べられるという店のお薦め定食です!
・・・・・・・そういえば石垣牛を食べてないことに後で気づきました(汗)
3日目、いよいよ最終日です。安い運賃の旅割が使える便を選択した都合もあり、11時までには空港へ行かなくてはなりません。この近くで何かないかな~?と、見つけたのがここ!

市街地の北側にある展望台まで行きました。

ここから見渡しても、石垣島はいかに珊瑚礁に囲まれた島であるかがよくわかります。エメラルドグリーンに見えるのが珊瑚礁のある場所で、島に出入りする船は船長の力量により、うまくその間をぬって航行してゆくのだそうです。

11時前にはレンタカーを返し、空港まで送ってもらいました。今日も冬の沖縄にしてはいい天気に恵まれました。空港から自宅にTELしてみると、朝からものすごい吹雪になってるとか・・・。この時間の石垣の気温が18℃。春みたいな陽気です。日本って本当に広いんだな~、とあらためて実感!

再びタラップで那覇行きのJTA608便、ボーイング737に搭乗します。
・・・・・ここでちょっぴりオトクな目に遭ってしまいました!

↑ご覧のとおり、「クラスJ」のシートに座ることができました!
JTAのボーイング737はこれまでずっとオール普通席のモノクラスで運行されてきました。ところが今年4月からついにJTAでもクラスJの設定が設けられることになるのですが、現在手持ちの機体を順次シート換えしていることもあって、便によっては4月までクラスJのシートを普通席として運行している機体があります。
たまたま今回旅行の1週間ほど前に機体変更のメールが入ってきて、変更後の席番は「84A」。つまり「クラスJ」のシートになるということがわかりました。
おかげで¥1,000払わずに、クラスJのゆったりシートに座ることができました(笑)
那覇空港に戻り、岡山行きのJTA16便まで3時間半ほど時間が空きました。この時間を使って那覇空港内売店で「ブルーシールアイスクリーム」を発送手配。(石垣島で送ろうかと思ったんですが、店が見当たらなかったんです・・・)
モノレールで国際通りまで往復してきたらだいたいいい時間帯になりました。

今回最後のフライト、岡山行きJTA16便です。実はこの機体、僕が石垣から乗った608便がその後宮古島まで往復してきた機体です。ですから帰りも、2便とも同じ機体に搭乗とするいうなんとも不思議なことになりました。

さらにまたまた¥1,000が不要の「クラスJ」!
このJTA16便もJTA608便と同じ席番を予約していたため、機体変更による座席変更でこのような結果に。
・・・・・後ろの普通席のお客さんに申し訳ないみたいです(笑)

鹿児島付近にて。冬型の気圧配置が強まっているそうで、この下では雪が降ってるらしいです。強い季節風のため帰りは岡山空港に5分早着となりました。
こうして2泊3日の石垣島遠征も無事終了。この後吹雪の高速道路を蒜山へと向かうことになりました・・・・
翌日朝、蒜山の最低気温はマイナス11.4℃を記録。未だにこの冬、この朝以下に気温が下がった日はありません。前日の石垣島は18℃超え。1日で30℃以上の気温差を体感してしまいました・・・・