
こんにちは。暑い一日でしたね。昨日との一番の違いは蒸し暑かったこと!
4月にスタッドレスタイヤから夏タイヤに交換して以来、各車の空気圧をチェックしてなかったのを思い出しました。ISは先月の点検で調整したのでおそらく大丈夫でしょうが、スープラとアイは4月初旬に点検して以来そのままになってました。
まずはアイから調整。思ったほど減少してなくて空気圧計は規定値の200KPaを示しました。ただし僕はいつも規定値より1割ほど多めの空気圧に調整します。アイの規定値は200KPaですから、220KPaまでアップさせました。
続いてスープラ。規定値250KPaですが、こちらも1割増で280KPaにいつも調整していました。コッチは前輪が30偏平、後輪が35偏平なのでエアの減少率は激しいです。後輪が220KPa、前輪に至っては180KPaまで落ちていました。偏平タイヤは空気圧の減少が見た目わかりにくいので、あまり減ってないように見えても測ってみると思いのほか減少しているので驚きます。
空気圧不足の偏平タイヤはそのまま走行すると燃費の悪化はもちろん、ショルダー部ばかり磨耗してトレッドセンター部ばかり溝が残るというような形になりやすいです。
さらには高速走行時にバーストを起こしやすくなるので、なおさら注意が必要です。
とりあえず前後とも280KPaに調整して、終了!
ところで窒素ガスをタイヤに充填すると空気圧が減りにくい、といいますが、これってどこらあたりまで効果あるんでしょうね・・・
一説には窒素分子は大きいからゴムの分子を通りにくい、と言われます。
ちなみに空気の成分の78%は窒素で、残りのほとんどは酸素(約20%)ですが、高校の化学でも習ったように窒素と酸素の分子の大きさってほとんど同じです。
だからこの説はあまり当てにならないような気がします。
窒素は空気より比重が軽いから、という説もありますが、これもだからどうなんだという感じですね(笑)
あと影響を与えそうなものといえば空気中に含まれる水蒸気です。これが一番影響がありそうです。水が水蒸気になると体積が1000倍になりますから、タイヤの中に水分が入ると確かに影響しそうです。
ただ、僕の会社でも使っていますが、塗装に使う圧縮空気を作るコンプレッサーには脱水機能が備わってます。梅雨時期なんかには結構な量の水が排出されます。これで作られた圧縮空気はほとんど水分を含んでません。この圧縮空気をタイヤに入れると水蒸気の影響も低減すると思います。
一般的に窒素ガス充填を勧められるのは、この水蒸気対策が一番影響しているのではないでしょうか?
ということで、タイヤというものは窒素を入れようが空気を入れようがどっちにしても時間が経てば圧が下がります。特に偏平タイヤはバルブ部分はもちろん、ショルダーが薄い分ホイールのリムにタイヤのビートが密着しにくくて、この部分からも漏れやすくなります。
偏平タイヤを使う方は最低でも2ヶ月に1回は空気圧を調べることをお薦めします!
(燃費もよくなって、エコにもなりますからね)
Posted at 2007/07/25 18:27:17 | |
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